« 2005年10月 | メイン | 2005年12月 »
2005年11月30日
美の巨匠を求めて
うぅむ…。
10日間も更新が滞ってしまうなんて、
今までなかったことだわ。
いけない。
そろそろ健在をアピールしておかないと、
引退したという噂がたってしまうわ。
そんな噂がたつほどの人物じゃないだろうって?
…大きなお世話よ。
というわけで、まずはこちらの写真を見ていただきたいわ。
ケルティッシュ |
例のボイン渓谷で見つけた物なんだけどさ。
これって、誰がどー見ても仏像にしか見えないわよね。
これがケルトの神様だなんて、ふざけてるわ。
それともアレかしら。
これはひょっとして、とんでもないオーパーツか何かなのかしら。
まぁ、なんにしても、
今後こういったひどい勘違いがなくなっていくことを期待するわ。
ちなみに、本物はこんな感じらしいわよ。
http://www.snn.co.jp/_snn/top_data/offshore/celt/minzoku.shtml
ここの下の方にあるやつね。
ちょっと笑っちゃう感じよね。 (笑
いや、当時の人は真剣に作ってたんだろうから、
笑っちゃ失礼かも知れないけど。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
ふと立ち寄ったマルセイユで、
ちょっと気になるお仕事に出会ったわ。
ゴキゲンなヤツ |
ラファエロってあのフィレンツェの、よね?
彼が新作を発表したの?
ほっほぅ~、それは是非とも拝見したいわ。
彼の絵って、なんか好きなのよね。
なんていうか、こう、色遣いがわたし好みなの。
彼の描く聖母マリアなんて、
それはもう美しすぎて、うっとりしてしまうわ。
女性の肖像かぁ。
キレイなんだろうなぁ。
よし、さっそくイタリアで情報収集よっ。
ときめいて |
親父さん… とっても頼りなくってよ。
それじゃあ噂レベルの話にもなってないじゃないの。
これなら最初っから彫刻家さんのところに行っておけばよかったわ。
やっぱ美術家のことは美術家に聞けってことなのよね。
彫刻家は語る |
あの美しい聖母はお母さんだったのね。
いいわねぇ。文字通り絵になるような母親って。
それにしても、彫刻家さんってば情報通ね。
どこからそんな噂を仕入れてきたのかしら。
しかし…、マルセイユ…。
そっかぁ。
あそこにはダ・ヴィンチさんがいるのよねぇ。
はじめっから彼に話を聞けばよかったわ。
…また怒られるかも知れないけど。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
というわけで、
レオナルド・ダ・ヴィンチ先生にご登場願いましょう。
大天才は語る |
ある意味、商売敵と言えなくもない人のことをうかがうのは、
ほんっとぉに気が引けるのだけれど…。
でもまぁ、本人に会えないんだから仕方ないわよね。
というわけで先生、お願いします。
先生の評価 |
うつろな感じ…、そうかなぁ。
あぁ、確かに伏し目がちな感じのが多くて、
あまり表情がなくて、そう言えなくもないかもね。
わたし的には「小椅子の聖母」なんて、かなりオススメなんだけど、どう?
にしても、パン屋の娘ですかぁ。
ラファエロの愛情がたっぷりと詰まった絵ってことになるのよね。
いいなぁ~。
わたしも描いてもらいた~い。
きっと傑作になると思うのよね。
でもさぁ。
許せないのはあの彫刻家よねぇ。
ジェノヴァにあるんなら、
あるって教えてくれてもいいじゃないのよ~。
わざわざマルセイユまで行かせたりして、
意地悪にも程ってものがあると思うわっ。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
まぁ、紆余曲折ありましたが、
いよいよ名画とのご対面の時間となりました。
なんで新作がいきなり教会にあるのか、謎だけど。
…うん、ま、気にしない。
んじゃ、探してみましょっか!
La Velata |
ヴェールの女――
イタリア語では"La Velata(ラ・ヴェラータ)"。
実物はこんな感じ。
噂に違わぬ…、いいえ、噂以上の美しい絵だわ。
心が洗われるような絵っていうのは、
まさにこういう絵のことを言うのね。
これを芸術と言わずして、なにを芸術と呼びましょう。
どれだけ眺めていても、飽きなさそうだわ。
なんか、ますますラファエロが好きになっちゃったかも。
ただ、この絵を描いた2年後に熱病で亡くなっちゃうのよね。
ホント、惜しいわ。
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 02:15 | コメント (3)
2005年11月21日
ビッグパーティーが待っている!
基本的にはリアルの話題は多く扱わないスタンスの「ななならべ」。
でもでも、今回はちょっとだけかっ飛ばさせてもらうわね。
とゆーわけでぇ、
行ってきましたっ!
千葉ロッテマリーンズ 優勝パレード!
…正確には、パレードそっちのけでマリンスタジアムに
直行してきたわけですが。
まぁ、細かいことは置いとくとします。
いや~、楽しかった楽しかった。
千葉県民でよかった~って感じだね!
選手名コールの時の
ヲィッ! ヾ(゚∇゚ )
ってゆーのもやってきたし(これがまた楽しい)、
応援歌も歌ったし、縦ノリジャンプもやってまいりましたっ。
ホント、超満員(大げさじゃなく)のマリンスタジアムで一斉にやるとすごいわ。
これは選手はたまらんだろうな~って思ったよ。
まぁ、なんかめちゃめちゃ寒そうで、
これはこれでたまらなかっただろうけど。(笑
ただ、アレなのよねぇ。
携帯のカメラしか用意してなかったから、
あまり使える写真が撮れなかったのが、ちょっと残念だわ。
嵐の前の |
パレード直前のスタジアム前。
この数時間後には、
ここを選手たちがバスに乗って通ったのです。
正直、見たかった!
