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2005年07月12日
遙かな時に思いをはせて
あの依頼が、ここイスタンブールで出たんだから、
このお仕事もどこか別のところででるのかな~と思っていたら、
やっぱりイスタンブールで出てくれました。
トルコの人って、好奇心旺盛~☆
んで、そのお仕事ってのが、これ
![]() ごーとぅーぎざ |
きたきたっ
きましたよ~。
念願のピラミッド調査!
わたしは今、人生のピークを迎えております! ヽ(´▽`)/
気が向いたらですって?
やぁねぇ、気が向かないわけないじゃなーい。
えぇ、行きますとも。今すぐに!
それじゃさっそく、
このミッションを成功させるための精鋭を揃えましょう。
メンバーはこの4人がベストみたいね。
![]() Impossible Mission Four |
なお、噂のラミアたんに見つかり、あるいは殺されても
当局はいっさい関知しないのでそのつもりで。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
というわけで、やってきました!
今日の不思議の舞台は、エジプト!
まずはカイロの休憩所に行って、
聞き込みをしてみたいと思います。
![]() |
ほっほぅ、たくさんあるですか。
ひょっとして、正四角錐なピラミッドだけじゃなくて、
未完成だったり斜面が途中で屈折してたり、
屈折どころか階段状になってたりするやつもあったりする?
いちばん大きいやつかぁ。
それもいいんだけど、
どうせなら有名どこは片っ端からあたりたいわよね。
贅沢?
うん、そう思う。
![]() 文化遺産は大切に |
王墓か神殿か結局の所よくわからないとか、
(両方だっていう話もあるけど)
作っていたのは奴隷じゃなかったとか、
ずいぶんと気軽になにげなく"最新の説"を語ってくれるじゃない。
いやまぁ、今更間違った説明はできないってのはわかるんだけど。
でもね、わたし的には宇宙人のための目印だとか、
UFOの発着場だったっていうのも捨てがたいと思うのよ。
うん。
…本気にしないでね。
よしっ。
必要な情報も集まったことだし、
いざカイロの対岸に行きましょう!
よっしゃぁぁ わくわくしてきた~。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
どっちを見ても、砂か岩。
草の一本も生えちゃいない。
そんな荒廃した大地を進むわたしたち。
![]() 渡る世間は砂ばかり |
![]() 斜め岩 |
すっかりお馴染みとなってまいりました、
遺跡へと続く岩戸です。
この向こうに目標のものが待っている!
というわけで、さっそく乗り越えていきまっしょう!
そして岩戸を越えたその先には――
![]() みーえーたーぞー |
すふぃーんくすー!
頭は人、体はライオンっていう、
ワケわかんない生き物の像。
もっとも、今はまだ頭しか見えてないけど。
![]() 並んで |
ちょっと顔の大きさ比較。
わたしもまだまだ負けてない?
いえいえとんでもない。
近くに寄ってみると、
![]() でかい顔してからに |
こーんなに大きいんです。
やっぱ下から見上げると、迫力が違うわねぇ。
この頃はまだ鼻も髭もあるし。
鼻は射撃訓練で撃たれて壊れちゃったって、
髭はイングランド人が持って帰っちゃったとか。
ホント、文化遺産は大事にしようよ…。
![]() 遺産を守ろう |
というわけで、文化遺産保護を訴えつつ、記念撮影。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
さて、スフィンクスを回り込むようにして進んでいくと、
いよいよ目的のアレが見えてきました。
けっこう距離があるように見えるんだけど…。
それでもこの高さに見えるってことは、
目的のアレは相当な大きさってことよね。
![]() 丘の上から |
![]() 近づきたいの |
うっわ でかっ。
アブシンベル神殿も大きかったけど、
このピラミッドの大きさはけた違いね。
近づけば近づくほど、その大きさに圧倒されるわ。
![]() ちょー巨大 |
近づくと画面のなかに収まりきらないから、遠くから撮影。
これで迫力が伝わるかしら。
いやー、ホントに大きいわねぇ。
カフラー王のピラミッドは。
そう。
いちばん大きいクフ王のピラミッドを見に来たつもりなんだけど、
実はこれ、2番目に大きいカフラー王のもの。
その昔、ピラミッドはこんな段々ではなく、
化粧石によって綺麗な斜面を見せていたのよ。
モスクを造る材料にするために、
みんなはがされちゃったわけだけれど…。
で、登頂部分にかろうじて化粧板が残ってるのが、
カフラー王のピラミッドの特徴。
実際の写真はこちら。
クフ王のピラミッドは全部綺麗にひっぺがされてしまって、
このような無惨な姿に…。
ホント、歴史遺産は大事にしようよ…。 (ノ_<。)
さて、気を取り直して、依頼である入り口の探索へ。
![]() 噂の人 |
いたいた。
エジプトのアイドル、ラミアたん23才。
あんなのに捕まったら、薄着のわたしはイチコロね。
逃げる暇もあるかどうか。(笑
捕まらないように慎重に近づいてから…
相棒を囮にしてだーっしゅっ ε=ε=ε=ヘ(;°∇°)ノ
ふぅ (;´o`)
なんとか無事に通過できたわ。
ほんと、ヒヤヒヤさせてくれるわねぇ。ラミアたん。
というわけでピラミッドの入り口をはっけ~ん。
![]() ツーショット |
うん。
やっぱこのピラミッドはカフラー王のものだわ。
こうやってスフィンクスのバックに見えるのは、
カフラー王のピラミッド。
クフ王のピラミッドはもうちょっと右に位置してるのよね。
こんな感じで。
ささ、ラミアたんも切り抜けたことだし、
いざピラミッド内部に突入よ!
![]() ミイラ入ってる? |
おぉぉ
ここが玄室かぁ~。
って、棺が安置されてるし。 (笑
これ、カフラー王なのかしら。
この中に、あの包帯ぐるぐる巻きのミイラが入ってるのね。
ちょっと開けてみようかしら。 (笑
いや、冗談よ。
![]() えんやこら |
って、
ちょっとそこっ!
貴重な遺産を傷つけようとするなーー!
この罰当たりがっ!
悪いことはいわないわ。
ここはこのままそっとしておきましょう。
ファラオの呪いは、それはそれは恐ろしいんだから。
![]() 人類の英知に |
というわけで、ピラミッドの前
(とってもだいぶ離れてるけど)で記念撮影。
アブシンベル神殿に、ピラミッド。
わたしの2大目標がここに達成されたのでした。
…さて、明日から何を目標に生きていけばいいのでしょう。