« 2005年08月08日 | メイン | 2005年08月11日 »

2005年08月10日

遠いインドの恋愛事情

我が家にヴィットーリア様がいらっしゃいました~。 ヽ( ̄▽ ̄)ノ


ヴェネツィアの至宝

相変わらず麗しいお姿ですね~。
運営からの告知も、まるでヴィットーリア様が話しているよう。

ドレスもとっても綺麗だし、
このまま先に進みたくなくなっちゃうわ。 (笑
あぁ… わたしのドレスは銀行の肥やしになっちゃってるわ…。
まぁ、なかなか着る機会がないからね。
出し入れすると、また高いし。

う~ん、いけないなぁ。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


さて、今日はインドのいちばん奥まで行って参りました。
少し前までこのあたりには、補給港しかなかったって聞いてるけど、
今はすっかり町が密集する地域になってるのよね。


不思議な名前

というわけで、まずはマスリパタムっていう憶えにくい名前の町に上陸。
新しい町はまだ発展度が低くて、
今のところは特に見るべきものがない、って感じね。
でも、根気よく身振り手振りで情報収集していたら、
次の町に関する情報がもらえたわ。


危ないよ

おぉっ、カルカッタ!
聞いたことあるわ、その名前。
でも、気をつけなさいっていうのは、どういうこと?
いつも充分気をつけているつもりなんだけど。

まぁ、いいわ。
とりあえずカルカッタに向かってみましょう。


あぁ~、気をつけろってこういうことだったのね…。


こっちくるな

こう言っちゃなんだけど、
どこの国にも海賊っているものなのねぇ。
やっぱそれなりにうまみがあるからやってるんだろうなぁ。

てゆーか、そこの奥に見える賞金稼ぎさん、
仮にも賞金稼ぎを名乗ってるんだから、
まず目の前の海賊に襲いかかってもらえないかしら?


軽かった?

まぁでも、なんとか無事にカルカッタに到着することができたわ。
この街、現地の人は『コルカタ』って呼ぶらしいわね。
カルカッタっていうのは、英語訛りなのだそう。
やっぱり現地の人はちゃんと発音して欲しいと思ってるんでしょうね。


イランけど大好き

…だめよ、そんな相棒が鼻の下を伸ばしそうなことを言っちゃ。
ほら、なんだかよくわかんないけど、喜んでるわ。
あぁいうのには近づいちゃダメだからね。

さて、と。
とりあえずこれで行ける町には行ったのかしらね。
この先にもまだまだ世界は続いているんだろうけど、
とりあえずここまでね。

そろそろ座礁した船から財宝を降ろす作業も終わったでしょうし、
カルカッタから一気にカリカットまで帰ることにしましょう。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


あ、やっぱ終わってたみたい。
港近くでサンジャイさんが待ちかまえてたわ。


ぼくサンジャイ

年齢不詳な顔だわ…。
子供のように見えなくもないし、中年のようにも見える。
そういうのって得だわよね。

さてサンジャイさん、作業の進捗はどう?


"ぜ"

あぁ、こういう人なのかぁ…。
それはそれは、大変でしたわね。
ライザさんにうるさいこと言われなかった?
マクレガーに因縁つけられなかった?
フレデリクさん… は無害そうだからいいか。


びっくり箱

あーあー、
そんな皮肉言っちゃって。もー。
底意地の悪さが見え隠れしていてよ?
だいたい、百戦錬磨の商人に皮肉なんて通じるわけないじゃない。


バレバレです

ほぉらね、言わないこっちゃない。
しかも、
『もっと商売のこと、勉強したほうがいいんじゃないの?』
とか言われてむくれてるし。
今さら可愛いなんて思ってあげないわよ、わたしは。

ささ、こちらは胡椒の積み込みも終わったし、
ちゃっちゃとロンドンまで帰りましょ。
これ以上ここにいたら、サンジャイさんに
いいように使われるだけよ。


おつかい

ね。

ライザ様ったら、『なんでそんなことまで…』とか言ってるし。
その台詞、わたしが今まで何度も何度も言いたくなったものなんですけど。
まぁ、あれね。
自分がしでかしたことっていうのは、巡り巡って帰ってくるものなのね。
いい教訓になったんじゃない?

ま、そういう訳だから、おとなしくお使い頼まれちゃいましょ。
どーせ帰り道なんだしさ。


そうに違いない

あのー、フレデリクさん。
それって、ちょっとした冗談ですよね…?
ひょっとしてあなた、
自分が可愛いと思ったものは、誰もが可愛いと思うはずだって、
そういうタイプ?
しかも相手に意地悪までして。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~



こそこそ

ちょっと気軽に呼び捨てしないでくれる?
わたし、あなたとお友達になった覚えなんてないんですから。
わたしを呼び捨てにしていいのはねぇ、ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ…。
えっと…、
とにかく馴れ馴れしくしないでちょうだいっ!

で、なによ。
話くらいなら聞いてあげてもよくってよ。
返事はしないかも知れないけど。

『あのフレデリクって野郎
   こっちが恥ずかしくなるくらいガンバってんな…』

あらそう、そう見える?
わたしにはあまりそうは見えないけど。
まぁでも、愛しのライザ様のためだからねぇ、
頑張っちゃうのも無理からぬことかと。

だからね、変なちょっかい出しちゃダメよ。


だからダメだと

な、なに?
彼女はこの俺が…って、あなた一体ライザ様に何したの!?
ちょっと、
ひょっとしてあんなこととか、こんなこととか、そんなことまで、
もう済ませちゃってるとか!?
あなたたちって、やっぱりそういう関係だったの?


ひどっ

とっ、友達呼ばわりですかっ!?
婚約者がいるって聞いて動転してたのはどこの誰?
うぅっ…
新しい恋人の前では、古い恋人はもはや友達扱いなのね。
フレデリクさん… おいたわしや。


ありえねぇ派

男女間に友情は成り立つか否か。
永遠の謎のひとつね。
どうやらこの人は『ない派』みたいだけど。
わたしは… どうかなぁ。
達としてのは、もちろんあると思うけど、
どこまでが友情でどこからが恋愛(愛情)かっていうのもむずかしいし、
よくわからないわね。
友情だと思っていても、ちょっとしたきっかけで
(いい意味にも悪い意味にも)簡単に変わってしまうものだし。

この暑苦しい三角関係は、この後どんな展開を見せるのかしらね。

…まぁ、半分くらいどーでもいいんだけど。

投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 22:14 | コメント (4)