でもやっぱ、ここはマリンスタジアムで待つことを選んだのです。
なんか、紙吹雪とか舞ってて、凄かったらしいわ。
…ちょっと悔しい。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
わたしがスタジアムに到着したときには、
もうすでに内野席は満員。
みんな…、早すぎてよ。
…いや、わたしが遅いのか。
しょーがないので、外野席の一塁側ファウルエリアに陣取ることに。
これが思わぬラッキーにつながるなんて、
その時はまだ予想もしてなかったのよ。
マーくん |
マリーンズのマスコット、マーくん(5歳)登場。
これで5歳(らしい)。
永遠の5歳。
運転もしちゃう5歳。
キュートだわ。
あれマーくん、リリーフカーに乗ったりして、
誰か待ってるの?
まさか選手がここから…?
ってことはないわよねぇ。
元気ハツラツゥ?(違 |
うっ、うっ、
上○彩っ! w(゚∇゚;)w
な、なんたるサプライズっ。
やーん、ちっちゃーい。
かーわーいーいー。
思わずミーハー心に火がついて、
写真を撮ってしまいましたっ。
…こんなところに掲載して、怒られないかしら。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
優勝記念セレモニーの後はグラウンドが開放されて、
そこは一転ライブ会場に。
お~っ、DEENだぁ~っ。
でも人がいっぱいで、写真撮れる状況じゃないわ~。
でもでも、DEENの生歌最高~ぅ。
バレンタイン監督も、なんか陽気に踊ってるわ~。(笑
入場無料のファンフェスタなのに、
こんなに豪華でいいのかしら…。
その後もマリーンズにゆかりのあるバンドのライブが続き、
暗くなるまで本当に楽しめました。
渡辺俊介投手の生歌も聴けたし。(笑
来年もこんなビッグパーティを期待してますっ!
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 18:10 | コメント (3)
2005年11月20日
これがいわゆる大団円?
キリンさんをハンティングして、
意気揚々と故郷に凱旋してきたわたしたちを、
ライザ兄(もはや名前すら出てこない)がにこやかにお出迎え。
さわやか光線 |
まぁ、何度も沈んだり退却してたりしたから、
まるっきり無事とは言い難いんだけど。
とりあえず帰ってきたわ~。
出てきた |
あんた何もしてないじゃんっ ヾ(°∇°*)
てゆーか、今の今までどこにいたのよ、まったくぅ。
あ、そっか。
端から見てたから、愉快な戦いだってことか…。
…楽しめたようで、なによりだわ。
「じゃ… 俺はそろそろ行くよ」
まてぃ。
まだ話は終わってない。
だいたい、あなたといいマクレガーといい、
肝心なときに姿を見せないんだから。
いったいどこで油を売ってたのよ。
まぁ、たいしてアテにしてないからいいんだけど…。
おぉぅ |
そっか。それがあったか。
じゃ… わたしもそろそろいくよ ヾ( ̄O ̄)
愛するあの方がまってるんだ。
「けど ライザ 必ずまたここに戻ってくると誓うよ」
うんうん。
国家をこえて愛に生きるっていうのは、
いつの時代も厳しいものよね。
お互い、これからもがんばりましょ。
また |
海賊復帰予告ですか?
…まぁ、いいわ。
せっかくがんばってきたんだし、
今くらいはあなたたちの未来を祝福しましょう。
でも、ライザさんは本当にいいわけ?
せっかく仲良しに戻ったのに、フレディについて行かなくて。
アムステルダムはそう遠くはないとは言っても、
一応、海と国境の向こう側なのよ?
この女は… |
あぁ、戦友…。
戦友ね…。
もういい。
もう何も言ってあげない。
金輪際、心配なんてしてあげないんだから。
「ナナリー・ナナスタシア…今までありがとう」
そんな、何度も聞かされたようなセリフで、
しおらしくなったってダメよ。
わたしはもううんざりしてるんだから。
はて |
…これといって、なにかして差し上げた覚えはないんだけれど。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
セレブの場 |
いよいよ女王陛下に報告する時がきたのね。
今度という今度は、わたしを貴族にしてくださるに違いないわ。
これでわたしもセレブの仲間入りね。
ナナのお導き |
そりゃどうも。
まぁ、考えようによっては、
あなたに関わらなければ
女王陛下にお目通りかなうこともなかったかも知れないし。
むしろ、今わたしがここにいるのは、
ある意味ライザさんのおかげと言えなくもないかもね。
大部分は、ライザさんのお守りを必死にやってきたわたしが、
自らつかみ取った栄光だと思うわけだけれど。
いよいよ見納め? |
いいのよ別に、お礼なんて。
ただ、いつかのお金を返してさえくれれば。
傷心の男 |
…いたんだ。
大いなる誤解 |
いいえ、お兄さま。
わたしは何もして差し上げてはおりませんし、
ライザ様はこれっぽっちも成長などしてませんわ。
愛する妹をひいき目で見てしまうのは、いたしかたないと存じますが、
どうぞもっと冷静な目で、
ご自分の妹君を評価してみることをお勧めいたしますわ。
きっと、今までと違う姿がご覧いただけると思いましてよ。
では、いざ女王陛下の元へ。
わたしの栄光に満ちた日々が、
いよいよここから始まるのね。
絶賛 |
なんだか、こうも絶賛の嵐だとこそばゆくなってくるわね。
まぁでも、国のえらい人に誉められるのは、
正直悪い気はしないわ。
もっと誉めて誉めて~。
代表 |
きゃー。
エリザベス女王陛下にお礼を言われちゃったわ。
わたしも今や救国の英雄!
