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2005年08月31日
ななならべと相棒
うちのタイトルバックSSに、
相棒がコメントをつけてくれたので、掲載。
http://ml.rdy.jp/dol/archives/2005/08/post_124.html
これが意外と面倒な作業になっちゃったので、
(自分で面倒にしたんだけどさ…)
残りはまたこんど。
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 16:38 | コメント (2)
ケープに向かったその訳は
そう言えば、なんかこっち方面(アフリカ西岸)の地図が
あったような気がするんだけど。
――これか。
アクセサリー |
アフリカの装身具ですって。
歴史的に価値があるものかどうかはわからないけど、
この辺りはけっこう資源が豊富だから、
ひょっとしたら高価なものが見つかるかもね。
金とがダイヤとかがちりばめられてたりして。
よし、アフリカ土産にはちょうどいいわ。
これをサクッと見つけて、その足でケープに向かいましょ。
さくっ |
おぉっ?
思った以上に高価そうな首飾りが出てきたわ。
って、材質はビーズか。
なんか、見た目と中身が一致しないようなきがするんだけど…。
ま、いいか。
ビーズの首飾りの方が、アフリカ~って感じがするから、
お土産としてはこっちの方がいいかもね。
それにしても、ズールーって『楽園の民』って意味だったのね。
なんかズールーっいうと"戦闘民族"ってイメージがあるんだけど…。
わたしの勝手な思いこみかな。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
さて、今回のアフリカ遠征の目的地、ケープに着いたわ。
なんだがずいぶんと賑わってるわねぇ。
あぁ、ダイヤが安いのか。
なるほどね。
わたしもついでだから、買っておこうかしら。
3つほど。
でもね、ケープに来た目的はこれじゃないのよ。
わたしが欲しいのは、ダイヤじゃなくてお仕事。
そう、これ。
いつもの |
わたしにとっては、今やお馴染みとなったお仕事。
ケープに立ち寄った際には、必ずこれをやってるわね。
でも、そんないつものお仕事に、
こないだからとってもお得なおまけがつくようになったのよ。
期限もないし、仕入も楽だし、お金もそこそこ貰えておまけまでついてくる。
ホント、おいしい仕事よね、これって。
さ、お仕事を請けたら、さっさとセビリアに向かうわよ。
それにしても、相棒の船(フリゲート)は速いわねぇ。
今回はあまり物を買ってないから、
食料と水を大量に積めるって言ったって、
ケープからカーボヴェルデあたりまで、
無寄港でやってこれるんだから、たいしたもんだわ。
わたしも、だんだんサムブークに乗りたくなってきたわ。
あれもかなり早いし、物も積めるしね。
と、なんか海賊に絡まれたわ。
どーせまたいつものウザい野良海賊でしょ。
って、あれ?
なんか見たことのない名前の海賊ね…。
ひらがなが2文字で。
あー、これってひょっとして、PK海賊ってやつ?
そっか。PK海賊か。
…ん?
PK海賊!? しかもガレアス!?
迫り来る超モジャス |
ちょっとっ、冗談じゃないわよっ。
あんな重そうな船が、なんで帆船より速いのっ!?
「逮捕します」とか言っちゃってるし。
こっちには逮捕されるような覚えはないっつーの!
あ~、これは逃げ切れそうもないなぁ。
…接舷された。
全滅を覚悟するしかなさそうね。
…あ、そう言えば今日はわたしが旗艦じゃなかったんだっけ。
よし、これはチャンスっ。
相棒~、今のうちに逃げて~。ヾ(* ̄0 ̄)ノ
ふぅ。
とりあえずこの瞬間はしのいだわ。
でも正直、アレにまとわりつかれたらいつまでも逃げ切れないわね。
ここはひとまず、カーボヴェルデに逃げ込むしかないか…。
消耗戦か、にらみ合いか…。
どっちも避けたいところではあるけど。
…あれ?
見逃してくれた…?
