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2005年10月31日

偉大なるクフのその姿

リアルであっち行ったりこっち行ったりで
忙しかった一週間を乗り越え、
無事に復活を果たしたナナリーです。

世間ではワイン祭が始まっていたりするんだけど、
ここの記事は見事に一週間遅れ。 (ノ▽≦)テヘッ
なんとかして自分自身に追いつかないと、
試合感が…、 試合勘かな…。
まぁ、どっちでもいいや。

でね、関係ないんだけど、


降参アル

なんかアルヴェロっちが沈んでたのよね。
…いや、だから何だってわけでもないんだけど、
あたりを見回しても誰からはぐれたのかわからなかったから、
ちょっと不思議な気分になってみただけ。

それとも、アルヴェロっちって、
なんとなく沈んでるようなキャラなの?

あぁ、あと、こんなのみっけた。


略して古着

んで、さっそく着用してみたわけ。


ナマナマしぃ

…なんか落ち着かない。
なんだろう、この妙なエロさは…。
なんていうか…、
たぶん、この生足すぎるのがいけないんだと思うわ。(笑
この時はたまたまサンダルなんて履いていたから、それはもう…。

あんまりにも落ち着かなかったものだから、
そっこーで相棒にあげちゃった。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


ってわけで、
チュニスでわたしたち向きのお仕事を発見!


クフ王、発見!

いや、調べたっていうか、見に行っただけだけど。(笑
でも、その話は聞いたことがあるわ。
確か、ピラミッドはずっと昔に盗掘にあってしまって、
そのピラミッドがクフ王の物であることを示す物は、
何も残っていなかったのよね。
で、壁だかなんだかに「クフ」の名前を見つけたから、
これはクフ王のピラミッドなんだってことになったみたい。

なんっにも残っていないものだから、
とにかく謎だらけの人みたい。クフさん。

ふふふ。
こんなおいしい仕事、見逃すわけにはいかないわよね。
よぉし、いっちょやっちゃりますかっ。

というわけで、一行はアレクサンドリアに向かったのでした~。


金持ち"風"なのであって、金持ちではないのね。
てゆーか、どうやってその推測にたどり着いたのか、
ぜひ教えてほしいものだわ。
ま、骨董品なら金持ちっていう短絡的なものでしょうけど。

ともかく、金持ち"風"ね…。


実際は?

あー、
うーん、
言われてみれば、確かに金持ち"風"だわね。
荷担ぎに用心棒に、ガイドまでつけてる。
でも、これなら素直に金持ちでいいんじゃないの?
本人が聞いたら、きっと怒るわよ。


物知り顔

… … …
なんのヒントにもなりそうにない話をご親切にどうも。
これなら最初っから書庫に行っておけばよかったわね。
しっかしまぁ、
休憩所のご主人もいいかげんよねぇ。
なぁにが「知ってそうな」よ。
これじゃ知らないのとたいして変わらないわ。

まぁ、いいわ。
ここで文句言ってても始まらないし。
とりあえず、次の目的地がわかっただけでもよしとしましょ。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~



アラブの学者

もちもち。
ちょっと本を見せてもらいにきたのよ。

…それにしても、このあたりの学者さんを見ると、
なぜか彼のことを思い出すのよね。
そう。カイストさん。
まぁ、同じ服を着てるっていうだけのことなんだけど。(笑
でも、顔つきも微妙に似てない?


神殿もありました

それにしてもまぁ、詳しく書いてあるわよね。
なんだかずっと未来の、
そう、だいたい21世紀くらいの本を読んでいるような気分だわ。
これを書いた人、きっと凄い人よ。


リライト

なぁるほどね。
そういえば、かの有名な少年王ツタンカーメン(まだ見つかってないけど)
後の王に名前を書き換えられた形跡があるって、
サクジとかいう学者が言ってたわ。
クフ王も、何者かの手によって、
故意にその存在を歴史から抹消された…。
あり得ない話じゃないわ。

むふふ。
なんだか面白くなってきたわね。 ( ̄ー ̄*)


たべる岩

よぉっし、ナイル中流に向かって、出発よっ!


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


見えたわ、テーブル岩。


丸いです

このテーブル岩って、
世界のあちこちにあるような気がするんだけど、
見れば見るほど見事よね。
これだけでも研究する価値があると思うわ。

というわけで、発掘開始~。


クフ…?

はっけ~んっ。
確かこの手のひらサイズの小さな像に、
クフの名前が彫ってあるから、
これがクフ王ってことになってるのよね。
後にも先にも、クフ王の姿を確認できるのはこの像だけ。
しかも、これが間違いなくクフ王だと言える根拠は薄いときてる。
あれだけ立派な建造物を造らせた王様なのに、
この扱いってないわよね。

…って、違う。違うわ。

これ、クフ王像じゃあないわっ!

わたしの目が確かならば、
これは「ホルスを抱くイシス女神」よっ。
しかもご丁寧にホルス神が外されて(消されて)いるわ。
本物の「クフ王像」はこっち
ちなみに写真を拝借したのは、ここ

うぅ~ん。
こうして歴史が改ざんされていってしまうのね…。(ォィ


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


せっかくナイルをさかのぼってきたのだから、
ついでにアブ・シンベル神殿も見ていきましょう。
しっかりと地図も持ってることだしね。


闇の中

いやぁ、いつ見てもおっきいわねぇ。
神殿そのものもそうだけど、この入り口といったら!
なんか夏至と冬至の日だけ、
朝日が奥まで射し込む仕組みになってるらしいけど…。
ほんっと、昔の人ってよく考えるわ。


古代ロマン

やっぱヒエログリフに囲まれてると、
幸せな気分になれるわ。(笑

あぁ、そうだ。
地図地図。


べりっ

ちっ、違うわよっ。

断じて壁を壊したんじゃないわっ。

投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 18:03 | コメント (5)

2005年10月27日

ソノちーむハ、イチバンデ~ス!

札幌への出張から帰ってきたら、
ちょうど小林投手が最後の一球を投げ込むところでした。

空振りさんし~んっ。

千葉ロッテマリーンズ 日本一!!

いやぁ~、
スバラシイデスネ~。
電車かバスか。
帰宅ルートの選択を誤っていたら、
この歓喜の瞬間には間に合わなかったわ~。
これぞナナリー・マジック。

とりあえず時間と余裕がないので、今日はここまで。
土曜日は買い物に行かないとねっ。

…優勝パレードはアジアシリーズの後かなぁ。

投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 19:00 | コメント (4)

2005年10月24日

大激戦のヨ・カ・ン♪

うぃ~らっらっらっ
   らっぶまり~んず♪

大声で失礼します。(←ってよく聞くけど、なんなんだろうね)
わたくし、ナナリー・ナナスタシアは全力で、

千葉ロッテマリーンズ を応援しておりますっ。

具体的にはこんな感じ。

船も衣装も期間限定でマリーンズカラー。
ちょっと黄色が入っているのはご愛敬。
まぁ、タイガースへの敬意ってことで。(笑
カモメの紋章があれば、なお良かったんだけど、
なぜか鳥の紋章ってないのよね。
なんでだろ。
トラはしっかりあるのにねぇ。

10月24日現在、2連勝中!
とても機嫌がよろしいナナリーなのであります。
"王者はおごらず勝ち進む"のでありますっ。
(補足すると、この王者~ってのは応援歌の一節なのね。
   今の今まで、なにが王者だって言われ続けてきたのよ…)

さて、このくらいにしておきましょうか。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


わたしたちの前に突如現れたフレデリク。
いったいどんな用件で来たのかと思えば――


キリンさんがんば

あ、そう。
それは大変ね。
じゃあ、がんばって。

「今からライザに知らせに行く
   ナナリー・ナナスタシア 一緒にきてくれ!」

イヤよ。
ってゆーか、余計なことしないでっ。
そーいうのは、本当のイングランド海軍に任せておきなさいよ。


キター

あぁ… (||_ _)/
お願いだから、
これ以上余計なことをしないで、
おとなしくしていてちょうだい。
いえ、むしろさっさとネーデルランドに行っちゃいなさい。

「ヤツを倒せば イスパニアは当分
   イングランドに手を出せなくなるはずよ」

いや、そうかも知れないけど、
あなた、それでさんざん失敗してきたんじゃない。


やっちゃる

そっちは快気祝いで、いきなり怪我をするつもりですか…?
もうね、こんな海賊気質な連中の
まっただ中にいるのはイヤよ。
誰かなんとかしてちょうだい。

「ライザ・ミドルトン様
   至急王宮までおいで願います」

あら、王宮の兵士が使者としてやってきたわ。
これはきっとアレね。
陛下が、暴徒化してきたミドルトン一味を、
いさめて押さえつけようってことね。


おとなしく

あら、いさぎいいこと。
ま、せいぜい女王陛下にこってりしぼられて、
大人しくしていることね。
間違ってもヤブヘビなことはしないように。


やれやれ

お兄ちゃんも、妹の尻ぬぐいで大変そうねぇ。
まぁ、この兄にしてあの妹ありってところもあるんだけど。

「だから ナナリー・ナナスタシア あとは君にまかせよう」

何をよっ! Σ(゚д゚;)

このお兄ちゃんときたら…。
まったく油断も隙もあったもんじゃないわ。
わたしなんていたって、
なんの役にもたたないわよねぇ。マクレガー?


