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2005年05月08日

危険海域が危険だった日

まったく、ひどい目にあったわ…。
何がって、アテネよアテネ。

特産品を調べるっていう仕事のためにアテネに行ったら、
なんかいつもより船が多い気がしたのね。
なんだろーなーと思ってたら、
そしたらいきなりイスパニア海賊2隻に戦闘を仕掛けられたの。

うわっ、PC海賊!?

さすがの相棒もラ・レアル2隻が相手では為す術がない。
わたしはわたしで、避けて離脱しようにも曲がれない。
接近戦を仕掛けられて、あっという間に船員全滅…。

ま、しょーがない。
危険海域だもの。
行き慣れたアテネだからって、ちょっと油断したわね。
ちょっとびっくりして、スクショを撮るのを忘れたのが残念。

と、ここまではまぁ、よくある話。(いや、そうそうないけど)

でも、今日はここからが違った。
船員ひとりの状態でノロノロ進むわたしの船に、
追い打ちをかけるように別のイスパニア海賊が攻撃を仕掛けてきた。

もう盗るもんなんかなんにもないわよ! ( ̄△ ̄#)

と文句のひとつも言ってやろうかと思ったけど、
そんな間もなく白兵戦→敗北。
無言で去ってくイスパニア海賊。

…なんかね、イスパニアがイングランドの船を手当たり次第に襲ってたらしいわ。
アテネに投資させないためにね。

あ、そう。
そういうつもりなら、わたしだって投資してきてやるわよ!
…ささやかに60,000ドゥカートだけだけど。
弱小商人なりの意地ってもんがあるんだからね。
ほっといてもどうせやられるんなら、一矢くらいは報いないと。

はっきり言ってムカついたけど、
まぁ、そういうやり方も有りっちゃぁ有りかなとも"理性では"思うから、
根に持たないように努力はするわ。

でもね…。
アテネから出て行こうとする船にまで襲いかかるのは、正直どうかと思う。
ここから他の安全海域の町まで、いったいどれだけあると思ってるのよ。
わたしをアテネに閉じこめるつもり?
しまいにはポルトガルの船まで襲いかかってくる始末…。

この追い打ち攻勢には、さすがにヘコんだわ…。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


あああぁぁっ!! ラグーザが遠いぃっ!! (ノ`△´)ノ

アテネで新米船員を雇ったはいいけど、すぐに全滅。
生き残ったたったひとりの船員と、とぼとぼラグーザに向かう。
わたしを逃がしてくれた相棒は、どうやらアテネに釘付けみたい。

はぁ… (  ̄д ̄;)

とりあえず少しでも経験値を稼ぐために、測量でも使うとしますか。


あら、船が汚れてきたみたいね。
まぁ、たった2人じゃ維持も何もないからねぇ。


なんか、倉庫で物音がするんだけど…。
まさか死んだ船員の幽霊とかじゃないわよね。 ( ~ロ~)
みんな、成仏してね…。


ゴメン… ひとりで働かせて…。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


えらい目にあったけど、なんとかヴェネツィアに到着。
アテネとラグーザで調べた特産品を、ここの交易所に報告するのが今回のお仕事。

…たいへんな赤字だわね。

あと、ここに来た目的がもうひとつ。
イースターエッグを持ってる人物がこの町にいるんです。
遠い地のイースターヘアに貰ったヒントの答え。
それがこの人、


太めの…じゃなくって

流浪の錬金術師、パラケルススさん。
なんで流浪なのかは知らない。

さて、これでとりあえず東地中海には用がなくなったわね。
あとはずずっと戻って、バルト海の一番奥。
はぁ… また遠いわねぇ。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


そのまま何もせずにまっすぐ帰るというのも寂しいので、
作れるようになったランク8の料理を作りながら、帰ることにします。

まずはヴェネツィアで鶏肉を買い付けて西地中海へ。
パルマでオレガノとタイムを入手して、できたのがコレ。


アヒルじゃダメよ

鶏の香草焼き。
うん、おいしそうね。
ただ、オレガノとタイムがほとんど買えなくて、
いっぱい作れないところが残念。
上級職の香料商人とかなら、また変わってくるんだろうけど。

