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2005年04月26日

振り向けばゴードンがいる

今回もいつも通り、激しくネタバレしてます。
イングランドの皆さまは心してお読みくださいませ。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


というわけで、厳しい向かい風の中、やってきましたヴェネツィアへ。
そこに行けばまぁ、回教圏での上手な商売の仕方を教えてくれるみたいなので。

商売ねぇ… わたしは普通にできてるけどなぁ。
まぁ、相棒の通訳を通してだけど。

商売といえば交易所。
交易所でイベントマークをつけたおじさんが手招きするので、
さっそく話しかけてみました。


そうなのよ

なんかね、痛み止めとか包帯とかをいっぱい買わなきゃいけないのよ。


びししっ

ほぉらね、やっぱりわたしたちのせいじゃないんだ。
なんかいつもと勝手が違うから、おかしいと思ったのよ。
で、この男のいったいどこがいけないのか、ずばびしっと指摘してあげてくださいな。
これ置いて、わたしたちだけで行きたいけど、
どうもそういうわけにはいかないらしいし。


異邦人

しないと入れないし

こっどぉもたっちが~ そっらぁにむっかい~
りょぉてをひ~ろ~げ~♪

異邦人、いい歌よね。
って、そんなこと言ってる場合じゃない。

やっぱあんた、あの格好のまんまでオスマン帝国の町をうろついてたのか…

… … …

ばっかじゃないの


衝撃の真実

今更気づいたって遅いわよ。
一緒にいたわたしまで、変な目で見られたじゃない。
これからの商売に差し障りがあったら、どう責任とってくれるっつーのよ。

だいたい、よくその格好で町に入れたものよね。
そっちの方が不思議だわ。

まぁ、運良くこのヴェネツィアに、腕のいい仕立屋さんがいるみたいだから、
バッチリ決まったオスマン衣装を作ってもらいなさいな。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


というわけで、仕立屋さんを探し始めたわたしたち。
ホントなら酒場あたりでのんびりしていたかったんだけどね。
あの男、ひとりじゃ何にもできないんだから…。


トルコ風

"よくできてる"っていうのも、なんだか微妙な表現よね。
なんだか、あくまでレプリカでしかないってことを強調されてるみたい。
まぁ、髭はあった方がいいかもね。髭は。

こんなに評判になるくらいだから、そうとう腕はいいんでしょうね。
それなりの金額を要求されたりして。


値段に敏感

ほらね、やっぱり。
ま、しょーがないね。
一日も早く医薬品を持ち帰るためだし、
この際金額の多少には目をつぶりなさいよ。

さて、その噂の仕立屋はどこにいるのかな。


いた

ご丁寧にどうも。
わたしはナナリー、食品商よ。( ̄ー ̄)ゞ

で、さっそく商談なんだけど、
オスマン帝国の町で怪しまれない衣装一式、いくらで作ってくれるの?


いちじゅうひゃく…

ふーん
3万か。
まぁ、法外ってほどの値段でもないじゃない。
よかったわね、ゴードン。
その程度の金額、すぐに用意できるでしょ。

…って、なにその顔。

まさか、持ってないなんて言わないでしょうね。

ねぇ、どうしてわたしが払うような方向に話が向かってるの?

ちょっ、やめてよっ。
なんでわたしがアンタの服代を出してあげなきゃいけないわけ?
ばっ ばっかじゃないの!?
そのくらいミドルトンの財布から出しなさいよーっ。


払わされました

わたしと相棒の分で、ちゃっかり6万ドゥカートになってるし、
そりゃご満悦でしょうよ、仕立屋さん。

でもね、こいつが上機嫌なのは許せないわ。(ー_ーメ)


髭とターバン

私の?
アンタ今、「私の」って言った?

投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 20:29 | コメント (3)