なん

なの

よぉ

お願いだから、
わたしを仲間の筆頭みたいに言わないでちょうだいっ。
しかもゴードンっ。
あんたってば、なにげについてこない気なのねっ!?
強くなったって言っていたのは、どの口よ。
ほんっとに、ここの男どものきたら…。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


そしてイングランド王宮――


怒り

はーい (;^o^)ノ

海賊行為を働いて、
イングランドに多大な迷惑をかけようとしていまーす。

「はっ 海賊としてその艦隊と戦おうと…」

…マジだったよ。
あんたって人は、もぅ。
冗談が冗談にならない人って、嫌いよ。

「ならぬ!」

ほぉらね。
そりゃ止めるわよ、普通。
そんなことで火種を大火にしてもらっちゃ困るものね。
イングランドにとっては海賊でも、
あちらにとっては立派なミドルトン艦隊なんだから。


衝撃の一言

(;゚∇゚)… … …

ほ、本気ですか、その言葉…?
いや、いくらライザさんが、
おだてれば木にも登りそうな正確だって言ったって…。
そこまで調子づけちゃうと、いつかしっぺ返しがありますよ?
てゆーか、すでに何度も何度も痛い目にあってるでしょうに…。

もぉいい。
好きにして。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~



勝手な

ことを

そこまで心配してくれるなら、
いっそわたしをここに置いていってほしいわ。

投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 21:13 | コメント (3)

2005年10月21日

食べ放題… いやちがう、そうじゃなくって。

甲虫王者と書いて、ムシキングと読む。
ちょっと違うけど、まぁそんな感じ。
これはまぁ、納得できるわ。
では、ここで問題。

"海筋肉王"って書いたら、なんて読む?

答えは――


幽体離脱

… … …

読めるかぁぁあっ (ノ ̄□ ̄)ノ ~┻━┻

ちなみに、こーいうことね。
http://www.fujitv.co.jp/viking/index2.html
サスケのパ○リ番組。
…厳密にはパ○リじゃないらしいんだけど、
まぁ、そんなことはどうでもいいわ。

で、相棒がなんでその海きんに君と戦っているのかというと、
彼がある物を守っていたからなのよ。
海きんに君をサクッと倒して出てきたもの、それは。


るーん

ファンタジー(幻想世界)マニア~なの基礎言語、
ルーン文字が刻まれた石碑なのであります。
この絵だと、どんなものかイマイチわかりづらいわね。
http://www.runsten.info/runestone/
ここの写真とか、かなり雰囲気がつかめると思うんだけど。
なんていうか、見れば見るほど不思議な気分になるわね。
ミステリーハンター魂がくすぐられるわ。
海南江さまに弟子入りしようかしら…。
あぁ、海南江さまっていうのは、
もちろんあの竹内海南江さまのことよ。

ちなみに、ルーン文字に関しての解説は、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%B3%E6%96%87%E5%AD%97
ここを見るといいわ。
詳しく書かれているから。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


というわけで、
今週の不思議の舞台は、
ヴァイキングの本場、ストックホルム!
今回はここで、ミステリハンター・ナナリーが
ヴァイキングについて調べていきたいと思いま~す!


ここじゃないよ

いきなりカエレってか! (゚∇゚;)

なぁんで、ヴァイキングの本場に来たのに、
わざわざ離れたところで調査しなきゃいけないのよ!
くぉらぁ~、ヴァイキングについて教えなさいよ~。
地元の歴史なんだから、知ってるんでしょ~?

…いいわよいいわよ、わかったわよ。
アムステルダムに行けばいいんでしょ?
まったく、もぉ。

はい、来たわよ。
アムステルダム。


佐賀

サガ!
いいわね、そのゲーオタ心を刺激する響き!
へぇ~、口伝だったのねぇ。
それじゃあまとめるのも大変だったでしょ。
続編の"ロマンシング~"とか"~フロンティア"はどこにあるの?
もったいぶらずに出しちゃいなさいよ。


ふれいや~

やぁねぇ。
金にものをいわせて、なんでも自分の思うようにしようとする人って。
…あぁ、この場合は神様か。
なんともまぁ、物欲にまみれた神様ですこと。
でも、そこで"金などいらぬ"って突っぱねるドワーフさんて素敵だわ。
それでそれで、いったいどんな条件をつけたの?


…あれ、剣?
わたし剣の話なんてしてないよ?
ドワーフさんが出した条件ってのはどうなったの?
どうなったのよ、ねぇ。


夜切っちゃダメダメ

わたしはだいたい、お風呂上がりに切るんだけどね。
爪は。
だって、その方が切りやすいじゃない。
適度に暖まって、しなっとしてて。
あぁそうそう、
あの爪切りについてるヤスリが嫌い。
あれで爪をゴリゴリやるのって、凄く気持ち悪いのよ。
だから、いつも切りっぱなし。

…じゃなくってっ。

爪の話なんてしてないわよ!
…いやしてたけどっ。
わたしが聞きたいのは、そんなことじゃないの!
これじゃいつまでたっても、
ミステリーをハントできないじゃないの。
ミステリーハンターの名折れだわっ。

『必要な情報がそろいました』ぁっ!?
揃ってないっ!
ぜんっぜん。

あ、こら学者っ。待ちなさいよっ。


にやり

あんたは呼んでないっ。

って、なんで出てきた!?

投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 18:17 | コメント (6)

2005年10月20日

アイルランドの冒険劇

もう、どれくらい走ってきただろうか…。
いつまでも傾かない太陽は、
わたしの時間感覚をいとも簡単に麻痺させる。

―― ここはダブリン北

ダブリンの門をくぐってから、
わたしたちはただひたすらに走っていた。


緑の中を

緑の大地は延々と続き、
行けども行けども目的の場所は見えてこない。
なぜなら…

相棒が迷ってるからよっ ( ̄o  ̄メ)

まったくもぅ、
久々の冒険で勘が鈍ってるんじゃないの?
ここがダブリン郊外だからまだいいとして、
もしもアフリカやペルシャあたりだったら、
今頃仲良く2人で発見物になってるところだわ。


足が棒のよう

でもまぁ、アレよね。
これだけ苦労したんだから、
見つかるのはきっと、イイ物に違いないわっ。
神様はわたしたちに、
とっても素晴らしいご褒美をくださるわよねっ。

さあっ、何がいただけるのかしら。
ほら、ちゃっちゃと掘りなさい。ちゃっちゃと。
慎重にかつ迅速にっ。


ケルティック

…これってさ、
前にも見たことなかったっけ…?
うーん。
なんか、見てるような気がするんだけどなぁ。
気のせいかなぁ。

まぁ、似たような首飾りも多いしね。
それと勘違いしてるのかも知れないわね。
うん、そうよ。
きっとそうに違いないわ。

でも、ご褒美こんなもんか…。

… … … ちっ。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


ダブリン郊外といえば、ここ。
密かな人気スポット、ボイン渓谷。
今回手にした地図が指し示しているのは、あの中。


うずまき遺跡

さぁさぁ、さっそく中に入っていきましょう~。
ここは変な門番もいないし、
気軽に入れていいわよね。


ビックリ棺桶

中に入ってみると、そこにあるのは棺桶ひとつだけ。
なんか、いかにも何かありそうな感じに
ビックリマークがついてるんだけど…。
押しても特に何も起こらないし。
いったい何なのかしらね。

まぁ、いいわ。
とりあえず調査よ。
さて、何が出てくるかな?