次はマディラとラスパルマスで砂糖を大量に買って、オポルトへ。
オポルトではチーズと小麦が手に入るから、コレが作れる。


調理人のステータス

みんな大好きチーズケーキ。
パウンドケーキとかに比べると、断然作りやすいわね。
ただ通常で1つ、大成功でも2つしか作れないところが難点ね。
材料をそれぞれ180ずつ用意しても、218食しか作れない。
もっといっぱい砂糖とチーズが買えないとね。
イングランド人コンビであるわたしたちには、ちょっとつらいところ。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


それにしてもまぁ、船員が新米ばっかりだとホームシックになりやすいのね。


寂しがり屋たち

ここのところベテラン船員しか雇ってなかったから、ちょっと驚いた。

でもねぇ、新米ならもっと新米らしく振る舞って欲しいもんだわ。
釣りの失敗を正当化するためとはいえ、
もうちょっとマシな嘘はつけないものかしらねぇ。


サメって…

か、カジキ…

ちょっとあなたたち、うちの船はトローリング船じゃなくってよ。
これからビシビシ鍛えてあげるから、覚悟なさい。

投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 2005年05月08日 20:35

コメント

うーん ひどい目にあったね
なんというか、油断していたとはいえショックだよ
はっきり言って、悔しくって眠れなかったよ。
でも、ついさっき知ったんだ「アテネが陥落」したってこと!
我が敬愛の女王陛下の勇壮なる同志諸君の働きで、
アテネは英国領土になったのさ!

っと言うニュースで溜飲を下げておいてだね
ちょっと他国私掠海賊にやられない工夫を考えてみようと思う

まず、情報面・・・ 酒場の親父の海賊情報は心に留めておこう
危険海域に移動したら、検索で高戦闘レベルプレイヤーの検索
あとは、やっぱり先頭を走るレディには「見張り」が合った方が
いいのかもしれないね・・・

次に、戦闘をかけられたときの対処は・・・ 逃げの一手だけど
逃げながら「機雷敷設」というのもいい手じゃないかなあって思う
少なくとも、最短距離で突っ込んでくるのを躊躇わせる手段になるかも
そうなればこちらは、逃げ切るまでの時間を稼げばいいだけになる
体当たりしてでも、即死しないくらいの兵員がいればいいのなら
こちらとしてはやりやすいかもしれない。

次に、つかまったとき・・・
できれば振り切って逃げたいところだけど・・・・
せめて逃げるチャンス(ターン)が回ってくるまで生き残りたい
危険海域ではなるべく高い防御力を持つ服を着ているべきかも
船員の減少を抑える「応急処置」があれば気持ち長生きできるかも・・・
それでも正直、大型のガレーに喰いつかれたら
3ターン目があったらラッキーくらいだろうか?
どうしても駄目なとき「保管」に望みをかけるしかないね
保管のLvをあげるアクセサリを持っておくべきなのだろうか

以上、思いつくままにあげてみたけど
どうかな? 少し作戦練っておこう~

投稿者 相棒 : 2005年05月08日 21:46

お疲れさまでした。
昨日は、アテネ争奪戦が行われていたので私も近寄らなかったのですが、
身近な所に被害が出ていたとは残念でなりません。
ユーシスさんと昼間お会いしたときにも、お話しさせて頂いたのですが、
危険海域では、確かに町から出てきた相手をカモにする私掠船も居ます。
街から出て緑のゾーンを出る前にもう一度振り返って怪しい船が着いてきていないか、
沖に出ていないか確認する事も重要ですね。
と、書きつつ私も出来てないことが多いですが。

私もβの時にアテネを出てすぐ、私掠された日の事は今でも思い出すことがあります。
幸い?私の時はRPをしている方でアイテム、交易品は返してくれる人で、「金は貰った!」と言われただけでしたが、
それでも凄く悔しくて、自分が情けないと思った物です。
しかし、それもまた今では想い出。
こうしてお話しすることも出来ます。
海賊行為はこの時代認められていたと言っても過言では有りませんから、
襲われるかも知れないというスリルも楽しめるようになれば、
航海者として一人前になれたと言って良いのではないでしょうか。