ふぇ~。 ヽ(´o`;)ノ
なんかよくわかんないけど、助かったわ…。
考えてみれば、カーボヴェルデ以南でPK海賊に会ったのは、
これが初めてなのよね。
…完全に油断してたわ。
やっぱ、ラスパルマス―カーボヴェルデ間は世界有数の危険地帯ね。
こんどからちゃんと気をつけなきゃ。
ところで、どこの海賊さんだったかしら。
…とっさすぎて、確認するのを忘れてたわ。
確か旗が青かったと思うから、
ポルトガルかフランスだと思うけど…。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
とまぁ、途中でアクシデントもあったけど、
なんとか無事にマディラでサトウキビを仕入れて、セビリアに入港。
首を長くして待ってる酒場の親父さんに、
注文の品を届けてあげたわ。
目的の品 |
これが今回の遠征の目的。
『食料品仕入発注書』かける12。
相棒の分ももらって、24。
これがあると、料理を作るのが格段に楽になるのよね~。
できれば『香料仕入発注書』もあると、
クスクス作りにとっても役に立つんだけど、
誰か入手方法知らない?
ねぇ船乗りさん。あなたはご存知?
アルバは怖い |
…いや、そんなこと聞いてないわよ。
まぁ、攻め込んできたらやっかいだとは思うけど。
でも、その時はライザ様が何とかしてくれるんでしょ。
あんまり心配してないわ。
でも、なんだか不穏な空気が漂ってきたわね。
ひとまずロンドンに帰りましょうか。
ここで適当なお仕事を探して、ね。
恐ろしいって… |
…なんか相棒が、変な依頼を見つけたって喜んでるわ。
恐ろしい女…? イングランドに…?
失敬な。あそこは紳士と淑女の国よ。
もっとも、そう呼ばれるようになるのはもっとずっと先のことだけれど。
まぁでも、誰のことを言ってるのか、気にはなるわね。
ある意味恐ろしい女と言えば、ラのつく人だけれど。
とりあえず、出航所役人さんね。
納得 |
あぁ、うちの女王陛下のことか。
まぁ一国の王だしねぇ。
そりゃ恐ろしい面もあるでしょうよ。
わたしたち庶民とは別次元のプレッシャーの中で生きてるんだから。
それにしたって、
かなり怯えている様子って、いったい何をしたのかしらね…。
ロンドンの出航所で女王のことを調べて欲しい、か。
これでも一応、お会いしたことがあって、
名前も憶えていただいてるんだけどねぇ。
ま、イスパニアの大使さんが何をやらかしたのか、
それなりに興味はあるわね。
OK、その依頼、引き受けるわ。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
そんなわけでセビリアの港を出ようとしたとき――
タイミングばっちり |
わざわざ遠いところまで、ご苦労様。
ちょうどいいわ。
さっきの依頼のこと、陛下に直接聞けるかも知れないわね。
よしっ、超特急でかえりますっ。 (^0^)ゞ
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 13:19 | コメント (3)
2005年08月29日
手作りブランデー訪問販売
ヌワラさんとこで告知っていうか紹介されてた、
アムステルダムのバザーっていうのに行ってきたわ。
ホント、行っただけなんだけどね…。
だって、
前日からアムステルダムに滞在して、準備万端整えてたのに、
その日に限って帰ってくるのが遅くって、
いちばん盛り上がってたところを逃しちゃったみたいなんだもん。
あーもぅっ、仕事のバカーっ。
なにしろセビリアのバザーにも行ったことがないものだから、
とってもとっても、楽しみにしてたのよ…。(ノ_<。)
この次は、絶対参加しちゃるわっ。(9 ̄^ ̄)9
でもまぁ、以前コメントをいただいたベル。さんや、
はじめまして |
ヌワラ船長にも、とっても久々に会えたので、
それなりに満足いたしました。
フォーマルヌワラ |
これからもがんばって、あの方のいるネーデルランドを