貴族になるのも、夢じゃなくなるかもかも~。
てゆーか、歴史に名を残しちゃう?
いやー、有名人ってつらいわねー。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
なぬっ |
誰とっ!? (゚∇゚;)
いやぁ、危ないからやめておいた方がいいよ~?
下手にネーデルランドのために戦いでもした日には、
きっとあの方に迷惑がかかることになるんだから。
「フレディの言う『あの頃の海』を取り戻すまで」
普通ならば、その心意気やよし!って言ってあげたいところだけど。
…ねぇ。
他でもないあなただし。
「そのときにはあなたも
世界で一番の航海者になっていてね」
なにをもって一番かっていうのもあるけど、
ちょぉっと世界一っていうのは欲張りすぎじゃなくって?
いくらわたしでも、そこまで欲張る気はないわ。
そりゃまぁ、こうして日記を公開してるわけだから、
ちょっとくらい有名になれたらいいなぁとか、
そういう願望はあるけど。
なぬ |
えっ、いつのまにっ?
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
それにしても、これでライザさんとお別れかと思うと、
生成する反面、さすがにちょっと寂しくなるわね。
いや、ライザさんに会えなくなるからとか、そういうことじゃなくて。
絶好のネタのひとつがこれでなくなってしまうわけだから。
まぁ、あれよ。
面白いネタを提供してくれるんなら、
また会ってあげてもいいわ。
でもね、このミドルトン紋章だけはいらないから、
丁重に封印させていただくわね。
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 09:13 | コメント (3)
2005年11月15日
それはただ勝利のためだけに
ワイン祭も終わり、
ずいぶんと長いこと放置していたキリングリューさんと、
いよいよ雌雄を決するときが来たようです。
どーでもいいことだけど、
どうして雌雄を決するって言うのかしらね。
オスとメスなんて、生まれたときから決まってるものじゃないの。
誰が言い出したことか知らないけど、
なんとも不思議な言葉だわ。
まぁ、ホントにどーでもいいこと。
ナナリー親衛隊 |
というわけで、
激戦が予想される今回のために、
精鋭メンバーを手っ取り早く招集してみました。
アラガレ2隻に、ピンネース2隻。
うん、素晴らしいわ。
これならキリンさん相手にも引けをとらないでしょう。
この日手に入れたばかりの"銀紋章"で揃え、意識を統一。
シルバーエムブレム |
やっぱ戦いは数とチームワークよ。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
はーい、キリングリューさん。
オポルト近くで、長いこと待たせてゴメンね。
アレだったら、そのまんまロンドンまで進行してくれても
よかったんだけど。
わたしの知らないうちに、いろいろ済んじゃってたらよかったかなぁって。
でもまぁ、せっかく待っててもらったんだし、
ここはお相手しないと失礼よね。
くっくくっく~ |
相変わらず、鳩みたいな素敵な笑い声ね。
そういえばあまり性格のいい人で、
クーックックって笑う人っていないよね。
やっぱそういう笑い方してると、
性格まで歪んできちゃうのかしら。
いやね。
わたしも笑い方には気をつけなくっちゃ。
ひどい |
あ、あんた何様のつもりですか ヾ(゜д゜*)
いや、ライザ様って返されたら何も言えないケド…。
それにしてもひどい嫌われようね。
いったい、キリンさんがあなたに何をしたっていうのよ。
ちょっといじめたり、裏切ったり、
騙したり、捕まえようとしただけじゃない。
もう存在すら認めてもらえないなんて…。
ちょっと可哀想よね。
いくらわたしでも、そこまでは言えないわ。
まぁでも、嫌いなものは仕方ないかぁ。
んじゃ、さくっとやっつけて、スッキリしましょ。
いちたすなな=いっぱい |
わーい ヽ( ̄▽ ̄)ノ
重ガレオンが1隻に、戦闘用ガレオンが7隻もいる~。
しかも、キリングリューとかライザとか名前つけた船が、
2隻も3隻もいる~。
…影武者?
よぉ~し、ものどもっ。
やぁっておしまいっ。
わたしじゃまったく歯がたたないからっ。
大混戦 |
きゃー、えらい騒ぎだわー。
なんかもぉどの船が敵で、どれが味方なのかもわからないわ。
あそこのライザって書いてある船はどっち?
敵? 敵なのね?
よぉ~し。
ししるいるい |
だいぶ白旗を揚げてる船が増えてきたわね。
知らないうちにライザさんの船も沈んでるし。
まぁ、いいわ。
ちょっとくらい大人しくしててもらった方がありがたいもの。
てゆーか、残ってる敵の船は重ガレオンのみ?
しかもキリングリューって名前がついてるってことは、
あれが旗艦なのね?
よしやれっ、そこだっ、あぁっおしいっ。
呆然 |
あ、あれ?