しっかしまぁ、何度も同じ相手を襲ってくるような人も居ますが、あれだけは頂けません・・・。
例えば同じ海域では一人の相手に対して1度だけ位のシステムでも良いかと思うのです・・・。

では、また今度は一緒に遊びに参りましょう。

投稿者 ウィルロード : 2005年05月09日 00:35

最近PKの活動が激しすぎて正直危険海域どこも怖い状態ですね。
特にアテネとラスパルマス、カーボヴェルデあたり。私の相方も
おなじイスパとイギリスの5人組連合艦隊に3度も沈められてログインできない状態になってしまったことがあります。
一人が見張りでその間に街で補充、ターゲットみつけたら援軍として集まるというやり方のなので、逃げられません・・
それからというもの、インドに行く時は遠まわり。アテネは有名
PKがいないか検索で確かめてからという感じです。
PKのシステムが変わってもさほど影響はなかったようですね。

投稿者 オフィリア : 2005年05月09日 07:27

ナナ嬢、ずいぶん大変な目に合われたみたいね。お見舞い申し上げます。
後から知ったんですけど、アテネで投資合戦があったみたいですね。その煽りを
モロにくらってしまったという事なんでしょう。事前に投資合戦の情報を知っていれ
ば避けて通る事もできますが、知らない場合は慌てちゃいますよね。気が付いたら
戦場の真っ只中みたいな。何はともあれ、此度の災難、ご愁傷様でございました。

以前のシエラレオネでも思ったんですけど、投資合戦が行われている町の周辺は、
何か空気がピーンと張り詰めていて怖いんですよね。
ゲーム開始当初は国家間闘争の色合いはすごく薄かったと思うんですけど、最近
投資合戦が過熱してきて、国家色というものが濃くなって来た気がします。陣取り
合戦で盛り上がるのはゲームとして結構な事と思いますが、穏やかな海と自由とを
愛する私としましては、一抹の寂しさを覚える事もあります。

そういえば、もうご存知かもしれませんが、白兵アイテムに「撤収の鐘」というものが
ありますよ。
白兵中に使うと、白兵戦が強制終了されるというものです。残念ながら100%の確立
で成功するわけではないようですが、保険として持っておくのは有りかもしれません。
まあ、まずは襲われないのが何よりですよね。くわばら、くわばら~ (>_<)

投稿者 ちゃあ : 2005年05月09日 10:39

>ウィルさん
ちょっと言葉が足らなかったかも知れないので、付け加えます。

ただの野良海賊だったら、
出待ちされようが追い打ちをかけられようが、
それほど気にはならなかったんですけどね。
(いや、怒り狂うでしょうけど・笑)
でも、今回はアテネ防衛という目的(というか大義名分)を掲げた、
イスパニアという国を挙げての大PK大会だったわけです。
海賊に恐れをなして、アテネに近づかないでもらえれば、それでよかったはずです。
既にアテネを去ろうとしている手負いの者を袋だたきにして沈め、アテネに閉じこめる必要はないでしょう。
それでは本末転倒というもの。
投資をさせないつもりが、逆に投資をする機会を与えているのですから…。
目的なんて、どうでもいいのではないかと疑ってしまいます。
(幸い、わたしには相棒がいたため、閉じこめられずには済みましたが)

海賊は所詮海賊。PKは所詮PK。
これが今のわたしの正直な感想です。

>オフィリアちゃん
そんな凶悪なのまでいるのか…。
やっとアフリカ行きの切符を手に入れたから、
気をつけていかないとね。

>マダムちゃあ
確かに、日に日に国家間の対立が激化していってるような印象はありますね。
商人としても寂しい限りです。
撤収の鐘は持ってはいるんですが、
なにしろ相手はラ・レアルをはじめとする大型ガレー船集団。
たった28人しか乗ってないわたしの船では、逃げる猶予すら与えてもらえないのですよ…。