盛りたてていってくださいませ。
わたしもいつか、そっちに行くかも知れません。(笑
いや、冗談よ。今のところはね。
とりあえずイングランドの行く末を見守らなくっちゃ。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
さて、クスクスを作った後もゆるゆると続けていた工芸修行だけど、
とりあえず第2の目標であるレベル5に達したわ。
ここまできた |
なぜレベル5なのかというと、
それは小麦からウイスキーを作れるようになるレベルだから。
安い小麦からウイスキーを自作して、
それをアフリカまで持っていけば、
高い利益が見込めるのよ。
とは言っても、
ウイスキーを作るには小麦が8つも必要だから、
酒類取引を持ってるわたしにしてみたら、
『利益は減っても買った方が早い』
ってことになっちゃうんだけどね。
どうも経験は利益じゃなくて、
売上げから出てるみたいだし(中華胡椒がいい例)。
小麦が100買えたとしても、作れるウイスキーは10本ちょっと。
まぁ、何かのついでじゃないと、やる気にはならないわね。
んで、レベル5までボルドーに滞在して、
干しブドウ→ワイン→ブランデーっていう製造をしてたのよ。
干しブドウ1樽でワイン1樽。
ワイン2樽でブランデー1樽っていう、高効率。
やっぱ工芸あげはここに限るわねって感じだったんだけど、
ひとつ困った問題が。
いやね、ボルドーはご存知の通り、ワインの名産地。
ここの交易所はワインもブランデーも扱ってるから、
作った物を売れないのよね。
レベルが5になるころには、こんな感じになってた。
ブランデー259本 |
こんなの抱えてウロウロしてるわけにもいかないから、
とりあえずこれをアフリカに持っていくことにしたわ。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
なんかちょっと前に、イングランドの富裕層が動いたみたいね。
アフリカの西側に、イングランドの同盟港が増えてたわ。
世界情勢にはとんと疎いわたしだけど、
自分の国が元気が良さそうなのを見ると、ちょっと嬉しいわね。
富裕層の皆さん、ありがとう。
というわけで、
お酒が暴落してたシエラレオネをスルーして、
アビジャンに入港。
微妙 |
うーん…。
暴落してないっていうだけで、
決して満足できる額じゃないけど…。
でも、珍しくコーヒーも安いし、
せっかくだから買っておきたいわよね。
よし、交渉開始よ。
「ねぇ、おじさまぁ。
わたし、ボルドーからできたてのブランデーを持ってきたのよぉ?
見てみて~、いいでしょ~。これ、わたしの手絞りなんだから~ ☆~(ゝ。∂)」
3回成功 |
あらぁ、おじさま気前いい~☆
この額なら、喜んでここに卸させて貰うわね。
ちょぉっと数が多いわよ。
ひょっとしたら暴落させちゃうかもね。
…ほら、暴落した。
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 13:23 | コメント (3)
サイコロ振りは晴れた日に
なんか、規模の大きいギャンブルイベントを
企画してらっしゃる方がいるみたいね。
六国快晴
http://euphorbia.blog15.fc2.com/blog-entry-23.html
『Dancing a Dice』か。
面白そうね。
都合が合えば、ぜひ参加してみたいわ。
わたしにはちょっとルールが複雑に感じてしまうけど、
その辺はまぁ、ゲームマスターに一任ということで。(笑
こういうギャンブルイベントは好きなのよ。
普段はまったくギャンブルなんてしない人なんだけどね。
宝くじだって、滅多に買わないんだから。
で、参加費が…、1M…か。
たっ、大金だわね。
なんなら、
一週間以上、ここのタイトルバックとして晒される権利、
なんていう副賞もつけてみようかしら。
そんな微妙なものいらない?