棺桶~

そのまんまじゃんっ ヾ(°∇°*)

発見っていうか…、すでにそこに見えてるし…。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


悲しいとき~。


ららら

話の流れを無視した渾身のギャグに、
まったく気づいてもらえなかったとき~。
セイン・カミュ氏の出世作なのに…。

どっ、どうせ古いって言いたいんでしょ?
悪かったわね、古くてっ。

○| ̄|_

投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 17:44 | コメント (4)

2005年10月18日

書類を求めてニシヒガシ

相棒にペルシアンドレスってやつをもらいました。


秋の新作

って言うと、なんかわたしって
相棒にもらってばっかりに見えるわね…。
いや、実際いろいろもらってるけどさ。
でもでも、わたしだっていろいろあげてるのよ~。
例えばっ。

たとえば…。

それにしても、久々にスカートじゃない服を着た気がするわ。
わたしの記憶が確かならば、ジレ以来じゃないかしら。
…だいぶ前よね。
こう、なんていうか、
ちょっと落ち着かない。(笑

ま、まぁ、着てるうちに慣れるわよ。うん。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


前回の記事の話の流れと、上のタイトルの写真で
だいたいわかっているとは思うのだけど――

またカリカットに行ってまいりました。
今回の目的はコショウじゃありません。
それはわたし的に3番目くらい。

で、主な目的は何かというと、コレなのです。


5up!

インドで借りても世界で使える。
サンジャイも愛用のインド銀行をよろしく。

ってわけで、貸金庫を5つばかり増やしてまいりました。
これで壊したくない装備品も安心。
かさばる書類の保管にも最適っ。
いやぁ、カリカットの太閤さんって、太っ腹ねぇ。

…なんて名前だったかなぁ。
髭のおじさんってことだけは憶えてるんだけど。

そして、カリカットまで来た第2の目的が、コレ。


お仕事

買ったコショウを売らずにお届けっ。
なにしろ20樽だからねぇ。
おおよそ1万ドゥカート分。
ちょぉっともったいない気もするけど、
まぁ、しょうがないわ。
これも仕入発注書のためよ。

このお仕事だけでは、
それほど多くの仕入発注書はもらえないんだけど、
目的地がザンジバルってのが重要なの。

そう、ザンジバルでは、このお仕事が待ってるのよ。


象さんはもっと好きです

☆8つよ、☆8つ!

同じ象牙をヴェネツィアまで持ってくっていうお仕事もあって、
そっちはこれよりも多くの発注書が貰えるみたいなんだけど、
さすがにそっちまで行くのは面倒だってことで、
今回はこっち。

象牙30本ってのがちょっと大変だけど、
まぁ、リターンを考えれば安いものよ。
このふたつのお仕事を連続でこなすことで、
カテ4発注書の束が拝めるって寸法。

このコンボを達成するためには、
事前に依頼斡旋書をためとかなきゃならないんだけどね。

"大書類時代"とか揶揄されてるみたいだけど、
わたしは割と楽しめてるかな。
この書類集め。
ちょっと面倒な仕事をがんばって書類をためて、
ここぞというときに一気に使う。
その瞬間が結構楽しかったり。(笑


象さん…

その楽しみの陰で、
象さんが15頭もお亡くなりになってることを考えると、
ちょっと切なかったりするけどね。

乱獲はダメよ、乱獲は。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~



モラ破けたぁ~~~っ! ヽ(×△×)ノ

… … …

誰か心優しい人が、
わたしのために心を込めて作ってくれたり…、
は、しないよねぇ。

投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 19:39 | コメント (3)

2005年10月16日

ロンドンで別れたら、すぐにアフリカへ


ただいま

そうね。
やっと帰ってきたわね、ロンドンに。
…でもね。
あなたが余計なことをしなければ、
そんな感慨深げに呟く必要もなかったわけよ。
わかる?

「ナナリー・ナナスタシア フレディ ここまで ありがとう」

いいのよ、礼なんて別に。
ただおとなしくしていてくれれば、それでいいの。
まぁ、さすがにこれ以上暴れることはないと思うけど。


きっとまた

…いいえ、けっこうよ。
それに、時々でいいから、
わたしにも求めるものがあるってこと、
思い出してもらえないかしら?


俺たち

願わくば、わたしとあなたたちの航海は、
これでおしまいにしたいわねぇ。

…それにしても、ライザさんはこれからどうするつもり?
あなたが海軍やめてネーデルランドに肩入れすると、
お兄ちゃんの立場が微妙なものになっちゃうんじゃないの?
海軍力がミドルトン家の売り物なわけでしょ?

…もうすこし自分の立場をわきまえて行動した方が
よろしいんじゃなくって?
ま、わたしが心配するようなことじゃないけどさ。


サンキュー

だから、お礼なんていいのよ。

…ところで、マクレガーは?


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


さて、晴れて自由の身になったところで、
いよいよ貸金庫の拡張を目指して船出することにしましょう。

目指すはカリカット!

そぉこ~にゆ~けば~
 どぉん~な金庫もぉ~
 ふ~え~るとぉ~ 言~うよ~♪

って、どこかの誰かも歌っているわ。

相棒もいよいよ冒険者に転職したことだし、
ペルシャとかインドとかの遺跡旧跡も巡ってみたいっ。
まぁ、まだ経験も浅いし、
そうそう大物は発見できないとは思うけどね。
そこは地道に、小さいことからコツコツと。
いつかアンコール・ワットだって見つけてみせるわ!

…いや、どんなに頑張ってもたどり着けないけど。

で、
小さいことからってわけで、
とりあえず棺桶なんかを発見してみたりして。


埋葬

ってゆーか、こんなもん掘り出さないでよ…。
いやまぁ、発掘っていうのは
所詮墓荒らしであることが多いんだろうけど、
これは… ただの棺桶じゃん…。

ちゃんと元に戻しておきましょうね。


キリンとかいそう

アフリカ大陸東海岸。
いかにも"サバンナ"って感じの景色がいい感じね~。
ヒョウとかキリンとか出てきそうよね~。
…ううん、キリングリューのことじゃないわ。

で、さらに北上すると、そこはペルシャの領域。
ペルシャといえば、これ。


色つき

鮮やかな彩色レンガで彩られた宮殿――
なんていうか、こう、アラビア~ンな感じよね。

あ、そうそう。
今回アフリカ東岸を北上中に、
相棒がとうとうガレー船を手に入れたみたい。


あらびゃん

念願のアラビアンガレー。
別名あらもじゃす。 …で、あってる?
この紋章って獅子だったっけ。
ガレー船にマッチしてて、いい感じよね。

でもね、この船、
生意気にもわたしの船より速いのよ!

…悔しいわ。

投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 19:58 | コメント (5)

2005年10月15日

いよいよ終幕が近い…のか?

エグモント様の愛を一身に受けたわたしは、
無事にアムステルダムを出発。
オポルトに行けとうるさい男2人を無視して、
一路、北の海へ向かうのでした。

で、


数にもの言わせて

こんなのとか、


ひぃふぅみぃ… いっぱい

こんなのを相手にしてみたり。
カイストさんのとことはずいぶん時間に開きがあるけど…、
あまり気にしないでちょうだい。
ここのところライザさん関係で書くことが多くって、
ちょっとリアルタイム進行ができなくなってるのよ。
このままずるずるとずれていってしまうのかしら…。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


あぁ、そうそう。
ちょっと街で噂を聞いたんだけど、
なんか"ワイン祭り"とかいうイベントがあるみたいよ。

http://www.gamecity.ne.jp/dol/live_event/051012.htm

いいわね、いいわね。
聖アントニオ祭(別名イワシ祭)以来の、大規模イベントだわ。
やっぱ、こういうお祭りがちょくちょくないと、
書くことなくなって困っちゃうわよね。
もっとも、今は書くことが多すぎて困ってるわけだけど…。

お祭りが始まるまではまだ1週間以上あるけど、
なんだかワクワクしてきたわ。

よーし、やるぞー。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


イスパニアに捕まったライザさんを救う(手伝いをする)ため、
やってきましたオポルトに。
こんな平和な田舎町に、
面倒ごとなんて持ち込みたくないわよね。まったく。
まぁでも、とっくにセビリアまで行っちゃってると思うけどね。
ここまでくるのに、わりと時間かかっちゃったし。


発見

…まだオポルトにいたんだ。
またずいぶんと余裕なのね。
それとも、本国に帰る前に、
一足早い祝杯でもあげているのかしら。

ともかく、この街のどこかにライザさんが捕まっているわけね。
よし、じゃあがんばって探してらっしゃい。
わたしは酒場でひと休みしてるわ。
そんなに大きな街じゃないんだもの、
2人だけで充分でしょ?


酒場で暴れる

はやっ。 (ーдー;)
…ホントに祝杯あげてたのね。
そりゃあ見るなり殴られてもしょうがないわよ。
だって、海賊だもん、こいつ。

「そいつはさっきから話そうとしてるのに
   あんたが殴り続けるから
   何も言えないんじゃないか」

と、フレデリク氏の冷静な突っ込み。
…案外、いいコンビなんじゃないの? あなたたちって。
ともかく、乱暴者は端に追いやって、
話を聞いてみてくれる? フレデリクさん。


ボン…バカボンか?

