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2005年06月19日

道化が土曜に現れた

遠いジェノヴァの海で、
血で血を洗う戦いが繰り広げられている頃、
わたしナナリーは、単身で敵地セビリアに侵入していた。

まずは現地人の生活様式を調査。
まぁ、ぶっちゃけイスパニアにはしょっちゅう来てるから、
今さら調査も何もないわけだけど。

…ないわけだけど、

なんかね、すごいもの見ちゃったのよこれが。


イスパニアの生活風景

情熱と灼熱のイスパニアを体現しているような、
この勇ましいいでたち。
この国にはこんな勇者がいるのね…。
イスパニア、恐ろしい国だわ。


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そもそもなんでわたしがこのセビリアに来ているのかというと、
敵国イスパニアを混乱におとしいれる作戦が、
秘密裏に遂行されるという情報をある筋から入手したからなの。
場所はこの町の酒場。

この作戦には、ある服装でのぞむのが好ましいという
話も聞いていたんだけど、
あいにくわたしにはその服を用意することができなかったわ。
仕方ないから、なるべく目立たない格好ということで、
カリビアンドレスを着ていくことにした。


特に誰からも怪しまれることなく、無事に酒場への潜入に成功。
わたしくらいの美貌になると、
何もしなくても目立ってしまうのだけれど、
今日ばかりは気づかれてしまうわけにはいかないわ。

さて、と。
ここで今回の作戦を発案した工作員にコンタクトをとる
手はずになっているのだけれど…。

いたわ。


親子みたい

作戦の重要人物、
エルメス船長(左)とヌワラ船長(右)。

さすがね。
見事に酒場の風景に溶けこんでるわ。
わたしのこの、並はずれた洞察力がなければ、
見逃していたかも知れない。
敵には回したくないわね。

もうひとりの重要人物、アン船長の姿が見えないようだけど…。
まさか、敵に捕まったんじゃないでしょうね。

そうこうしているうちに、
続々と潜入工作員たちが酒場に集まりはじめたわ。


道化たち

むぅ。
やはり服装の選択を間違えたかしら…。
わたし、浮いているように見えるわ。
いけない。
このままでは作戦そのものに支障が…。

と、そのときエルメス船長が服を貸してくれると言った。
おぉ、これを天の助けと言わずして、なんと言えばいいのでしょう。
さっそく、貸してもらった服を着用。
これでわたしも作戦の中心に入れるわ。


わたしも道化に

やっぱりわたしといえば、赤よね。
…と赤くしてみたのはいいんだけど、
どうもこう周囲に馴染みすぎて、かえって目立たないわ。
いけない。こんなことじゃいけないわ。
なにかいいもの持ってないかしら…。

あ、これよ。これだわ。


クラウン

うん、いい感じ。
これで浮きすぎることもなく、溶けこみすぎることもなく、
ナイスな状態で個性を発揮できているわ。


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やがて集合時間を過ぎたところで、
みんなで記念撮影をすることにしたの。

え、秘密裏の作戦なのに、集合写真は変だって?
いいのよ。
細かいこと言わないのっ。


集合写真

作戦発起人であるヌワラ船長は、
名前を消すのは不許可とか言ってたけど、
名前消さないと、名前被っちゃう人がいるのよね。

作戦を効果的に遂行するためには、多少の命令違反はやむを得ないわ。


道化演奏会

そして集合した状態で、楽器をかき鳴らす工作員たち。

この騒音で、イスパニアを精神面から攻撃する作戦なのね。
すばらしい、すばらしいわヌワラ&エルメス船長。
見事なダークサイド。
やっぱり敵に回してはいけない人たちね。
ただ者じゃないわ。


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やがて大海戦の開始が宣言されると、
わたしたち工作員は次なる行動に移ることにしたの。
第2の作戦の詳細は、こう。

"人文字をつくる"

…あれ、一言で終わっちゃった。
ま、いっか。

人文字を作ることが、どんな作戦なのかって?
いーじゃない別に、そんなことは。 \(^▽^@)ノ
とにかく人文字を作ることになったのよ。
理由なんてないのよ!


ヌ○○のヌ

非常にわかりづらいんだけど、ヌなのよね、一応。
他の工作員の資料なら、もうちょっといい絵が撮れてるかもね。
さぁ、わたしがどこにいるかわかるかしら?
ナナリーを探せ、レベル20。
見つけても何もあげないわよ。


エ○○○のエ

Hはともかく、スって言ってる人はなんなのかしらね…。
作戦の趣旨がわかっているのかしら。


ア○・○○ーのア

…考えてみれば、
この人文字作戦を決行してから、
わたし一歩たりとも動いてないわ。
わたしが動かずとも作戦を遂行していく。
なんて優秀な工作員たちなのかしら。


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そして間もなく作戦終了時刻。
わたしたちはお世話になった酒場の親父さんに
挨拶することにしたわ。


カウンターを占拠する一群

やがて、大海戦終了の合図とともに、本作戦も無事終了。
互いの健闘を称えあい、フレンド登録やそれぞれのURLなんかを
交換しながら、解散となりました。

しかし、その場でも言ったことだけれど、
改めてヌワラ船長とエルメス船長の知名度の高さに
驚かされた作戦だったわね。
さすがだわ。

さぁ、果たしてあの中に、
わたしを知っている人がどれくらいいたのかしら? (笑
まぁ、半分もいればいい方って感じかしらね。

ともかく、この機会に出来た新しいつながりを、
これからも大事にしていきたいと思うナナリーでありましたとさ。

投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 20:50 | コメント (9)