そりゃ失敬。(〃⌒▽⌒)ゞ
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 10:45 | コメント (3)
2005年08月26日
ひさびさの生産活動もまた楽し
こないだから新しく作れるようになった船を、
そろそろちらほらと見かけるようになってきたわね。
わたしなんかじゃ一生かかっても乗れるようになるかどうか
わからないような船ばっかりみたいだけど。
でも、あれよね。
あのクリッパーっていう船の大きさといったら、
一瞬ギョッとするわよね。
まだ小さい船に乗ってたときに、
重キャラックを見たときの感覚を思い出すわ。
巨大さにビックリ |
なんかいっぱい帆がついてて、
快速船の名にふさわしい外見をしてるわね。
スピード狂のわたしには垂涎ものの船だけど、
まぁ、遙か東にあるという黄金の国に行けるようになる頃には、
乗れるようになってるかもね。
…無理かな。
あぁ、そうそう。
うちの相棒ったら、
いつの間にかフリゲートなんていう船に
乗るようになってたわ。
夜のフリゲ |
いいわねぇ、早そうで。
っていうか、実際早いんだけど。
今までピンネースとフリゲートって似てるかなって思ってたんだけど、
こう見ると明らかに違うわね(当たり前だけど)。
船体もピンネースより大きいし、
物がいっぱい載せられそうでいいわ。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
さて。
こないだ転職して工芸スキルをとったわけだけれど、
まぁ、とりあえずそれを使えるレベルまであげとこうってことになったの。
使えるってのは、よーするにアレを作れるレベルってこと。
アレってのは、アレよ。
ハーブソルト。
そろそろわたしもクスクス作りに挑戦したくなったんだけどさ、
調味料は自分で作れないし、人に頼むのも気が引けるしで、
なかなか手が出しづらかったのよね。
まぁ、そんななら自分で作れるようになってしまえと、
そういうわけ。
で、どうも工芸ってスキルは1レベルから2レベルにするのが
キツいって言われてるみたいね。
わたしもいろいろレシピを調べてみたけど、
確かにこれっていうものが見あたらなかったわ。
どれも微妙にめんどくさい。
まぁ、そこで二の足を踏んでてもしょうがないから、
とりあえずわたしは「木材系追加装甲作成法」ってのを手に入れて、
木材と鉄材からシーダー板を作ることにしたの。
鉄材はロンドンで普通に買えるからいいとして、
問題は木材よね。
結局北欧まで買いに行くのが面倒だったから、
ロンドン噴水前のバザーで済ませちゃったわ。
赤字?
いいえ違うわ。こういうのは先行投資って言うのよ。
まぁ、多少出費はかさんだけれど、
シーダー板を20枚も作れば、楽々レベルアップ。
2~3はオリーブからオリーブ油を作ることで、一気に加速よ。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
元食料商が、食料品仕入発注書を使うと早い早い。
あっという間にレベル3に到達。
やっぱ優遇スキルっていいわ。
板と油とわたし |
んでは、さっそく本来の目的(の一歩手前)である、
ハーブソルト作りを始めるとしましょう!
材料は塩とオレガノとパセリね。
オレガノとパセリがいっぱい買えないのがつらいところね。
まぁ、パセリは嫌いだからいいんだけど…。
ポルトガル人の香料商人なら、いっぱい買えるのかしら。
前段階 |
これって一度に3つできるから、
油断してるとあっという間に船がいっぱいになっちゃうのよね。
そうなったらいい香りの船になるでしょう。
航海中にお腹が空いてしょうがなくなるかも知れないけど。
さて、と。
ある程度のハーブソルトができあがったら、
羊肉と小麦を買い付けて、
いよいよクスクスを作るわよ。
楽しげな料理 |
へぇ、パスタのシチューなんだ。
なんだかイタリアあたりの料理みたいよね。
香草を使ったスープパスタって感じなのかな?
ところでスープパスタってイタリア料理?
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
ヌワラさんのとこで紹介されてたバザーってのを見物するために、
アムステルダムに入港したんだけど、
なんか酒場で見覚えのないお嬢さんを見かけたわ。
テレシア… さん?
あなた、誰?
お手伝い |
あぁ、お客が増えたから、ヨハンナさんが手伝いを呼んだのね。
なんとも可愛らしいお嬢さんね。
ヨハンナさんも、いい友達を持ってるじゃない。
よはんな |
友達… よね。
母娘ってことはないわよね。まさか。
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 20:17 | コメント (3)
2005年08月24日
再び幽霊船について語る
ん~?
ゆうれいせん~?
幽霊船って、なんだっけ…?