勝ったの? ひょっとして。
あぁ、そう。
なんか逃げるのに四苦八苦してて、
まったく戦況が見えてなかったんだけど…。
まいっか。勝ちは勝ちよ。
とりあえず喜んでおきましょ。
(9°▽°)9
…にしてもこのオジサマ、まぁだ生きてるのね。
このしぶとさは並じゃないわ。
でもまぁ、命までは取るつもりはないし。
このままセビリアまで逃げ帰ってもよくってよ。
そして…
このナナリー・ナナスタシアの名を子々孫々まで語り継ぐことねっ。
おーっほっほっほっほ ξ*^▽^ξ
びっくり |
あれ、わたしのこと憶えてたんだ。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
戦友たち |
いやぁ、今回は(も)ホントに助かったわ。
さすがに8隻もいるとは思わなかったものねぇ。
このメンバーでもあれだけ苦戦したんだから、
わたしたち2人ではとても太刀打ちできなかったでしょうね。
なんか、いつも助けられてばかりで申し訳なくなっちゃうわ。
今度なんかあったときは、いつでも声をかけてね。
世界のどこにいても駆けつけるわ。
…到着するまで待っててくれれば。
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 13:22 | コメント (3)
2005年11月14日
駆け足、よぉ~いっ
忙しさにかまけているうちに、
すっかり月日が経ってしまったわ…。
ワイン祭はとっくの昔に終わったし、
書くことが山積みで、ネタに埋もれている状態。
でも、日記を書く時間はあまりとれない。
うーん。
こういうときって、結構プレッシャーを感じるのよねぇ。
特に、誰かに何か言われてるわけでもないけどさ。
というわけで、今日はワイン祭の経過をダイジェストでお送りするわ。
もうね、このくらいはしょらないと収拾つかないのよ。(笑
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
まずはプリマス。
穏便にね |
なにやら船長と船員が揉めちゃってて、
船がこのプリマスで立ち往生しちゃってるみたい。
その船に積まれてるワインを待ってる人がロンドンにいるんだから、
ここはなんとかわたしの力で解決するしかないってことで、
とりあえず船員のアン(・コギー)さんに"懲罰のロープ"を渡してみたわ。
そのロープが役にたつことを祈ってる。
これからも船長と仲良くやって、
楽しい船旅を送ってちょうだいね。
うん。我ながらいい仕事したわ。
タラタラ |
オポルトでは、漁師の夫婦が感動の対面。
10樽もあるねって…、
その10樽を釣ったのはこのわたしなんだけど。
しかも、ここに10樽しかないってことは、
そこの旦那はまったく釣ってないってことになるのよ?
とんっでもない旦那だね。
奥さん、いいのそれで?
わるいこと言わないから、別れちゃいなさい。
ね、ファイナルアンサーって言えば、それで済むんだから。
強気な若者 |
アンコナでは、まだ毒蜂一派なる海賊が活躍してたわね。
ジュリアちゃんのお父さんを空のワイン樽に詰めて拉致監禁したみたいで、
この若者を通じて人質交換を要求してきたわ。
しかも、ザダールの街の前まで、バルシャで来いって。
なんともナマイキね。
こうなったら、世の中そうそう思い通りにいかないってことを、
わたしが教えてあげるわ。
赤い少女 |
ま、とりあえずある程度要求をのむフリくらいはしないとね。
ってことで、バルシャを新調したわ。
しっかりわたし色に染めてみたりね。
その名も「クリムゾンサイレン・ぷち(CrimsonSiren petit)」!
可愛いでしょ?
実は通し番号を付けるのがもったいなくて、
適当に名付けたってのは、わたしとあなただけの秘密よ。
船員は大切に |
まぁ、仕方ないわね。
人生は時として、思い通りにはいかないものなのよ。
痛恨のミス |
…ほんと、人生って思い通りにいかないものだわ。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
数年前に大ブームを巻き起こしたあの曲を
思い出さずにはいられない、ゴメス3兄弟。
タンゴのリズムで |
長男は正直者
次男はたまにウソを言う
三男はウソつきだ
…やだわ。会話になるのかしら、この兄弟。
ともかく、この中から金色の次男を探せという難問。
だいぶ前に流行ったよね。
ウォーリーを探せってやつ。
若い人にわかるかしら |
で、彼は三男だから、
このセリフもぜーんぶウソってことになるわよね?
…ところで、タベラ卿って誰。
にやけ顔 |
第2の難問を求めてボルドーへ。
到着したら、いきなりにやけた顔した男の人に
教会に呼び出されてしまいました。
さてさて、どんな難問が待ちかまえているのやら。
私は知っていた |
オマエが呼んだんだろっ (*ー"ー)ノ☆
と、ボルドーの教会では、
どうやら凄惨な殺人事件が起こっていたようです。
なるほど。
わたしたちに、この殺人事件を解けっていうわけねっ。
よぉ~し。
わたしのこの花柄の脳細胞の名にかけて、まるっと真実はひとつよっ。
家政婦でもタクシー運転手でもないけど、
とりあえず犯人を崖まで連れてきなさい。
話はそれからっ。
ちなみにガイシャはこの人。
もの言う屍 |
凶器?
そぉねぇ…。
凄惨な殺人事件だけに、青酸カリなんてどうかしら?