となりじゃんよ… (;´o`)
どうやら、いつの間にか微妙な距離を運ばれちゃってたみたい。
オポルトまで来たんなら、
一気にセビリアまで行っちゃえばいいのにねぇ。
まるで追いついてくれと言わんばかりだわ。
しかも、トラブルの種を抱えたまま他国の首都だなんて…。


…?

どう… って…?
あぁ、そういえばマクレガーさん、
怪我してたんじゃなかったっけ?
なんかさっきから言葉にキレがないなぁとは思ってたけど。
…ひょっとして悪化した?


一度は言ってみたい?

ちょっと遅れるかも知れないけれど、
必ず行くからそこで待ってろよ…。

ってやつね。
こういうのを世間一般では、
"死亡フラグが立った"って言うのよね。


死にましぇん

やめるやめると言ってる人ほどやめない。
死にはしないと言う人ほど、ごくごく近いうちに…。
哀れマクレガー。
わたし、あなたのこと好きじゃなかったけど、
ううん、どっちかというと嫌いだったけど、
もう会いたくないと思ったことも一度や二度じゃなかったけど、
でも、いなくなっちゃうかと思うと、ちょっと寂しいわ。


到着

ようやくっていう程の距離でもないけどね、
オポルト-リスボンなんて。
マクレガー? あぁ、置いてきちゃったわよ。
疲れたっていうんだから、仕方ないでしょ。

んじゃ、フレデリク、後はよろしく。
わたしは今度こそ酒場でゆっくりさせてもらうわ。
早いところ見つかるといいわね。

「やあ!
   二人ともそんな格好で 何遊んでるんだい?」

… … … また酒場だったかぁ。


そんな格好

どんな格好?

見張りっぽい人なら、わたしがここに来るより前に
フレデリクさんにのされてしまったみたいね。
…フレデリクさん、早いよ。
目にもとまらぬ早業だったわ。

ともかく、アレよ。
ライザさんたちが見つかったんなら、長居は無用。
さっさと二人を解放して、ロンドンに帰りましょ。

「ライザ… 俺の話をきいてくれ」

いや、話なんて後でもゆっくりできるじゃないの。
ここからロンドンまで帰るのに、
たっぷり2週間はあるんだから、その時にしてちょうだい。

「俺が 君や女王や イングランドの力を借りてでも
   絶対に手に入れたいもののことを」

何? ネーデルランドの独立なんじゃないの?
その為にいろんな根回しをしてるんでしょ?
幼なじみを半ば騙すような真似までして。


きらーん

あま~~~~いっ (´Д` )

あまいよ~、フレデリクさ~ん。
調子に乗ってコショウを積み過ぎて、
帰りの水と食料が全然足りなくなっちゃうくらいあまいよ~。

「俺にとって、君と過ごした日々は
   かけがえのないものだった」

ねぇ、そろそろ退散しようよ…。

「いつか あの頃のように 誰もが行きたいと思う場所に行ける
   自由な海を取り戻したいんだ」


わたしもよ~

ダメだ…。
完っ全に2人の世界に突入しちゃってるわ…。
いつもは何かと口を挟んでくる、空気読めない男(ゴードン)も
なんかさっきから黙りっぱなしだし。
さすがの40男もこの2人の間には入っていけないみたいね。

「ライザ これからはあの海を取り戻す同志として
   共に戦ってくれないか?」

いやぁ~、フレデリクさん、
そのスカウトはちょっと考えた方がよろしいかと…。
相手は暴走軍艦女ですよ?
ちょっとへそを曲げたら、何しでかすかわからないんですよ?
場合によっては、あの方に迷惑がかかるかも知れないですしぃ。


巻き込まないで

…え?
まわりって…。
今ここにいるのは、ライザさんとゴードンとフレデリクと…
相棒とわたし。

えぇぇぇぇえっ!? ( ̄◇ ̄;)

やっ、やめてよっ。
冗談でしょう?
わたしはこれ以上関わりたくないわよっ。
そりゃあさ、あの方のために力を尽くすのはやぶさかでないけど、
でも、でもっ。


聞き捨てならん

いや、それはないだろう ヾ(-。-;)


名指し

…勘弁してください。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


「マクレガーは… 彼はどこ?」

あ、思い出した。
そういえばそんな人もいたかしらね。


今頃…

…まだ生きていればね。
もっとも、どんなに元気でも、
さすがに今、この瞬間にロンドンにいることは不可能だと思うわ。
ビスケー湾がいいとこかしらね。


独白

…姐さん、
さまようにも程ってもんがありやすぜ。
国家の危機を招きかねないことしてるんだから、
もうちょっと自覚ってヤツを持ってくだせぇ。

投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 19:01 | コメント (1)

2005年10月12日

嗚呼、激動のアムステルダム

砲術の相棒と、ガレー乗りのカイストさんを連れたわたしは、
さっそくアムステルダムに引き返し、
小憎たらしいイスパニア艦隊を蹴散らしたのでした。


激突

アングルの都合上、カイストさんが見えてないけど、
いたのよ確かに。
しかしまぁ、NPCとはいえ戦闘用ガレオン5隻をものともしないとは。
なかなかやるわね、この2人。

さて、そんなわけで無事アムステルダムに入港。
『海の旅団』の方々もフレデリク邸に集まってるというので、
わたしたちも行ってみることにしたわ。

「ナナリー・ナナスタシア!」

あら、フレデリクさん、お久しぶりね。
なによ、そんな幽霊でも見ているみたいな顔をして。
あいにくだけど、ちゃーんと生きてるわよ。
足だってついてるし。ほれほれ。


驚愕

まぁね~ん。
そんなに驚くことではなくってよ。
わたしには強いお友達がたくさんいるもの。
たいしたことはなかったわ。


聞きたい?

そりゃあモチ、あの方に会いに来たのよ。
だって、『海の旅団』が困ってるとあっては、
見過ごすわけにはいきませんもの。
このナナリー・ナナスタシア、
あなた様のためならば、火の中でも水の中でも参りますわ。

ね、エグモント様♪


愛のためなら

お久しぶりでございます~。☆~(ゝ。∂)
えぇ、とっても元気にしておりましたわ。
エグモント様もご無事なようで、安心いたしましたぁ。
この度は大変でしたわねぇ。
港を封鎖されてしまっては、さしもの『海の旅団』も、
その真価を発揮できませんものね。
ご心労、お察しいたしますわ~。


なんだってぇ

ちょっと黙っててくださらないこと?
今、感動の再会を二人でかみしめているところなんだから。

わたし、あなた様のために、力を尽くす準備もございますの。
二人でネーデルランドの未来のために、戦いましょう。
アムステルダムの海を、イスパニアから取り戻すのよ。


苦渋の決断

あぁ、うん、いいわ。
気にしないで。
あなた(フレデリク)はあなたの為すべきことをした方がいいと思う。
何か別のことにかまけている場合じゃないわよね。

だいたい、貴様呼ばわりされた上での頼み事なんて、
なんでわたしが聞いてあげなきゃならないのよ。
まして海賊のなんて…。
そんなに大事なら、自分で来いっちゅーのよ。

さて、と。
それじゃあ残ったイスパニア艦隊を、
軽ーく蹴散らしてきてしまいますわね。


アマリア参上

わっ! \(°o°;)/
びっくりしたぁ~。
ちょっとあなた!
そんな急に扉を開けたら、危ないじゃないのっ。

っと、あなたどこかで…?


ハァハァ

ちょっとそこの大男。
可憐な女性の後ろから、ハァハァ言いながら現れるのって、
ものすごぉ~く怪しく見えてよ。

って、結局来てるんじゃない、あなたってば…。
まぁ、いいわ。
これで心おきなく、あの方のために働けるってものよ。


驚愕の展開

…はぁぁぁ? (・▽・;)

ちょ、ちょっと待って。
少し考えさせてちょうだい。

… … …

…ねぇ、何をどうしたらそうなるっていうの?


またかよ

(||_ _)/ …がっくり

この期に及んで、またそれですか…。
あの人には"懲りる"とか、"学習する"とか、
そういう概念は理解できないのかしら。

ねぇ… もういい加減、見捨ててもいいよね…。

「俺も反対…したんだがな」

だったら力ずくでも止めなさいよぉ。

「ライザはこないだの失敗を取り返すことしか
   …頭にねえ
   しかたなくついてってやったよ」

ついてくなぁっ! ヾ(ーДー*)
失敗を取り返すどころか、繰り返してるだけじゃないっ。
しかも、あなたがついていながら、
まんまと捕まったってわけ?
まったく、大海賊が聞いて呆れるわ。


捕まったんじゃ

そういえば、そうね。
一緒にいたのなら、あなたも捕まったんじゃないの?
それになんか、怪我してるみたいじゃない。
…大丈夫なの?