… … …
…あぁ、あれか。
そんなものすっかり忘れてたわ。
そんな呆れたような顔をしないでよ。
どうせ注意力が散漫で、よく物事を忘れるわよ。
ふんっだ。( ̄へ ̄#)
で、その幽霊船がどうしたの。
そぅ、新しい情報が手に入ったの。
ふ~ん。
ん、別に興味がないってわけじゃないわよ。
ただ、ちょっと時間が経ちすぎちゃってて、
テンションが上がるのに時間がかかってるだけ。
それで、敵は何者?
いや、幽霊だってことは言われなくてもわかってるってば。
そのー、アレでしょ?
幽霊だって、幽霊なりに特徴とか個性とかあるでしょ。
それを聞いてるのよ。
ふむ。
ガレオンベースでオーラに包まれてて、黒い帆が破れてる、と。
こう言っちゃ何だけど、わっかりやすわね~。
手を前に垂らして、うらめしや~って現れるくらい明確で間違えようがないわ。
あとは?
他のどの船よりも速く――世界中を瞬時に移動するですってぇ!?
ずっるぅーいっ! o(*゜□゜*)o
いっくら幽霊だからって、そんな贔屓が許されていいの?
いいえっ。
たとえ神が許しても、このわたしが許さないわっ!
こうなったら、断固抗議してやるんだから。
誰にって?
… … … さぁ。
え、えーっと、その不届きな幽霊船の出現場所は…。
大西洋の危険海域のどこか、か。
カーボヴェルデからケープにかけてってことでいいのかしら。
あ、カリブも入るか。
範囲がそうとう広いわね。
これは探すのに時間がかかりそう…。
え、時間なんてない? なんで?
なぁんでぇすとぉぉぉぉおっ!?
たった1日!? わずか2時間!?
そんな中で見つけて倒せってぇ?
あぁ…、なんかすごい修羅場に遭遇しそうだわ。
1隻の幽霊船に群がる生者。
ゾンビ映画とは真逆の展開ね。
なかなか見られる光景じゃないわ。
…ところでさ、
この取材船っていうのはなんなの? 幽霊船の一味?
これも一緒に沈めちゃっていいんだよね。容赦なく。
え、ダメ?
なんでよ。
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 18:48 | コメント (1)
2005年08月23日
フォトジェニック・ナナリー その2
突然ですが、ナナリーは薬品商に転職いたしましたっ。
華麗なる転身 |
会計士に転職したときに、
「貴金属取引も嗜好品取引もあるし
しばらくは転職する気になんてならないだろうな~」
なーんて考えてたんだけど、
ここにきてあっさり薬品商になっちゃいました。
目的は、コレ。
謎スキル |
調味料から宝石、船首像までフォローする、
大航海時代onlineきってのスーパー(不思議)スキル。
今まで人に任せよう任せようってずっと思ってたけど、
とうとうわたしもコレに手を出す日がやってきました。
みんな世界中を飛び回ってるから、
人に頼むっていうのも、これがなかなか難しいしね。
というわけで、これからしばらくは調味料作成とお酒の密造で
がんばろうと思っているので、よろしく。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
で、転職するためにアムステルダムに長いこと滞在してたので、
今日もタイトルバック公開でスペースを埋めようと思います。
いえいえ、手なんて抜いてませんよ。たぶん。
海事修行のために軍人に転職して、
初めてコルセアコートを着たときに撮ったものですね。
「さぁ、いくぞっ」っていう感じを出したかったのだけど、
ちゃんと出てるかな…。
タイトルロゴは明らかに失敗してますね。σ(^_^;
ちょっとくどすぎました。
軍人専用服第2弾、ジレ。
この服、はじめは抵抗あったんですけど、
着ているうちにお気に入りの一着になっていました。
このローライズなところがカッコ可愛いんですよね、意外に。
相棒はなんか不満だったらしいけど。
ちなみに、この男性は相棒ではなく、
どこかの町の出航所のイケメンです。(笑
どうもこの頃から、
わたしの旅は "世界イケメン巡りツアー" だと思われてる節が…。
このころから、画像を傾けたりするようになりました。
周囲を少しブラし、中央の2人が引き立つようにしてます。
砂浜で波と戯れるナナリー。
これもよく撮れたな~と、我ながら感心した1枚です。
前回で憶えた画像傾けテクが有効に活用されております。
お気に入りの1着となっている『鹿皮飾ペチコート』で撮影。
後ろ姿ってわりと好きなんですよね。
陸上で花畑をターゲットすると、
何故か上を見上げるというのを利用して撮影してます。
ペチコートはやっぱ裾まで写さないとね。
輸送用ガレオン(だったと思う)購入記念に、
久々に船を主役に据えて撮影しました。
最初はタイトルバックに使う気はなかったんですが、
わずかに弧を描く引き波がかっこよかったので、採用。
実はこれ、左右反転してるんですけど、気づきました?