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
だがしかしっ。
真の難問は、マディラで待っていたのだったっ。
今、なんもん? |
なぞなぞね。
この言葉が示すものを、
ワイン娘のところに持っていけってことなんだけど…。
こいつはまさに難問だったわ…。
てゆーか、このヒントだけで答えが分かった人って、
どれだけいるのかしら。
わたしは自慢じゃないけど、
まったくわからなかったわよ! <(* ̄^ ̄)>
太陽の恵み云々が農作物をあらわすことはわかったんだけど、
ワインか何かにまつわる伝承かと思って、
それをずっと探してたわ…。
どーしてもわからなかったから、
他の人のブログからヒントをもらっちゃった。
太陽の恵みで産まれた = 果実
半身が罪 = 罪は英語でsin。つまり名前の半分がsin
太陽に身を焼かれた = 乾かされた
ってことで、答えはRaisin(レーズン)。干しブドウってことらしいわ。
… … …
わかるか、こんなの。
…まさかレーズンが嫌いなわたしに、
あえてこんな問題をぶつけてくるなんてね。
油断したわ。
きょ、今日だけは負けを認めてあげても、
よ、よろしくってよ。
たんまり |
…だからって、250樽ものワインはいらないんだけどなぁ。
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 13:41 | コメント (1)
2005年11月08日
北海でタラタラしてるんじゃないわよ
久々にロンドンに帰ってきたら、
新しい爵位がいただけました。
よくぞここまで |
晴れて"准"の字がとれました~。 ヽ( ̄▽ ̄)ノ
とはいえ、まだまだ六等…。
貴族への道は、果てしなく遠いわ。
てゆーか、貴族になれるまで生きていられるのかしら…。
うーん…。
なんか、貴族になるっていう夢が、
途方もないものなような気がしてきたわ。
いや、実際、途方もないものなんだろうけど。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
ロンドンで爵位をいただいてあれこれと報告を済ませたら、
いよいよ木材を仕入れるためにオスロに向かって出発。
北海を調子よく北上していたら、
イベントマークを掲げた船が、視界に入ってきたわ。
…こんなへんぴなところで、イベント?
いったい誰かしら。
あなたはだぁれ? |
…漁師?
漁師って、まさか…。
髭の漁師 |
あー、
やっぱりあなただったのね。
港を出てから数日って言ってたけど、
なんだかずいぶんと遠いところまで来たのねぇ。
にしても、この海の真ん中で座礁って…。
あなた、ちょっとばかり器用すぎてよ。
それとも、そこだけなぜかボコンと出っ張ってるのかしら。
…わたしも気をつけなきゃね。
で、なに。
ヘルデルまで引っ張れって?
あのねぇ。
わたしの船はタグボートじゃないのよ。
相棒のガレー船ならともかく。
わたしの船にそんな力仕事させないでちょうだい。
同じ人? |
えーっと、
ひょっとして、あなたさっきの漁師さん?
なんかずいぶん顔が違うような気がするんだけど…。
…ま、いいか。
この人に始まったことじゃないし。
畜生 |
こんちくしょうが口癖。
あまりいい口癖とは言えないわねぇ。
できたら早めになおした方がいいわよ~。
不漁で笑われた、ねぇ。
それはご愁傷様。
あいにく、わたしは不漁なんて経験したことがないから、
その気持ちはちょっと分かりかねるわ。
ごめんあそばせ。
不漁だけに、いっそグレてみるっていうのは、どうかしら。
漁師なんてやめちゃってさ。
…ダメ?
そう…。
いいアイデアだと思ったんだけどなぁ。
どんな顔 |
いや、とりあえず帰ってあげなさいな。
待っててくれてるんだからさ。
馬鹿にされようが、笑われようが、
そんなのどうでもいいじゃない。
捕れないものは仕方ないわよ。
そんなつまらない見栄のために、
大事なものをなくしたって知らないんだからね。
タラタラ |
結局、そこにこだわるんかいっ ヾ(°∇°*)
だいたい、そのタラ10樽を揃えるのはわたしなんでしょ?
自分は何もしないくせに、なぁにが"俺と一緒に"よ。
まぁ、タラ10樽(匹じゃないところがミソよね)くらい、
わたしにかかればものの数分で釣り上げてみせるわ。
言っとくけど、あなたの見栄のためじゃないわよ。
オポルトで待ってる奥さんの為なんだから。
そこんとこ、勘違いしないでよねっ。
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 19:23 | コメント (7)
2005年11月07日
ハッピーワインって、意味わからないから…
これは発見物…?
…ねぇ。
これは発見物と言ってしまっていいのぉっ!?
こんなんでました |
いぃやぁぁあ~ ヽ(×∇×)ノ
わたしってば、なんてものを掘りおこしてるのよっ。
これはただの死骸じゃないのっ。
こんなものになんの価値もあるわけないじゃない。
こんなの報告したって、いったい誰が喜ぶっていうのよぅ。
さぁ、さっさと埋めちゃって、次に行きましょ。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
はぁい、お久しぶり。
またいたのね、あなたたち。
もはやお馴染み? |
でも、アレよ。
あなたたちもそろそろ、
身の振り方ってのを考えた方がいいと思うわ。
あなたたちが登場してから、
もうだいぶ長い時間がたってるものね。
はっぴーはっぴー |
そうそう。
そのフレーズも、もはやなんだかわからない人だって
決して少なくはないと思うわ。
あんまりいつまでもそれにこだわっちゃうと、
懐かしいを通り越して、寒くなっちゃうわよ。
気をつけなさい。
タルタル職人 |
マディラではワイン樽職人さんが、
なにやら困っている様子。
なんでも、ワインの出来が良すぎて、
樽が足りなくなってしまったのだそう。
なんでも |
なんでもいい、ねぇ。
実にシンプルな話で、結構なことだけど。
なんでもいいんなら、
この島にだって木はいくらでもあると思うんだけど。
そういうわけにはいかないの?