「俺…をなめるな
   ひとりなら抜け出すことくらいわけねェ」

あ、そう。

「だが ライザを助け出すには強力な艦船と
   貴様らのような人間が必要なんだ」

…あなた、本当に大海賊なの?
あなた自身の"強力な艦船"はどこに行っちゃったのよ。

…はぁ。
ここまで来て、まだあの人に振り回されることになるとは、
正直思わなかったわ。
あのままミドルトン邸でおとなしくしてくれるものとばかり…。
フレデリク…、あなたも大変な人と関わりを持ったものね。
同情するわ。


いい娘

いい人

涙が出てきそうな、いい話だわ。
よし、行ってこいフレデリク!
わたしはエグモント様と一緒に、
このアムステルダムを守るわっ。

…え、ダメ?

やーだー、のーこーるーのー。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


ぷぅ。
なんでわたしも行かなきゃいけないのよぅ。
強力な艦船でしょ?
わたしのは違うじゃない。

わぁかったわよぅ。
行けばいいんでしょ、行けば。

で、ライザさんの居場所は見当ついてるの?
やっぱセビリア?


意外な場所

え? なぜにオポルト?
セビリアに潜入しようとしたんじゃなかったの?
オポルトって、ポルトガルじゃない。
いったいどこで捕まったのよ。

まぁでも、セビリアまで行くよりは
楽かも知れないわね。


てへっ

うそーん。まじぃ?
さっきあれだけ蹴散らしたのに、
まだそんなに船がいたの…。

うーん、さすがはイスパニア。
その軍事力たるや、恐るべしだわ。

しょーがない。
もうひと暴れするしかないわね。
相棒、カイストさん、覚悟はよくって?


???

「君の個人的な行動のために
   ここまでする義理はないのだが
   兵たちがうるさくてね…」

はぅ… エグモント様、かっこよすぎるわ…。
決め台詞とともに現れて、華麗な援護射撃。
やっぱヒーローはこうでなくっちゃね。
相棒はなんだか、マクレガーあたりがお気に入りらしいけど、
わたしはやぁよ、あんなの。

華麗に、知的に、スマートに。
うん。カンペキ。

エグモント様~。
またしばしのお別れとなりますが、
わたしはぜったい、帰ってきますわ~。


突然の告白

いやだわ"スキ"だなんてっ。
そんなこと、今言わなくても~。
ほら、みんな見てるじゃないですかぁ。

投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 18:45 | コメント (4)

2005年10月11日

状況のめまぐるしさに、日記がついていけてないわ

… … … ん?

今、何か言った?


流れゆく文字

何? なんか落ちてたの?
遭難者… 違う?
ゴメン、ぜんぜん聞いてなかったわ。
まぁ、いいわよ別に。
どうせ何だかわからなかったんでしょ?
気にしない、気にしない。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


さて…、
たまたま乗ってった小舟に、痛恨の一撃(敵の砲撃)をくらった
我らがお兄ちゃんことミドルトン卿。
もうあの一家に関わりたくないと思っているわたしも、
さすがにこればかりは気になっちゃって、様子を見に行ったわ。

だって、小舟とはいえ、
自分の船で死なれちゃ寝覚めが悪いじゃない。

「わざわざお越しいただいたのですね ナナリー・ナナスタシアさん…」

うん、来たわ。
って、なんだかずいぶんと神妙じゃなくって? ゴードン。
そんなに沈痛な表情されてると、
ちょっと心配になってきちゃうわ。

「ですが…」

な、なに。
ちょっと待ってよ、ゴードン。
まさかあなた、
またとんでもないことを言い出すんじゃないでしょうね。
やっ、やめてよね。
縁起でもないっ。

…うそ。
まじなの…?

そんな…。


なんつってな

紛らわしい言い方すなっ (  ̄_ ̄)9);°〇°)ノ

いっ、一瞬、泣きそうになっちゃったじゃないのっ!!
なんでこのわたしが、
この一家のために泣かなきゃいけないのよっ。
冗談じゃないわっ。

…でも、まぁ。
とりあえず命があっただけ、ょ、良かったんじゃない?

「ライザ様 ですか?」

ううん。聞いてない。

「ライザ様は… 今はウィリアム様につきっきりで
   どなたとも 会おうとされません…」

ううん。聞いてない。

「大変申し上げにくいのですが」

なら、無理して言わなくてもいいわよ。

「ライザ様はこのたび正式に 海軍を退役されました」

…退役?
解雇(クビ)じゃなくって?
結果としてお兄ちゃんが怪我をしたことに、責任を感じた?
そんなレベルの話じゃないと思うんだけどなぁ。

まぁ、アレかしらね。
敵の罠にはまった経緯を鑑みて、
最大限の恩赦が下ったって感じかしらねぇ。
…恩赦っていうか、贔屓って感じもしなくもないんだけど。
ほんと、陛下はミドルトン一家に甘いと思うわ。

ま、今となってはどうでもいいことね。
軍人でもなくなったっていうなら、
これ以上わたしに頼ってくることもないでしょ。

お兄ちゃんも怪我だけで済んだんだし、
結果オーライってことで。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


「待ちな」

なによっ。
せっかくいい気分でミドルトン邸を後にしたんだから、
そんな乱暴な言葉遣いで呼び止めないでくれる?

だいたい、誰よあんた。


オレサマ

あぁら、お早いお帰りね。
カリブはどう? 楽しかった?
それは結構。
では、ごきげんよう。


立ち聞き?

だから何?
英語で言うと、So What?
そんなに心配なら、あなたが支えてあげればいいじゃない。
今だったら、うまく丸め込めば、
愛人だろうと海賊だろうと、何にだってなってくれるかもしれなくてよ?


ぽっ

わかりたくもないわっ (ノ`△´)ノ

うっすら照れ笑い浮かべて、
なに言ってるのよこの人は…。
だぁから、
そこまで言うんなら、あなたが彼女の力になって、
そのイノシシみたいなライザさんを
取り戻させてあげればいいじゃないっ。

こんな小娘の弱小商人(自分で言うのも癪だけどっ)に、
これ以上いったい何の用があるっていうのよ。


貴様

ちょっとあなたねぇ、
冗談も休み休み言ってくださらない?
いいかげん、わたしも笑い疲れてしまってよ。
だいたい、貴様って何よ。
わたしを貴様なんて呼んだのは、たぶんあなたが初めてよ。

「シャクだが 今度ばかりは あの野郎じゃないと無理だ
   俺が行くと 話がややこしくなるからな」

あぁら、珍しく弱気な発言じゃないの。
いつもの調子でアムステルダムに乗り込んで、

うぉりゃぁあっ ふれでぃぃいっ 来いやぁぁあっ!!

ってやってくればいいじゃないの。
ややこしくしようと思わなければ、ややこしくならないわ。

…ん?
ちょっと待って。
アムステルダム…?
ネーデルランド…。

… … … 行く。

わたし、行くわ!
マクレガー、あなたのために!

ぃよっし (9 ̄∇ ̄)9

そうと決まれば、善は急げよっ。
いざ、アムステルダムに向かって、しゅっぱーつ!


念のため

わぁ~かってる!
わぁ~かってるって!


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


見えたわ~。
アムステルダムよ~。

って、あれ?
アムステルダムの前に、見知らぬイスパニア艦隊が…。


Click Me!

…なにかしら。
なんか、いかにも話しかけちゃいけないような気配が
ムンムン漂ってるんですけど…。
でも…、あぁだめ…。
話しかけずにはいられないわ。

あのぉ~
こんなところで何してるんですかぁ~?

「なんぴとたりとも この封鎖網を
   通させるわけにはいかんのだ!」

へっ?


死ねと?

っきゃーーーっ!
お、襲いかかってきたわっ。
なになにっ、なんなのよぉ~~っ。

いけないっ。
こんなときこそ、冷静に状況を確認しないと。
えっと、
前に3隻、後ろに2隻。
…いつの間にか囲まれてるわね。
敵は…、せ、戦闘用ガレオン~!?

冗談じゃないわっ。

はーい。
ナナリー、帰りまーす。
おとなしく帰るから、撃たないでくださーい。

はいはい、ちょぉっとそこ通りますよ…と。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


うわ~ん o(;△;)o

相棒~、カイさ~ん。
たぁすけてぇぇぇぇ。


呼ばれて飛び出た

よし、逆襲よっ。
あのイスパニア艦隊をめっためたにしてやりなさいっ。

投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 19:28 | コメント (3)

2005年10月10日

ミドルトンさんちの事情

29歳のミドルトン卿と40歳のゴードンに強要されて、
仕方なくライザさんを探しにセビリア沖まで来たわたし。

どうやらわたしの船の方が早いらしいから、
セビリアの町に入る前に見つかると思うんだけど…。

あ、いた…。


ぽつーん

セビリアを奇襲しに行くなんていうから、
いったいどんな大艦隊を率いているのかと思いきや。
なに、たった軽ガレオン一隻なの?
あなた、それでイスパニア相手に喧嘩しようとしてるわけ?