相棒が空に何かを誓っているところです。(笑
門の外で相棒に追従していたら、ふと思いついたので撮影。
いったい何を誓っているんでしょうね。
エジプトはアブシンベル神殿に行った記念に撮影したものです。
ちょっと衣装が背景と同化しちゃってますね。
ま、浮いているよりはいいか…。
タイトルロゴをヒエログリフにしてみたりして、
そこそこ作るのが大変だった一枚です。(笑
ボネはいいですねぇ。ボネはいい。うん。
わたしは羽根がついていない方が好きです。
あと、バーメイドドレスもいいですねぇ。
この2つは今でも常備品です。
久々に登場のガンドゥーラ。
町役場をターゲットすると、何故か見上げるというのを利用してます。
異国情緒溢れる町並みを散策、という雰囲気が伝わるといいなぁ。
相棒に貰った、インド藍染ドレスです。
彼はことのほか、これがお気に入りらしい。
変にクネクネしてるのが嫌いだった喜びモーションも、
こんな感じで有効活用してみました。
上品な感じがよく出ていて、なかなかいい感じに仕上がってます。
現時点での最新版です。
ホントはインドまで行って撮影したかったのだけれど、
そのためにインドに行くのがしんどかったのと、
リスボンの広場にある花壇もなかなかじゃないと思ったので、
リスボンで撮影を決行。
フードからちらっと見えてるまなざしが、グッとキますね。(笑
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
これで21枚掲載完了。
こうしてずらっと並べてみると、けっこうな量がありますねぇ。
また画像がたまってきたら、まとめてアップしたいと思います。
みなさんはどの画像がお気に入りですか?
人気投票とかやってみても面白いかも。
…いや、投票になるほど見てくれてる人がいるのかっちゅう疑問もありますが。
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 14:10 | コメント (11)
2005年08月22日
フォトジェニック・ナナリー
こんにちは、ナナリーです。
今日は、カッファからリスボンまで移動しました。
それではみなさん、ごきげんよう。
…だめ、だよね? やっぱ。
でも、ほんっとに移動しかしてないからなぁ。
『小さいことでもネタにする』がモットーのわたしでも、
さすがにお手上げでさぁ。
さぁて、どうするかなぁ…。
… … …
あぁ、そうだ。
今日からタイトルバックの画像も新しくなってるのよね。
これで通算21枚目。
そろそろ、あれかなぁ。
このへんで一気に、過去の画像を公開しちゃうっていうのも手かなぁ。
よし、じゃあ今日のテーマはそれで行こう。
題して、
~ Photogenic Nanarie ~
拍手~っ。
自分でフォトジェニックとか言うなっていう批判は受け付けません。
では、張り切ってまいりましょ~。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
これが一番最初のタイトルバックですね。
船を走らせていたら、夕日のあまりの美しさに感動して、
ぐりぐりと視点を動かしながら撮影…したんだと思う。
いや、だいぶ昔のことだから、正直憶えてないです。
相棒より
これは確か、ヌワラさんのところかなにかに影響を受けて
撮ったんじゃなかったかなぁ…。
自分に視点を寄せすぎると、自分が消えるっていうのを利用して
イングランド王宮の入り口近くにある椅子に座って撮影してます。
向こうの方にちっちゃくライザ様が確認できますね。
相棒より
大航海時代onlineの船って、意外と細かく作ってあるよね~。
っていう会話があって、真上から撮ってみたりしたわけです。
あと、当ブログのタイトルはあくまでひらがなで "ななならべ" なので、
カタカナにしたのは失敗だったかな、とか思ったのを憶えてます。
相棒より
ここにきて、ようやく自分自身を撮るようになりました。