まぁ、いいわ。
持ってきてあげる。
丸太はすぐ近くのラスパルマスにあるけど、
木材は北欧まで行かないとないのよね。
ま、どのみちロンドンまで戻ろうと思ってたところだったから、
オスロあたりで木材を調達するとしましょう。
これでここはクリア確実ね。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
海を見ながら |
オポルトの桟橋にたたずむ女性――
なんか、この手のイベントには必ずこういう人がいるのよね。
んで、決まって旦那だか恋人だかが、
漁に出たっきり帰ってこないとか言い出すのよ。
帰ってこ~いよ~ |
…まんまですかい。 (||_ _)/
なんていうか、こう、
もうちょっと捻りが欲しかったわ。
白い鯨を探しに行ったとか、ほら、いろいろあるでしょ。
ただ漁に出かけましたっていうだけじゃ、
ちょっとインパクトに欠けない?
んな殺生な |
ついでかよっ。
だいたい、どこにいるかわからないような人を、
"ついで"に探せるわけないじゃないっ。
ちょっとくらいヒントをくれたっていいでしょ?
なに、船を出したのが数日前だから、まだ近くにいると思う?
そんなのがヒントになるかぁぁあっ!
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 18:07 | コメント (0)
2005年11月04日
ワインを求めてかかとを鳴らし
目指すはワインの名産地ってことで、
とりあえずイタリア半島から攻めてみることにしたわけ。
で、めんどくさいな~と思いつつアンコナに立ち寄ってみると、
そこでおかしな3人組がマークをテカテカさせて待ってた。
ロリとふとっちょと… |
ふとっちょとイケメンがロリに詰め寄ってるっ。
なにやら一大事な予感。
これは助けに入らなきゃいけないかもね。
ちょっとあなたたち、いったい何の騒ぎ?
リュシアンは右 |
何っ、毒蜂一派ですってぇっ!?
…て、何? (・ー・*)
他の海賊と云々ってことは、
ひょっとしてあなたたち海賊っ!?
さてはそこのいたいけな少女を、拉致監禁しようとしてるわね。
許せない、そんなの許せないわっ。
ディートリヒは左 |
んななっ!?
連れ去るだけでは飽きたらず、
よもやこの子を食べようだなんて…。
いったいどこまで非道なの?
あなたたち、人間じゃないわっ。
おまえがリーダーかいっ! ヾ(°∇°*)
やっ、やられたわ…。
まさか、このどう見ても子供にしか見えない女の子が、
毒蜂一派とやらのリーダーだなんて…。
ホント、恐ろしい世の中になったものだわねぇ。
ところで、毒蜂一派って何?
「…そうだ! いいこと思いついた!
街中で飲まなきゃいけない理由はないわ!
そうよ 1樽まるごといただいちゃえ!」
ちょっとまてぇ~いっ。
いただいちゃえって、まさか酒場から盗もうとでもいうわけ?
ダメよそんなの。
まるっきり泥棒じゃないのっ。
いくら海賊だからって、泥棒はダメよ。
こいつらは… |
オー! じゃないっ。
ちょっとは躊躇するとかしなさいよっ。
あっ、待ちなさいっ。
どこへ行くのっ!?
「これは泥棒か… 栄えある毒蜂一派が」(リュシアン)
そこっ、悩むフリだけしないっ。
…と、
気がついたら目の前に見知らぬ少女が…。
いつからそこに? |
んー、
名前が出航所役人さんと重なってて、
激しく読みづらいわ…。
えぇっと、ジュリア…さん、でいいのかしら?
ぱぁぱぁ |
…いや、そんなことわたしに言われても。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
なんかさ、
すっごい既視感があるんだけど…。
でじゃぶ |
…またお腹が空いて動けないとか言い出すんじゃないでしょうね。
そんなことをちょっとでも言った日には、
ゆで卵をキレイに剥いて口の中に押し込むわよっ。
樽? |
樽ねぇ… |
酔っ払いの分際で、そんな自信満々に言われてもねぇ。
まぁ、わたしは酔っぱらっている人には逆らわない主義だから、
ここはおとなしく話を聞いておくけどね。
それにしても、わざわざ外に出て樽に入って寝るなんてねぇ。
よっぽどお酒の臭いが恋しかったのね。
しかもアレでしょ?
そのまま持って行かれちゃったってことは、
ご丁寧に蓋まで閉めてたってことでしょ?
ホント、酔っ払いのやることって、よくわからないわ。
しかし…、おかしな3人組か…。
ワイン樽を盗んでいった3人組…。
まぁ、あいつらのことよね。
…あれを探せっての?