たちって…

ちょっと、あなたねぇ…。
ひとりでできるもん! もいい加減にしないと、
お姉さん怒るわよ?
(設定年齢はライザさんの方が年上なんだけど…)

と、そこに突如として現れるイスパニア艦隊。
あー、なんか強そうな船がうじゃうじゃいるなー。

「はっ… これは一体 …何?」

何って、見ればわかるでしょう?
イスパニアさんのお出迎えよ。
ずいぶんと熱烈歓迎されてるみたいで、よかったわね~。


馬鹿め、と言ってやれ

ごきげんよう、キリンさん。
なんだか悪役台詞も板についてきたみたいで、何よりだわ。
あー、念のために聞いておくけど、
その"バカなヤツら"にわたしは入ってないわよね。
ううん、いいの、念のため。

「じゃ イスパニアの情報は罠だったの?
   まさか 私たちを…」

うぅ~ん、思いっきり罠だったみたいねぇ。
見事にキリンさんに踊らされちゃったみたい。
はぁ~。
ここで「わたしたちは関係ありませ~ん」って言ったって、
見逃してはもらえないわよね…。
しょうがない。
やるしかないかぁ…。

頼んだわ、相棒。
…勝てるかどうかわかんないけど。


激戦

おぉ~、さすがわたしの相棒、やるなぁ~。
よぉ~し、敵の数も減ってきたことだし、
一気にこの海域から離脱するわよーっ。


撃たないでー

ひぃぃっ。
ご勘弁を~っ。
もうなんにもしないから、逃がして~。
少なくとも、わたしと相棒だけは逃がして~。

「ちいっ! 今しかない」

そうよっ。
逃げるなら今しかないわ。


無茶兄

はぁっ? (゚∀゚;)
ちょっ、お兄ちゃん。
何言っちゃってるのよ!?
だいたい移るって、いったいどうやって…。

「ナナリー・ナナスタシア ボートを借りるぞ!」

えぇぇぇぇえっ!? (;゚◇゚)

おっ、お兄ちゃんっ。
それは上陸用の小舟よっ。
それはいくら何でも、無茶がすぎるってもんじゃぁ…。
いやまぁ、確かに、
船からの砲撃なんて、めったにボートに当たることはないと思うけど…。


大当たり

…あ、当たった。

… … …

おーい、兄ぃ~、だいじょうぶかぁ~?


決断、はやっ

…ゴードン?
あれ…? 今どこにいるの?
一緒に来てるなら、わたしの船に乗ってるんだろうし…。
でも、船をまわしてってことは、
別の船でここまで来たってことなのかな?
でも、お兄ちゃんはわたしの船に乗ってたみたいだし…。

?(゜_。)?

ちょっと…、あまりわたしを惑わせないでくれる?


待てコラ

お。おぉ~い…。
人を使うだけ使っておいて、
とっとと帰っちゃうんですか~?
いやまぁ、緊急事態なのはわかるけど、
それにしたって、この扱いはあんまりじゃなーい?

イスパニア艦隊を蹴散らしたのは、どこの誰だと思ってるのよ…。
まったくもぅ。


やれやれ

さぁねぇ…。
わたしはもう、知らないわ。
お兄ちゃんは悪い人じゃない(と思う)けど、
あの一族にはついて行けないわよ。

ほんっと、あの妹にしてあの兄ありって感じよね。
無茶で人の話を聞かないってのは、
ミドルトンさんちのお家芸なのかしら…。

投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 19:42 | コメント (1)

2005年10月09日

なんか、最近は暴走に振り回されているだけのような気がする


聞いてないっす

いや、今はそんなところまで行く気はないんだけど…。
そんな話した覚えもないし。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


新しい仕様を確認するために、
あっちこっち行ってロンドンに帰ってきたわたしたちを、
出航所役人のおじ様が呼び止めたの。


不吉なキーワード

至急、ミドルトン邸、ゴードン。
あまり聞きたくない単語のオンパレードね。
こういう場合の"至急"って、
大抵ロクでもない話なのよねぇ。
絶対、急ぎでどこかに行ってくれとか言われるのよ。きっと。

あーあ、やんなっちゃうわ。


ライザ兄

妹のお守り

あら、お兄ちゃん、お久しぶり。
よくわたしのこと憶えてわねぇ。
今さら会うことになるとは思わなかったわ。

ってゆーか、何よ二人して人の名前連呼して。
自分たちで呼んだんじゃないの。
思いっきり嫌な予感に襲われるから、
そういう反応やめてくれない?

どうせアレでしょ?
ライザさんが行方不明になったとか、
家出したとか、駆け落ちしたとか、
3日間くらい家に帰ってないとか、
そんなことでしょ?

いいじゃないまだ若いんだから、それくらいハメを外しても。
…まぁ、わたしはやらないけどね。


辞めました

はぁ?

…なんのために?

「セビリアへの奇襲を実行するために!」

はぁぁぁぁあっ? (゚∀゚;)

ばっっっっっかじゃないの!?

軍人辞めて、セビリアに奇襲~?
それじゃまるっきり海賊じゃないの。
あの娘、イングランド海軍であることに
こだわってたんじゃなかったの?

しかも、そんなの失敗した日には、
多大な迷惑がイングランドに…?

「ナナリー・ナナスタシア 君の船が一番早い」(兄)

お、お兄ちゃん、何を根拠にそんな…
そりゃあバリバリの軍艦よりは速いかも知れないけど。
それに、それっていったいどういう意味…?


左から

右から

だぁぁあっ。
二人して詰め寄ってくるなぁぁっ。
どうしてこう、ここの一族は
なにかっちゅーとわたしに頼ってくるのよっ。
何度も何度も言うけど、わたしはただの商人なの!
たまーに訳あって用心棒とかやったりもするけど、
基本は商人なのよ、商人っ。
商人にものを頼むんなら、それなりの見返りを用意しなさいよっ。

だいたい、海軍にだって快速船くらいあるでしょ?
それで追っかければいいじゃない。

… … …

あーもう、わかったわよ。
行けばいいんでしょ? 行けばっ。
ほんっとにもぅ、ここの男どもときたら…。

…最後に一言だけ言い残していってもいい?


ホンネ

投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 20:04 | コメント (1)

2005年10月07日

キリンさんが帰ってきた

…イングランド王宮に来ちゃったわ。

… … …

ちっ、ちがうのよ!
べっつにゴードンに言われたからとか、
ライザさんの今後が気になったからとか、
そういうことじゃないわっ。

ただ、ほら、ねぇ。
なんかこう、不穏な空気だだ漏れ状態だと気になるじゃない?
いち国民として。

そ、それにアレよ。
その薄気味悪い男っていうのも見てみたいし。
ちょっとした好奇心よ、好奇心。
だってほら、寒気がするほどなのよ?
ちょっとその辺にいるっていう顔じゃないのよ。きっと。


キリンさんデス

あんたかいっ ヾ(°∇°*)

でも、まぁ、よく見ると…、
確かに薄気味悪い顔だわねぇ。
かつてわたしも、きっぱり"悪人面"って言ってるしねぇ。

ところで、今さら何をしに戻ってきたの?
まさか神妙にお縄を頂戴しに来たってわけじゃないんでしょ?
なんかでっかい船に乗ってきたみたいだし。
カリブ? …海賊?
あぁ、アレか。

…黙っていよう。

「早急に取り締まられるべきでしょう」なんて言ってるし。
ただ命令でやっただけなのに、
取り締まられちゃかなわないわ。
しっかしまぁ、どの面下げてってのは、
まさにこういうときに使うべき言葉よねぇ。
ホント、いい度胸してるわ。この人。


しゃらぁっぷ

やーい。
おっこらぁれた~っ。 ヽ( ̄▽ ̄)ノ
女王陛下を怒らせると怖いわよぉ。
首のひとつやふたつ、飛んじゃうかもね。

「ほーお …それがお返事ですか?」

こっ、こたえてねぇ…。
人間、強力な後ろ盾がいると、こうも変わるものなのかしら。
恐ろしい、恐ろしいわキリングリュー。
顔だけじゃなくって、その厚顔無恥さが恐ろしいわ。

「そのままアルバ公にお伝えしておきましょう
   これであなたもおしまいですな!」

あー、なんかだんだんムカついてきたわ。


なんであんたが

きーっ、にくったらしいったらありゃしないっ!。
ここでこいつを殴ったら、いったいどぉなるかしらねぇ。
やってみていい? ねぇ、やってみていい?
もうすでに国際問題になってるんだから、
今さらちょっと殴ってみても、たいして変わらないわよね。

…ダメ?