やっと人に見せられる服が着られるようになったので。(笑
シャッターを切る瞬間にこだわり始めるようになった頃でもあります。
なんか、占いか怪談でも始めそうな感じ。
相棒より
とうとうタイトルバックが大きくなりました。(笑
これまでできるだけ700x200というサイズに収めようとしてきたんですが、
これはそのサイズではどうしても納得いく感じにならなかったんですよ。
船をバックに遠くを見据えるっていうテーマだったから、
どうしても船を入れたくて、このサイズになりました。
以降、なぜかこのサイズで定着。(笑
相棒より
ヴェネツィアです。
正直、これは傑作と言ってもいいかもしれない。と思ってる1枚です。
そして相棒が初めてタイトルバックに登場した、記念すべきショット。(笑
このあたりから、エモーションの一瞬を切り取るという技を駆使してます。
いや、技って言うほどたいしたものではないけど。
相棒より
カリビアンドレス&ブーゲンビリア入手記念に、リスボンの高台で。
なにしろ露出度の高い服装ですので、
できるだけ暖かくて天気のいいところで、というわけでリスボンへ。
リスボンがホントに暖かいかどうかは存じませんが。
これまででいちばん爽やかで、楽しそうに撮れました。
相棒より
お遊びで、こっそりトップページ以外のところにアップしていたものです。
確認できたひといるかな?
相棒より
貴婦人のドレス入手記念。
入手というか、相棒からのプレゼントでしたが。
テーマは『深窓の令嬢』。
窓の外を見つめて、哀愁を漂わせている感じがよく表現できたと思います。
ホント、これは予想以上にうまくいったと、感心したものです。
相棒より
薄着には海がよく似合う。
というわけで、波の音に耳を傾けるナナリーです。
こういうロマンチックな一面もあったりするんですよ、実は。
相棒より
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
1枚1枚にコメントをつけながらアップするって、
なにげに大変な作業ね。
今日は10枚で時間切れ。いっぱいいっぱい。
できれば近日中に、残りをアップしたいと思います。
って、なんでですます調で喋ってるんだろ。
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 20:12 | コメント (5)
2005年08月21日
東地中海は今日も安全だった
ヨーロッパにいるとさ、たまーに変なのに絡まれるよね。
バルバリアン |
あのー、海賊さん?
あなたの血の気の多さは、よっくわかった。
でもね、悪いけどこっちはピンネースなの。
そんな小さい船で――いえ、小さい船は好きよ、うん。
それにそんなに少ない人員で、いったい何をしようというの?
あー、あれ、兵力が少なくても、不意打ちなら勝てるってやつ?
だとしても、もうちょっと相手を見た方がいいと思うわ。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
そーいえば、東地中海ってしばらく行ってないわねぇ。
せっかくの東地中海交通安全月間なのに。
あ、そぉだ!
わたし、アテネに行かなきゃいけないのよ。
アレよアレ、アレを買いに。
えーっと… なんだっけ。
そうそう!
金装飾サンダル!
やっぱさ~、薄着のときにブーツを履くわけにもいかないじゃない?
アテネでしか売ってないあのサンダルは常備しとかないとね~。
それに、相棒が見つけた地図も消化していかなきゃ。
というわけで、まずはジェノヴァ。
相変わらずこの町は、軍人さんであふれかえってるわね。
地図の示す場所は… 教会ね。
んー 絵画、かな。
新作だといいなぁ。
光に包まれて |
この光を見るのも、久しぶりな気がする~。
さて、さっそく探索よ探索。
なーにっが見つかるっかな~。
禁じられた愛 |
おぉっ、出たっ。
主演・役所広司&黒木瞳っ!