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
トリエステの酒場には、こんな名前の女の子がいたわ。
グルメっ娘(こ) |
…でっかい嫌な予感がする名前だわ。
こーいう適当な名前をつけられてるイベントキャラは、
だいたいにおいて神経を逆なでするような話し方をして、
無茶な要求を突きつけてくるのよね…。
文学気取り |
それが問題って…。
どっちでも好きな方を食べればいいじゃない。
満足できなければ両方。
てゆーか、収穫のお祝いのご馳走をひとりでいただくのですか。
なんてゆーか、寂しいわね…。
まてぃ |
…はぁ? (゚∇゚;)
お嬢さん、カウンターはあっち。
そしてわたしは、キュンキュンのウェイトレスでも
萌え萌えのメイドさんでもなくってよ。
どうぞご自分でカウンターに行って、
シェフのこだわり料理でも食してらっしゃいな。
満足 |
そりゃどうも。
あなたのお役に立てて、光栄だわ。
まがりなりにもグルメを名乗るなら、
やっぱ美味しいものは自分の足で探さないとね。
そしてひとり |
その飲んだくれてる人たちに、
あなたが美味しいと思った料理をふるまってあげたら、
もっと楽しくなると思うわ。
ま、おしゃれじゃあないかもだけど。
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 18:07 | コメント (5)
2005年11月02日
やっと祭に追いついた
水銀を買うためにセビリアに行くついでに、
ワイン祭が行われているっていう噂の、
マルセイユに寄ってみた。
この手のお祭りって、
リスボンのイワシ祭以来よねぇ。
…って、前にも同じことを言ったような気がする。
ま、いいでしょ。
とりあえず、マルセイユの街のあちこちに立ってる、
ワイン商人さんたちに話を聞いてみましょ。
広場 |
これは確か、広場の真ん中にいたワイン商人さんだったかな。
わたしの聞いた噂では、この人がワインをたらふく飲ませてくれるらしいわ。
タダで飲み放題と聞いては、黙っていられないわよね。
さっそく味を見てみなきゃ。
タダじゃないぜ |
…なにその抱き合わせ商法。
しかもなにこの横柄な態度!
仮にも商人を名乗ってる人間が、
そんな対応でいいと思ってるわけ?
ちょっとそこへなおりなさい!
っと、その前にそのグラス売りの場所を教えなさい。
怪しい文句 |
なんだかすっごいダマされているような気分になるんだけど…。
この売り文句に、悪徳商法のかぐわしい香りが漂ってるわ。
で、そのワイングラスはいくらなのかしら?
…は?
ごっ、5000ドゥカートぉ!? Σ(゚□゚;)
ちょっ、なんなのよその、
お祭りのたこ焼き屋もビックリな価格設定はっ!
普通のワイン一杯、いくらだと思ってるの。
あなたねぇ、ぼったくるにも程ってものがあるわよ。
5000って…。
どこの有名工房の作品かと思っちゃうわよね。
底あたりに「Made in Venice」って書いてあったりね。
とほほ |
買っちゃったわよ…。
だって、そうしないとワイン飲ませてくれないっていうんだもん。
せっかくだから飲みたいじゃない。
5000…、5000かぁ…。
これでおいしくなかったら、オシオキものよねぇ。
でも、飲み放題だしなぁ…。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
この娘が今回のお祭りの中心人物、ワイン娘さんね。
娘。 |
カイストさんのとこで裸足だって紹介されてたけど、
確かに何も履いていなかったわ…。
ついでに名前もつけてもらってないみたいだし。
…不憫な子。
そのお金は |
聞くも涙、語るも涙の物語ぃ。 o(;△; )o
あなたの靴代は、お父さんの胃袋に消えてしまったのね…。
それでもなお、お父さんのためにがんばって、
"他人に"ワインを集めさせようというその気遣い。
なんだかとっても見守ってあげたくなっちゃうわ。
見守るだけで手伝いはしないけどね。
あなたに幸せが訪れることを祈ってるわ。
祈るだけで助けてあげようとはおもっていないけど。
タダじゃない |
…素敵な品物?
ふむ…。
こほん。
まぁ、そうね。
この優しいお姉さんが、
あなたのためにワインを集めてきてあげても、
よろしくってよ?
でも、アレよねぇ。
素敵な品物を配る余裕があるんなら、
娘に靴の一足も買ってあげたらいいのに…。
スイカの名産地~♪ |
ワインの名産地かぁ。
ワイン…、ワイン…。
とりあえずパッと思いつくのはボルドーでしょ?
あとは、ドイツワインにギリシャワイン。
イタリア半島のトスカーナ地方も有名よね。
他には…、あぁ、カリフォルニアとか山梨っていうのもあるわ。
カリフォルニアとか山梨ってどこよって感じだけど。
てゆーか、リアルにワインのことには明るくないから、
これくらいしか思いつかないわ。
まぁ、アレよ。
酒場にいるらしい収集家とかいう親父に聞けば、
どこが有名かわかるってものよね。
悪い親父 |
これが噂の極悪非道な父親ね。
こんな親父のために、
世界を駆け回ってワインを集めなきゃならないのかと思うと…。
なんだかやるせなくなってくるわね。
でもまぁ、景品がわたしを待ってるんだから、仕方ないわ。
ここは心を殺して、ビジネスビジネス。
ロゼは? |
各地のワイン祭…?
そんなあっちこっちでワイン祭やってるの?
なんだかずいぶんと大々的なお祭りなのねぇ。
…アテネではなんにもやってなかったような気がするけど。
と、それは置いといて…。
ちょっとお父さん。
わたし、あなたに言っておきたいことがあるのよ!
素敵なアイテムって、ホントに素敵なんでしょうね!
…じゃなかった。
えぇっと…、そう!
娘さんに靴くらい買ってあげなさいって言おうと思ったのよ。
いい? わかった?
