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2005年07月27日
魅惑の谷間と人の言ふ
発見物の報告をしにアムステルダムに行ったんだけど、
そこの冒険者ギルドで気になる依頼を見つけたのよ。
![]() くろぐろ |
…狙ってつけてるわよね、このタイトル。
身近に『謎の大増毛』を遂げた人でもいたのかしら…。
わたしてっきり誰かの身辺調査かと思ったんだけど…。
グレシャム財務官とか。
でも、違ったみたい。
羊、ね。
ざーんねん。
で、次に気になるお仕事が、これ。
![]() 模様つき |
アイルランドの遺跡ねぇ。
変な模様…? ふぅむ。
なんだかさっぱりわからないわ。
こっち方面の歴史(ていうか古代史?)には疎くってね。
ぱっと思いつくものがなにもない。
いいわ。やってみましょう、これ。
なに、ロンドンの学者?
たった今ロンドンから来たばかりなんだけど…。
ま、いっか。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
相変わらずここの書庫は盛況ねぇ。
おかげで学者さんに話しかけるスキが見つからないわ。
っと、今だっ。
「今、忙しいので、ここの蔵書をあたってください」(意訳)
ふん、いいわよいいわよ。
それじゃ勝手に調べさせてもらうわね。
えぇっと、アイルランドの古代史について…と。
あった、これかな。
![]() つまり謎 |
ふむふむ。
よーするに、古すぎてよくわかんねーよ、ってことね。
不明であるって断言されちゃってもねぇ。
いきなり行き詰まっちゃったわ。
ま、こういうときは、
困ったときの酒場の親父だのみってね。
![]() 現地に行け |
要約すると、
「ダブリンの街役人あたりが知ってそうな話だな」
ってことよね。
それはまぁ、現地の人に聞くのが一番なんでしょうね。
ま、ここで得られる情報はもう無さそうだし、
ダブリンで現地調査といきましょうか。
というわけで、やってまいりましたダブリン。
ここって幹線から離れてるから、微妙に行くのが面倒なのよね。
で、さっそく街役人さんに話を聞こうとしたんだけど、
「そういう宗教的なものに関しては、司祭様にでも聞きなさい」(意訳)
って感じでとりあってもらえなかったわ。
これだから役人は~。まったくもぅ。
ねぇ、聞いてよ司祭様~。
この街の役人ったらね、冷たいのよ~。
![]() 怒られた |
ずいぶんとお若いように見えるけど、
これでも立派な司祭様なのよね。
こんな可愛らしい司祭様にたしなめられたら、
ちょっと逆らおうとは思わないわよね。
![]() ぐるぐる |
「あなたならおわかりになるのかもしれません」ですって。
やぁねぇ、そんなにおだてると、その気になっちゃうよ。(笑
それにしても、渦巻きかぁ。
なんともミステリーね。
渦巻きってさ、見てるだけで気持ち悪くなってこない?
例えば、こーんな渦巻きとか。
頭クラクラしてきちゃう。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
それじゃあとは、実物を見てみるしかないでしょう!
ダブリンの門から外に出たら、
ひたすら奥へ奥へと進んでいく。
遺跡への目印は、曲がりくねった大きな木。
![]() どん |
この木の向こう側へ出ると――
![]() 不思議な遺跡 |
…なにあれ。
あんなの見たことも聞いたこともないなぁ。
あんな立派な遺跡がアイルランドにあったなんて、知らなかったわ。
見た感じじゃどんな遺跡なのかもわからない。
神殿? お墓?
とりあえず近づいてみましょう。
![]() ぐるぐるぐるぐる |
見事に渦巻いてるわね。
なんだか、これを掘った人のもやもやが伝わってくるようだわ。
見てるこっちまでもやもやしそう。
さて、じゃあとりあえずこの遺跡がいったい何なのか、
調べてみましょうよ。
…ん、なに。 うしろ?
![]() でたっ |
カルロス? 誰? 相棒の知り合い?
わたしは知らないわよ。
ん、なんかこっちを指さしてるわ。
って、うわっ、襲いかかってきたっ!?