えー、なんでよー。
わかったわよぅ。
じゃあ、落書きでかんべんしておいてあげるわよ。
やっぱ落書きっていったら、こうして、こうして、こうよね。
うんっ。定番♪


見ちゃイヤン

あとで激怒する様が見えるようだわ。(笑

それにしてもこの男、
結局何をしに来たのかしらねぇ。
海賊云々っていう話なら、なにもこんないわく付きの男を
よこしてこなくてもいいのにねぇ。


昔のよう

あら、珍しく慎重な発言じゃない。
昔、さんざんいじめられた恨みが噴出してるんじゃないかと
心配してたんだけど…。
ライザさんも失恋してちょっとはオトナになったってことかしらね。
うんうん。
おねぇさんは嬉しいぞ♪


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


えぇっとね。
わたしはそろそろ、
リスボンかセビリアあたりに行こうと思ってたのよ。
「東地中海の名物料理」っていうレシピも欲しいし、
それを使ってのピザ作りに挑戦したいのよ。

でもね、出航所役人さんが、
海軍の人がミドルトン邸へ行き来しているなんて言うから、
うっかり言ってみちゃったのよね…。
だってさ、なんか嫌な予感がしたんだもの。
ゴードンが、キリングリューを探らせるなんて言ってたけど、
何か進展があったのかしら。


キリンの企み

うーん。
キリングリュー…。
いつの間にか、そんな権力を握っていたのねぇ。
あんな男を信用するなんて、
アルバ公もいつか寝首をかかれなきゃいいけど。

とりあえず、調査結果を陛下に報告して、
判断を仰がないとね。


いつもの調子

って、いきなり直訴!?
あ、あなたねぇ…。
ほんと、血の気多すぎるわよ。
ほら、陛下にも「ならぬ!」って
思いっきり止められちゃってるじゃないの。


遠くにお出かけ

あら、まだ海賊行為してたんだ。
キリンさんが言ってたことって、そのことだったのかしら。
しかし、1人で行ってるのねぇ。
傷心旅行ってやつ?
…傷つくような繊細な心は持ってないかなぁ。


そしていつものセリフ

…出たよ、ひとりでできるもん!攻撃。
それのせいで、男がみーんな去っていってしまったってこと、
そろそろ自覚してほしいところね。
残ってるのはゴードンくらいじゃないの。
たまには頼ってあげないと気の毒よ?

とりあえず、
マクレガーの帰りを待てと陛下もおっしゃってることだし、
言う通りにしましょ? ね。


ふてくされて

あー、
なんか、すっごい嫌な予感がするわ…。
この子、近いうちに何かやらかすわよ。きっとね。
さしずめ、そうねぇ。
勝手に海軍を動かして、スペインに向かっちゃうとか。

… … …

さすがのライザさんでも、そこまでしないか。(笑

投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 19:28 | コメント (3)

2005年10月05日

楽園に別れを告げて

陸地は天国

海は地獄…


どこを通れと?

まぁ、海がガレーで埋め尽くされているような場所よりは
マシかも知れないけど。
わたし自身、以前ほどひ弱ではなくなってるし。

でも、邪魔。

いや、邪魔をするのが彼らのお仕事なんだけどね。

そんな感じでぼやきながらも、
カリブ最後の寄港地、ハバナに到着しました。


マジカル○○ナ

バハナじゃないよ、ハバナだよ。
バナナじゃないよ、ハバナだよ。

ところで、ハバナっていうと何が有名なの?
タバコ? 葉巻?
うーん…
パス。
タバコは吸わないからわかんないわ。

あぁ、でもね。
このハバナでちょっといいもの見つけちゃった。
これこれ。


なんとでも言って

酒場のマスターさんっ。
この金色のまなざしがたまらないわね。
もっと見て~って感じ?(笑
…やば。
これくらいにしておこう。

とりあえず、これでカリブにあるすべての街に
立ち寄ったことになるのね。
タバコとかテキーラとか、
あっち(ロンドン)で売れそうなものはだいたい買ったから、
そろそろ帰ることにしましょうか。

あ、そうそう。
せっかくだから、サントドミンゴで仕事を請けていきましょう。


テッキィ~ラ

あら、ちょうどいいじゃない。
テキーラも既に用意済みだし、
これをやればあっちで酒類仕入発注書が貰えるはずよね。
よし、これ請けて帰りましょ。

それじゃあカリブの皆さん、ごきげんよう。
しばしのお別れだわ。
次はいつ来るかわからないけどね~。


ばいばいカリブ

でもやっぱ、アレよねぇ。
一月の船旅ってのは、正直長いわよね。
魚を釣り、それを食べて「またパンか」と文句言われる…。
しかも360度どちらを向いても、そこに見えるのは水平線ばかり。
他の人の船とも滅多にすれ違わない。
そりゃ、欲求不満になるのもわかるわ。

でもまぁ、途中で海賊に遭遇する確率が低い、
っていう安心感もあるから、
わりとのんびり旅を楽しんでいられるけど。


ゲット

平和な海を越えて、無事にリスボンに帰還――
しようと思ったところで、私掠艦隊とかいうのに
絡まれちゃったわ。


もはや敵じゃない

ま、怒れる相棒の鉄拳(鉄球?)制裁を食らって、
一瞬で散っていったけど。
ほんっと、懲りない連中なんだから。

というわけで、予定通り酒類仕入発注書をゲットできたわ。
しかも6枚よ、6枚っ。
これで次のウイスキーの積み込みが楽になるってものね。
楽になりすぎて、積み過ぎないようにしなくちゃ。(笑


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


カリブのお土産品を売るべく故郷ロンドンに帰ってきたら、
どこからともなく現れたマクレガーさんが一言――


ここはロンドン

あなた…。
カリブで戦ってから二月近く経ってるっていうのに、
今さら何言っちゃってるのよ…。
しかもあの暴走にホレボレしたって…。
マクレガーさんったら怖いもの知らず。
やっぱ類は友をってやつなのかしらねぇ。

「どうだ? ライザ 俺と一緒になって海賊やらねェか?」

運命はどうしてもライザさんを海賊にしたいそうです。
この際だからなっちゃえば?

「イヤよ」(゚⊿゚)

おぉっと、素早い切り返しだぁっ。
さしものマクレガーさんも、一瞬ぽかーんとしております。


食い下がる

「違うわ!」

「そんなんじゃない」

「そんなの全然違う!」

決まったぁっ、3連コンボぉっ!
これにはマクレガーも言葉が出ないぞーっ。
「フレデリクと何かあったのか」と聞くのが精一杯で、
走り去るライザさんの背中を見ていることしかできない様子だ~っ。

マクレガーさん… 成仏してね♪ 人( ̄▽ ̄*)

さ、上陸上陸☆

「ナナリー・ナナスタシアさん ライザ様!」

"街の男" に突然呼び止められるわたし。
あなた、誰?
どこかで見たことあるような、ないような、そんな顔だけど。
ってゆーか、ライザさんならどこかに行っちゃったわよ。

「突然でかい船がやってきて 使者らしき男が王宮へ向かいました!」

でかい船、ねぇ。
最近、でかい船ならけっこうウヨウヨしてると思うけど。
そんなに目に付く大きさだったのかしら。
で、あなたはいったい誰?


寒気するほど

…ひっどい言われようねぇ。
本人見てないから、なんとも言えないけど。
薄気味悪いって言ったって、使者でしょ? 人間でしょ?
あんまりひどいこと言ってると、
怒られちゃうわよ?


40歳デス

そうね。
なんか不穏な空気がただよって…って、
どうしてあなたがここにいるのよっ。
ライザさんを追いかけて行かなくっていいの?
それともなに?
いい加減愛想が尽きて、こっちに鞍替えしようとでも?
イヤよ。冗談じゃない。

「とにかく王宮へ行ってみませんか ナナリー・ナナスタシアさん!」


…いや、結構です。

投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 15:41 | コメント (7)

2005年10月04日

そう、ここはあらゆる人にとっての楽園 第二夜

そういえばさ、
わたしたちって何か大事な用があって
このカリブまで来たんじゃなかったっけ?

… … …

はっ Σ(゜◇゜;)!!

