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2005年04月22日

黒海を涙に染めて

あれ、黒海方面行かないの?
せっかく黒海の入り口まで来たのに~

と相棒がのたまうので、
本日は予定を変更して黒海を探検してみることにしました。
黒い海。英語で言うとBlack Sea
…そのまんま。


地中海より地中の海

まぁ、こんだけ広い海なんだから、町のひとつやふたつはあるでしょう。
あのバルト海を乗り越えたわたしたちなら、大丈夫よ。
…バルト海よりヤバいっていう噂を聞かないでもないけど…。

通りすがりさんと通りすがったら、いざ黒海へ!


名もなき住人

いやぁ、いるわいるわ。 ((∇ ̄ )(  ̄ ∇))
あっちもこっちもオスマンオスマン、ガレーガレー。
なんか見たこともないような、でっかいガレー船まであるし。


ガレー花盛り

あそこまで大きいと、もう帆船でいいじゃんっていう気もするけど…。

あ、なんか町が見えてきた~。
よし、さっそく上陸よ。


なんか足らない

…あれ?
あのー、このカッファっていう町、上陸できないんですけどぉ。
もしもーし、誰かいますか~。(  ̄o ̄)y

むぅ、返事がない。ただのしかば… じゃなくて、
これがひょっとして、あの噂の補給港ってやつ…?

むぅ、そういうことならしょうがないわね。
ちゃちゃっと補給だけすまして、おいとましましょうか。

きっと奥には、もっと違う町があるわよ。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


ちょっとがっかりしながらカッファを出港したわたしたちに、
黒海は本格的に牙をむいてきました。


オスマン艦隊参上

いやもうね、さすがにこれだけの艦隊は相棒でも厳しいからね。
迷わず停戦協定状を使って、逃げの一手ですよ。
協定って、何を取り交わしてるのかよくわかりませんが。
普通に売ってるってのがますます謎ですが。

そうやってのらりくらりと逃げているうちに、
新たなる町が水平線上に見えてきました。

よーし、今度こそ上陸よっ。


わたしを泣かす気?

ま、また補給港…。o(ToT)o
イスタンブールで買った交易品もさばけないじゃない…。
この頃の黒海沿岸には、大きな町がなかったんでしょうか。

要はアレね。商人にはまったく無縁な地だったってわけね。
勉強になったわ。

さて、イスタンブールを経由して、地中海に戻りましょうか。


もう泣きそう

わかったっ 帰したくないのはわかったって!
たまにしか人がこなくて、寂しいのも充分わかったからっ。

だからお願い、帰して~。


ひっ、ひどいやっ

なにも停戦協定状使ったすぐ後に、後ろから襲ってくることないじゃない…。
何のための協定だかわかんないわよ、これじゃ。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


ふぅ~ へ(×_×;)へ
なんとか生きてイスタンブールにたどり着けたけど…。
いや、疲れたわ… ホント。

疲れたから休憩休憩。


けほけほぐるぐる

水タバコ一服目(っていう数え方でいいの?)で撃沈…。
まぁ、お魚をおろしながらお酒を飲んで、その後だったからねぇ。
どうもわたしの体には合わないらしい。
中東の文化圏では生きていけない体なのね、きっと。

イスタンブールで休憩をとったわたしたちは、
一度アテネに戻り、そこから東地中海の奥に向かうことにしました。

まずはそのままアテネを南下して、


牛は売ってませんか?

クレタ島はカンディアに上陸。
父さん母さん、わたし今日やっと新しい町に上陸できたよ。
あぁ、この喜びを誰に伝えよう。

ここクレタ島にはクノッソス宮殿という遺跡があるみたいだけど、
これは見ることができるのかしらね。
ミノタウロスなんか出てきたりして。

では、続いてさらに東に向かってみましょう。
そうすると見えてくるのは、
中東の中心都市と言っても過言ではない大都市、ベイルート


セピア色の町

あれ、なんか飛ばした?
あぁ、あの島ね。あそこはまた今度行くわ。

ここベイルートにはチャドリとチャドルが両方とも売ってるっていうから、
早速買ってみました。
ホントなら仕立て道具を使って赤く染めたいところだけど、
なんでかこの辺って仕立て道具が売ってないのよね。
こんなことなら買いだめしておくんだったよ。


とりあえず白で

うん、いい感じに似合ってるじゃないの。
やっぱいい女はなに着てもキマるわね。☆~(ゝ。∂) ヾ(°∇°*) おいっ
っとすかさず自分つっこみしつつ、今日はここまで。

投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 13:41 | コメント (4)