なんなのよいきなりっ。
もういいわ。
カルロスー味がどんな味だか知らないけど、
さくっと味見しちゃいなさい。
![]() 刃一閃 |
おぉ、かっこいいかっこいい。
まるで違うゲームを見ているようだわ。
レベル10だっていうから、ちょっとビックリしたけど、
どうやらフル装備相棒の敵じゃなかったみたいね。
よかったよかった。
さて、静かになったところで、
改めて視認お願い。
![]() もりあがってます |
ボイン渓谷遺跡群ねぇ。
恥ずかしながら全然知らなかったわ。
で、この近くを流れてる川が、ボイン川ってわけね。
このボイン川でちょっと未来に
イギリスの運命をわける戦いが繰り広げられるわけね。
…なんか恥ずかしくなってくるなぁ。
まぁ、それは置いといて、
今見えてるこの遺跡(古墳?)が、ニューグレンジっていうのね。
意味はわからないけど、なんだか立派な響きの名前。
しかしまぁ、これを5000年以上前につくったっていうんだから、
ビックリしちゃうよね。
![]() 内部構造 |
ニューグレンジの中はこんな感じ。
冬至のあたりになると、ここにぱぁっと光が射し込んでくるのね。
うーん、幻想的~。
今日は今まで知らなかった遺跡が見られて、
ちょっとラッキーだったわ。
こういう思いがけない出会いが楽しいわよね。
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 19:00 | コメント (4)
これがわたしのセレブ道
財政難にあえぐ母国。
張り切るライザ様。
直視するのに忍びない某財務官の頭部。
何故かついてくるフレデリク――
諸々の難題を見て見ぬ振りして、
帰路についているナナリーでございます。
グレシャムさんは、無事ライザ様と会えたかしら。
海の藻屑となってなければいいけど…。
まぁ、なるようになるしかないわね。
折り返し地点のケープで、
いつものおいしい仕事も見つけたことだし、
わたしは超特急でロンドンまで帰るだけよ。
![]() アフリカ産を頼む |
ま、仕入れはいつも通りにラスパルマスでいいでしょ。
どうせわかりゃしないんだから。
これで報酬が10万も貰えるんだから、
まったくボロい仕事だわ。
…まぁ、移動距離が長いのが難点だけど。
さて、ラスパルマスでサトウキビを仕入れたところで、
積み荷のチェックをしておきましょう。
![]() 買い物かご |
今回の注目商品は、
なんといってもジンジャーと紅茶とペルシャ絨毯ね。
やっぱ英国人としては、紅茶は高く売れて欲しいところ。
ジンジャーは相棒にすすめられて買ったけど、
これはどうなるかしらねぇ。
絨毯は、まぁ、売れなかったら自分で使うっていう楽しみがあるわ。(笑
よし、確認おっけー。
貯金が残り30万を切ってるんだから、
なるだけ高く売らないとね~。
![]() 工芸修行中 |
やっぱサトウキビはラスパルマス産に限るわよね~。
いや、ラスパルマス産ってのは内緒だけど。
これで和三盆にも負けない、おいしい砂糖を作ってね☆
よし、バレないうちに、さっさとロンドンに帰りましょ。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
![]() 呼び出し |
…あれ?
なんでわたしが王宮に呼び出されてるんだろ…。
ちゃんとお宝を持って帰ってこなかったから?
それともグレシャムさん放っぽって帰ってきちゃったからかな。
いやまてよ、
ひょっとしてさっきのサトウキビのことがバレたんじゃ…。
うーん…。
考えてみると、心当たりありすぎるなぁ。
![]() 出頭しました |
あのぉ、こちらに呼ばれてきたんですけどぉ。
いったいどのようなご用件でしょうか…。
マクレガーの財宝なら、ライザ様が取りに行きましたよぉ。
グレシャム財務官は… まぁ、あそこまで来られたんだから、
あの先もひとりで大丈夫かと。
![]() 思わぬ出世 |
…あれ?
わたし、称えられてる…?
え、准六等勲爵士…?
まじ? それ、ホントにくれるの?
爵位くれるなんて、ぜんぜん聞いてなかったんだけど…。
いいえ、いただきますっ いただきますとも!
いらなくなんてないですっ!
それ、すっごい欲しかったんだからっ。
わーい ヽ(´▽`)/
准六等よ、准六等!
夢にまで見た准 六 等 勲 爵 士 !
これで… これで念願のドレスが着られるわ~っ。
いよっし (9°▽°)9
さっさと積み荷を売って、ドレス購入資金をつくるわよっ。
そうと決まれば、さっそく交易所にGO~。
![]() 素晴らしい |
おぉぉっ
神もわたしを祝福しているっ。
このロンドンで宝石も貴金属も暴落してないなんて、
こんな素晴らしい日もあるのねぇ。
ダイヤも金もペルシャ絨毯も、
軒並み1万以上の値がついてるわ。
値上げ交渉も成功したし、
このチャンスを逃す手はないっ。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
相棒:准六等勲爵士昇進のお祝い、なにがいい?
ナナリー:ドレス(笑
うん、言った。
確かに言ったよ。
でも、本気で買わせる気はなかったんだけどなぁ。
交易品売って資金も捻出したし、
普通に自分で買うつもりだったんだけど…。
うぅ… 本気でソレ買うつもり?
確かに、インド藍染ドレスがかっこいいって言ったよ。
いやでもそれ、値札に75万とか書いてあるんですけど…。
あのぉ… 本気ですか?
冗談でしょう…?
うゎ、もう買っちゃったって…。
うぅ… ありがたく頂戴いたしますぅ。
![]() 75万なり |
あとが怖いなぁ。
いつかなにかしらのお礼をしなくては…。
あげられる物なんて、料理くらいしかないけど…。
![]() 着用 |
ようやくここまで来たぁ~。
やっとキャラメイク時のイメージ(妄想)
『ドレスを着た女商人』を実現することができたわ。
(貴婦人のドレスはわたしのなかではちょっと違う)
本当なら、これで船に乗りたかったところだけど、
さすがに耐久力20ではね…。
これを普段着にできるくらいの大金持ちになりたいなぁ。
このドレスを貸金庫に預けるときの2万ですら、
わたしにとっては痛い出費よ…。