そーじゃんっ。
確か女王陛下から命令を受けて、
海賊の真似事をしに来たんじゃんっ。
カリブのあまりののどかさで、
そんな血生臭い仕事はすっかり忘れてたわ。

気が進まないけど、しょーがないわね。
ターゲットは確か、武器を満載した輸送船だったわよね。
よし、探しに行きましょう。


って、サンファンの目の前にいるじゃん…。
なんで入ってくるときに気づかなかったかなぁ。
ま、いいわ。
あなたたちに恨みはないけど、
そのままヨーロッパまで行かせるわけにはいかないのよ。
命令を受けてからまるまる一月ほったらかしだったけど、
とりあえず足止めさせてもらうわ。
悪く思わないでね。

「かかってきなさい」(ライザ)

あのー、ライザさん?
この場合、かかっていっているのはわたしたちの方じゃないかしら。
あなた、それじゃまるで、自分からガンたれといて
「なに見とんじゃワレ!」
って難癖つけてくる田舎の不良と変わらないわよ…。

「私たちを見くびると 痛い目にあうわよ!」

もぉいいです。
好きにしてください…。

ほぉんと、この辺はさすがに元海賊って感じね。
自分から襲いかかるとなったら、威勢のいいこと。
それとも、何かの八つ当たりかしら。
言ってること滅茶苦茶だし。

それにしても、さすがに武器を満載した輸送船団なだけあって、
厳しい戦いになってるわね。
ほんと、頑丈だし。
ライザさんはともかく、
相棒とウィルさんがいなかったら、
途方に暮れてたと思うわ、わたし。
「ナナリー・ナナスタシア紋章」があったら、
是非とも差し上げたいものだわ。(笑
いや、いらないだろうとは思うんだけど。

さて、と。
任務も遂行したことだし、
とりあえずサンファンに戻りましょうか。


暴走軍艦女…

ごーどーぉん、
わたしたち、バカンスしてくるからぁ~。
後は頼んだわよ~。
その暴走軍艦女をちゃぁんと連れて帰ってねぇ~。 ( ⌒∇⌒)ノシ


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


さて、やることもきっちりこなしたわたしたち一行は、
サンファンで軽く補給した後、
次なる町に向かったのでした。


ザ・リゾート

これぞリゾートっていう感じの名前よね。
サントドミンゴ。
いや、ここが有名リゾート地だから、そう思うのかな。

ま、いいや。
とにかく、名前だけで気持ちよくなれそうなこの街には、
ウィルさんオススメの可愛い娘さんが、
酒場にいるのよ。


カリブの至宝

長旅の疲れも吹っ飛びそうなカリブの天使、ワイラちゃん。
この娘のためだけに、
大西洋を渡ってくる男がいてもおかしくないわね。

さて、と。
それじゃあ次なる楽園に行ってみるとしましょう。


青山

やっと来たわ~っ。
ここに、ここに来たかったのよっ。
今まで言ってなかったけど。

このジャマイカは、
言うまでもなくコーヒー豆の産地として有名。
コーヒー好きのナナリーとしては、
やっぱここに来てコーヒーを飲んでおかないとねっ。
だってここには、あの

ブルーマウンテン

があるんですものっ。
くぅ~っ。
ブルマンよ、ブルマン。
コーヒー豆ってけっこう種類があって、
もちろん味もそれぞれ違うのよ。
ちなみに、わたしはちょっと酸味の強い系のコーヒーが好き。
でもね、やっぱブルーマウンテンは格別なのよ。
当然値段も格別だから、
純粋なブルーマウンテンは滅多に買えないけど…。

あっ、そーだ。
こないだ請けたドラゴン探しのお仕事。
確かこの街で続報が聞けるはずよね。
酒場さかばっと。


ボイナ?

えぇっと…。
何を言っているのか、いまひとつよくわからないわ。
うまく話が伝わってないみたい。
まず、ボイナってなに?
ナボナの親戚みたいなもの?

――なるほど。
ボイナっていうのは、ジャマイカに伝わる伝説の蛇なのね。
雨の神様? ふむふむ。
で、ここいらにいるのは緑色だから、ボイナじゃないってこと。
それにしても、
ドラゴンの子供がそこいらにいるっていうのは…。
カリブって結構、恐ろしいところなのね。


寄ってみた

サントドミンゴに戻る前に、
ちょっと寄ってみた。

それだけ。
ただそれだけ。


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


目的の生き物は、
どうやらサントドミンゴの外にいるみたい。
というわけで、鬱蒼としげるジャングルに
われわれ探検隊は足を踏み入れたのだ。


ジャングル

木がいっぱいだわ。
ヨーロッパとは、またずいぶんと趣が異なるわね。
見るからに蒸し暑そうだし。
それにしてもわたしったら、
ジャングルをなめきった格好してるね。(笑


とんがってます

目標地点のとんがり岩。
どうやら例の怪獣は、このあたりに生息してるみたい。
刺激しないように、慎重に調査しましょ。

…い、いた。
おぉぉ~、
なんて薄気味悪い、その姿。
しかも、大きい。
頭からしっぽまでの長さは、
わたしの身長と同じくらいあるんじゃないかしら。
あんなのに襲いかかられたら、
わたしなんて一瞬で食べられちゃうわね。

それでは、ごらんいただこう…。


グリーングリーン

緑じゃないじゃんっ ヾ(°∇°*)

はっ

しぃぃぃぃっ (>ψ< ;)

… … … ふぅ。
どうやら気づかれなかったみたいね。
でも、あの姿…。
むしろ伝説のボイナなんじゃないかしら。
こっちなら、あぁグリーンだなって感じだけど。

それにしても、見れば見るほど恐ろしい姿だわ。
こんなところにいつまでもいたら、
いつか気づかれてしまう…。

ねぇ、帰ろ?
帰ろうよぉ…。

投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 14:51 | コメント (3)

2005年10月02日

そう、ここはあらゆる人にとっての楽園 第一夜

さぁ、いよいよこの日がやってまいりましたっ。
そう。

ナナリー、カリブ進出!

です。

カリブ行きのチケットをもらってからだいぶ経ってしまったけれど、
サイコロ賭博もやったし、
メイドイベントにも行ったし、
サムブークも造ったし、
もうヨーロッパに思い残すことはないわっ。(ォィ

大西洋の向こう側の世界を、
しかとこの目に焼き付けてこようと思います!


気合いじゅうぶんっ

と、今回のカリブ遠征メンバーのひとり(案内とも言う)、
ウィルローさんが
わたしたちにナイスなお仕事を紹介してくれました。


緑の怪獣

生物系のお仕事って初めてのような気がする。
しかも、ドラゴンよドラゴン。
それも緑色なんですってよ!
あぁ、わたしドラゴンなんて、今まで一度も見たことないわ。
でもさ、子供を発見しに行くって、
結構危険なんじゃないかしら。
もし母親が出てきたら…。(((;゚ー゚))))
で、でもやっぱ、危険があってこその冒険よね。
しっかり見つけてくるわ。


よし、準備はできた?
それじゃあ、広大な大西洋に船を出しましょう!

朝日もわたしたちを祝福しているわ~。


陽光を帆に受けて


~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~


これまでカリブに行ったことのある人の話によると、
リスボンを出てから、だいたい一月くらいかかるみたいね。
その間には補給できる場所はなく、
それ以前にロクな陸地すらない。
ただただ水平線が広がるのみ…。

うぅ~ん、一月。
長いっ!

コロンブスさんは大変だったのねぇ。

あ、陸地が見えてきたわ。
とうとうカリブまでやってきたのね~っ。
サン・サルヴァドル島はどこかしら。
もっと入念に情報を仕入れてくればよかったわぁ。


町が見えやした

おぉっ、あんなところに集落がっ。
そしてあっちこっちに海賊船がっ。
さすがは海賊のメッカ、カリブ海!
パイレーツ・オブ・カリビアンねっ。


久々の発見

祝、カリブ初上陸っ!

この一歩は人類にとっては小さい一歩だけど、
わたしにとっては大きな一歩なのよ!
見て見てっ、南国だわっ。

よしっ、
とりあえず腹ごしらえよ。
船員のみんな、お疲れ様~。


物知り

…いや、どうしてマスターがそんなこと知ってるのよ。
てゆーか、ここに来られるような人が、
そんなことを知らないとでも…?
せっかく来たんだから、もうちょっと会話を選んでほしいわね。


落花生

なぁに言ってるのよ、ボクぅ。
ピーナッツといったら、

八街産

に決まってるじゃないの~。
やっぱみそピーは最高よね~。
もっとも、八街産なんて高くて、
現地人ですら買えないんだけど…。

というわけで、ひと口頂くわ。


南国フルーツ盛り合わせ

うんっ、美味しい美味しい♪
君たち、キウイ・パパイヤ・マンゴーだねっ。
どれがどれだかわからないけど。

…と、

そもそも、わたしたち何しにここに来たんだっけ?

… … …

ま、いっか。(o⌒∇⌒o)
忘れるくらいなら、たいした用事じゃないのよ。きっと。

投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 19:35 | コメント (4)