投稿者 ナナリー : 2005年05月09日 12:05

お初です、いつも楽しく読んでいます。

今回、アテネ封鎖に巻き込まれたようでご愁傷さまです。

おいらもエッグイベントが始まるまでPKされたこと無いのですがエッグイベント中にラスパルマス沖で2回PKされました。ラスパルマス沖はいつも航海していたし危険海域でPKされたこともなく安全な庭という緩んだ航海をしていたと思い知りました。もっとも、ラスパルマスが見える場所で錨を下ろしてのんびり釣りしてたのが良くなかったのでしょう(w。あと、安全海域まであと少しというタイミングも危険だと思いました。

ただ、今回のようなエッグイベントですとエッグを求めて危険海域をうろつく人が増えるわけですがそれを狙っていると思われるPC海賊はいかがなものかと思います。ストックホルム沖でも戦闘用ピンネースが明らかに向かってきたので逃げたわけですがあちらもエッグイベントで交通量は増えていただけに考えてしまいます。

あと、白旗になって救命具とかで復帰して街に向かって曳航中の船に対してPKできる仕様は何とかして欲しいですね。明らかに白旗後に多少離れた後に引き返してきて救命具を使ってるかチェックするPC海賊がいますので困ります。白旗のまま少し時間をおいて安全確認しないと危なくてしょうがありません。

粘着PKについては、これはGMコールで苦情出して対応してもらえるなら多少は改善するかもしれませんね。同一プレイヤーに対しては数回PKしたら数時間はPKできなくなるというような救済が実装されれば助かるところです。

ほのぼの生産していたいうにまるでした。

投稿者 うにまる : 2005年05月09日 15:14

>>レディ・ナナ
あちゃー みんないっぱい書き込んでくれたよ
なんか心配かけちゃったみたいだね
ありがたいやら、申し訳ないやらで・・・ 
うーんでもやっぱり、ありがたいね 皆の気持ちってさ~
でもま、気持ち切り替えて行きましょう

一方的にやられたから、皆ひどい海賊だと思うだろうけど
もしかしたら、あえて見逃してくれていた人もいたかもしれない
たくさん居た中の何名かだけ、お祭り騒ぎに乗じて~
というのもきっと合ったのかもしれないね
こんなこと、きっとざらに出くわすことになるよ、
なんたってこれから先は、全部危険海域だからね。
無論、これから先は無策でむざむざやられる気はないけどね

「大丈夫、俺が護る 君も・・・ ライザも・・・ だから安心しろ
  そうだ、この航海(たび)から戻ったら、
     またチーズケーキ焼いてくれよ、手によりをかけてさ(スマイル」

      ↑↑↑死亡フラグ確定台詞(笑)↑↑↑

>>ウィルさん
ご心配かけてすみませんでした~ 
いろいろ便宜図ってくれてありがとうございました
まあ、何でもかんでもシステムで護るというのもアレなので
実力で排除できるようになりたいと思います。
しっかり敵海賊の名前、メモりましたから・・・・
ふっ、見てろLvあがった時には俺の前を無傷で通り過ぎれると思うなよ~

>>オフィリアさん
ううむ、やはり先を行っている人はもっとひどい目に合っているのですね
まあ、今までが平和ボケしていたと自戒して、気にしないようにします
悪質なヤツはどこにでも居るもんですね~
オフィリアさんも、くじけずがんばってくださいね~

>>マダム
まあ国家を設定したことで、故郷を同じくするプレイヤーに
親しみと連帯感を与えることには、成功しているんじゃないですかねぇ
外が危険だからこそ、安全な本拠地が故郷として感じるゆえんかもしれません
国家間同士でたとえどんな衝突があったとしても、
一プレイヤー間での交流は変わらないで居たいと思います^^
「それはそれ、これはこれ」ですよ~

>>うにまるさん
こんばんは~ はじめまして
ナナ嬢のおまけ一号 ユーシスであります。
うーん ハードな航海を送ってらっしゃるようですね~
まあ、いろいろ問題点もありますけど
スリルはスリルとして楽しめるようになれれば
きっと、いいスパイスになってくれると信じて行きたいです
まあ、海賊の皆さんには魂に武士道精神が宿った
日本男児であることを祈るしかありませんね~

投稿者 相棒 : 2005年05月09日 22:31