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
しろぅわい~ん |
あかぅわい~ん |
… … …
なに、この人たち。
戯曲の練習か何か?
真面目に語り合ってるんだったら、
このまま向こうに突き落としちゃってもいい?
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
それにしても、
セビリアからアレクサンドリアは遠かったわ…。
途中にマルセイユ挟んだりしてるから、なおさら。
とりあえず、無事に水銀を持ってきてあげたわよ。
感謝なさい。
怪しい世界 |
悪徳商法の次は、新興宗教の勧誘?
いくらわたしが薬品商だからって、
いきなりそんな話されても食いつけないわよ。
なに言ってるかさっぱりわからないし。
熱弁 |
はいはい。
世界霊魂だか高いレンコンだか知らないけど、
よーするにそのアゾートってのがあれば、
どんな病気も治せるっていうの?
それはめでたいわ。
ま、がんばって。
…さて、これをどうやって、
酒場のお姉さんがたに説明しようかな…。
…報告を引き受けてくれなかったりして。
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 17:49 | コメント (0)
2005年11月01日
万能薬なんて信じない
そーいえば、
セビリアからキリングリューが艦隊率いて出てきたって話を、
誰かがしてなかったっけ?
まぁ、とーぶん相手なんてする気はないんだけど、
どんな艦隊か見るだけ見ておきましょうかねぇ。
あんまり手に負えないような感じだったら、
いつものメンバーに招集をかけないといけないし。(笑
大艦隊 |
… … …
うぅ~ん…。
外から見ただけで、この艦隊かぁ。
突っついたら他にもワラワラと出てきそうね。
しょーがない。
そのうち招集をかけて相手して差し上げましょうか。
ま、ロンドンに向かってお急ぎのところを悪いけど、
しばらくそこで待っててちょうだい。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
さて、久々に立ち寄ったアテネで、
ちょっと気になるお仕事を見つけたわ。
万能薬? |
アゾート?
なにそれ、初めて耳にした言葉ね。
んな見たことも聞いたこともないような物を探せって…。
ちょぉっと無茶がすぎるのではなくて?
それに、なんでアテネまで来て、
ヴェネツィア在住のパラケルススさんのお仕事を請けなきゃいけないのよ。
あ、いや、誰もやらないなんて言ってないわ。
やる、やるから引っ込めないで。
…なんか、成功する気がしないんだけど。
まぁ、請けちゃった以上はしょうがないわね。
とりあえず依頼主さんにお話しを聞きにいくとしましょうか。
って、ヴェネツィアじゃないの…。
遠いわよ。
たれケルスス |
なんていうか、ほら。
いろんなものが垂れ下がってるっていう感じじゃない?
このおじさんの顔。
そういえば、ちょっと前にたれパ○ダって流行ったよねぇ。
…関係ないけど。
触媒探し |
"医学に応用 → 万能薬"
っていう発想の飛躍が素晴らしいよね。
応用どころか、凌駕しちゃってるじゃんって感じ。
まぁ、万能薬なんてものがホントにできるんだったら、
それに越したことはないんだろうけど。
でもなんていうか、眉唾ものよね。
…間違ってもこの人の前じゃ言えないけどさ。
にしても、アレクサンドリアかぁ…。
こないだ行ってきたばっかりじゃないのよぉ。
気軽に言ってくれちゃってさ。
ここからあそこまで、どれだけあると思ってるの?
まぁ、船を漕ぐのは相棒だけど。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
またまた来たわ。
アレクサンドリア。
とりあえず、
なんだかわからないものは書庫で調べるのがセオリーよね。
謎の粉 |
落雷…。
それはさぞかし電撃的な出来事だったことでしょう。
彼の冥福を祈るわ。 (-人-。)
それにしてもさぁ~ぁ。
その"まじない師"っての、胡散臭さ大爆発じゃない?
その謎の粉末をひと目見ただけで、
「もしやそれはアゾートなのでは?」
なぁんて言っちゃうのよ。
アンタ見たことあるのかいっ、て感じよね。
あぁ、そうそう。
アゾートとはなんぞや、よね。
えーっと…、なになに。
どのアルファベットでも最初にくる文字「A」に、
ラテン語の最後の文字「z」、
ギリシャ語の最後の文字「o」、
ヘブライ語の最後「th」を加えた造語ですって?
それでAzoth(アゾート)なのね。
意味としては、"始まりであり、終わりでもあるもの"なんだそうよ。
ほほ~ぅ。
なんだか深いわねぇ。
よくわからないけど…。
まぁ、いいわ。
とりあえずその胡散臭いまじない師ってのを探しましょう。
ノロいと書いて |
いたっ。
なんか、どことなくパラケルススさんに似てる気がするんだけど…。
やっぱ胡散臭いことやってると、
こーんな感じの顔つきになってくるのかしらねぇ。
さっさともらうものもらって、手を引きましょう。
わたしの顔まで垂れ下がってきたら、たまらないわ。
もってこーい |
はぁっ!? (゚∇゚;)
わたしは別に、錬金術を知りたいなんて思ってないのよっ。
ただちょっと、そのアゾートってものを分けてもらえれば、
それでいいのっ。
だいたいねぇ、水銀がどこに売ってるか知ってて言ってるの?
セビリアよっ、セビリアっ!
バカも休み休み言えってのは、まさにこのことだわ。
実験の材料費どころか、
わたしの交通費がバカにならないっつぅの!