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2005年06月29日
悲劇を求めてニシヒガシ
今日は相棒がロンドンで見つけたお仕事、
「トリスタンとイゾルデ」をやってみたいと思います。
相棒が言うには、この依頼は連続して何度が続いて、
最終的にはなにやらアイテムがいただけるらしいのです。
なんか、そのほとんどはロンドンの町中で済むらしいし、
ご褒美がいただけるとなれば、やってみないわけにはいかないよね。
まして、出にくい依頼だって言うんなら。
というわけで、さっそく請けてみましょう。
![]() 調査依頼 |
ほっほぅ、
依頼主はあのシェークスピアさんなのね。
あること、ね。
いわゆるひとつの、取材ってやつ?
いいわね、引き受けてあげましょう。
![]() シェークスピア邸 |
インスピレーション…。
えーっと、つまり… ネタを探せってこと?
まだ "悲恋" ってことしか決まってないわけ。
うーん。
しょーがないなぁ。
わかった。
じゃあ、とびっきりの悲恋を探してきてあげるわ。
筆でも磨いて待ってなさい。
よし。
情報が欲しいときは、まず酒場に行けってね。
これが冒険者の常識。
わたしは冒険者じゃないけど。
おじさーん、ミルク!
![]() だな |
え、あ、トリ…?
いや、わたしは「何かいい悲恋はなーい?」って
聞いただけなんだけど…。
どうしてその「トリスタンとイゾルデ」ってのに決まってるの?
そ、それしか調べちゃだめなんですか。
…あぁ、そうですか。
観客の娘さんね。
まぁ、戯曲をたくさん見てる人なら、
戯曲向きの悲恋を知ってるかもしれないわね。
![]() ダメだし続けて |
娘さん娘さん。
ちょっといい悲劇を探してるんだけど、何か知らない?
![]() トリスたん |
トリスタンって聞くと、
どうしても昔いた世界を思い出して仕方ないのよね…。
トリスたん3才ってね…。
わからなきゃわからないに越したことはないわ。
よし、じゃあその「トリスタンとイゾルデ」について、
調査してみましょう。
…なんか話が前後してて、気持ち悪いんだけど。
![]() ねぇマスター |
あなたよ。あなたのせい。
なに悪びれもせず、青年画家あたりが知ってそうな話だな、よ。
青年画家がいるのって、川の向こうじゃないの。
もうちょっと近くに知ってそうな人はいないの?
わぁかったわよ。
行ってくればいいんでしょ。
![]() 絵描きは |
![]() 語る |
生まれたとたんにそんなネガティブ全開な名前をつけられたら、
わたしなら首がすわるより前にグレそうだわ。
誰に名付けられたんだか知らないけど。
…にしても、ここまで来るのはしんどいわ。
さ、酒場に戻って、次の行き先を聞きましょう。
![]() さっきいたよ |
うそーん (o_ _)o
またあそこまで戻れっていうの…?
そんな、殺生なぁ。
![]() さっき聞けばよかった |
はぁ~。
なんか、もう疲れてきたわ…。 (  ̄д ̄;)
ひょっとしてこのお仕事、最後までずっとこんな感じなの?
また酒場まで戻るの、めんどくさ…。
でも、戻らないと次がわからないし…。
![]() |
街の娘、ね。
街の娘って、なんか見覚えがないんだけど…。
いったいどこにいるのよ。
…どこにでもいるっちゃぁ、どこにでもいるわね。
![]() 街のすみっこ |
こんな…、こんな人通りが少ないところにいるなんて…。
道理で記憶にないわけだわ。
こんなとこ、そうそう通らないもん。
特に商人のわたしは、ね。
ともあれ、これでひとつの話が終わったわけね。
うーん…。
先は長いなぁ。
とりあえず、ここでいったん区切ることにしましょうかね。
ふぁぁあぁ
なんだか眠くなってきたわ… (ρ_・).。o○
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 2005年06月29日 15:39
コメント
>トリスたん3才
・・・ああ ルーンでミッドガルドなお話ね
今まで素でわからなかったよ・・・
でもさー 別の世界にいたのは別の娘でしょ?(笑)
投稿者 相棒 : 2005年07月01日 13:15