左にいるのが役所広司で、右が黒木瞳ってわけね。
こんなところで、あの名作に遭遇するとは~(見てないけど)。
じゃなくって ヾ(°∇°*)
マザッチョ作『失楽園』。
アダムとイブが禁断の実を食べちゃって、楽園を追放されるってやつね。
一般的には『楽園追放』って名前で通ってるみたいだけど。
まぁ、意味するところは同じだから、いいのか。
もしわたしがイブだったら、
彼女より早く楽園を追放される自信があるわ。
なんてったって、気になったことはとりあえずやってみないと
気がすまないタチだから。
新製品の怪しいジュースを飲んでみたり、
食品ディスプレイに触って、本物かどうか確かめてみたり…。
っと、くだらないことばかり言ってないで、
こんどは町の外に行かなくちゃ。
このジェノヴァの郊外を指し示す地図があるのよね。
こんどは何が出てくるんだろう。
なんか、こういった感じの、外に掘り起こしに行く地図って、
ガラクタしか出てこないような印象があるんだけど…。
いえ、わかってるのよ。
たまには鎧とかが出てくることもあるって。
でも、ねぇ。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
重っ、なにこれ。
丸い…。
お盆? にしては大きいわね。
それになんか湾曲してる。
これは… 古代の器かしら。
らうんどしぃるど |
あ、盾かぁ。
古代ローマってことは、これと長い槍を構えて戦ってたのね。
とすると、ここは古戦場か何かなのかしら。
それにしても、あれよね。
古代ローマの戦争って、こう、槍と盾を構えて、
陣形を組んでウォリャ~ってぶつかっていくってイメージあるけど、
あの先頭にいる人はイヤだろうな~っていつも思うのよね。
ホント、ご苦労様です。
もう千年以上も経っちゃって、今更かも知れないけど、
ご冥福をお祈りします。(*-。-)ノ†
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
さて、と。
予定通りアテネでサンダルも買えたし。
次の目的を探しに行くとしましょうかね~。
あっ。
そーいえば、たしか黒海って補給港が2つあったよね。
すっかり忘れてたけど、あそこも発展して、今は町になってるってことよね。
よしっ、そういうことなら行ってみなきゃ。
紅海やインド洋の荒波を越えた今のわたしたちなら、
黒海のガレー軍団なんて、もはや敵じゃないわっ。
…嘘です。ごめんなさい。
できれば、可能な限り、避けて通りたいと思っておりますです。はい。
名前は好き |
紛らわしい |
うーん。
今のところ、これといって見るべきところのない町ね。
まぁ、ほとんど人も来てないみたいだし、しょーがないか。
ここは町に寄るのも命がけだしねぇ。
この先、発展することがあるのかしら。
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 12:13 | コメント (4)
2005年08月17日
なんか雰囲気暗くてさ、こっちまでくら~くなっちゃうわって話
オスロの港で意気消沈中のライザ様。
どんより |
なんかどっぷりとネガティブ思考にはまってらっしゃるわね。
フレデリクに裏切られてショック受けるのは
わからないでもないけどさ。
まったく (´o`)
泣きたいのはこっちも同じなのよね。
ちょっと冷静に考えてご覧なさいな。
イングランドと海の旅団の協力関係をあっさり破棄されて、
裏切られたと思ってるのはフレデリクとエグモント様の方なのよ。
たぶんね。
で、止むに止まれず、あぁいう手段にうってでたわけ。
まぁ、確かにやり方はちょっとマズかったかも知れないけどさ、
あなたを敵に回してでもっていう覚悟が、
フレデリクさんにはあったと思うの。
そこんところを汲んであげてさ、
それで調整していくってのを
あなたがやらなきゃいけなかったんじゃないの?
わたしは今からでも遅くはないと思うな~。
悪いことは言わないからさ、
これ以上変な海賊につけ込まれる前に、
何とかしておいた方がいいと思うよ~。
どよどよ |
ひとの話きいてないし… (=_=;)
しかも完全にあきらめムードだし…。
あーあ、
取り返しのつかないことにならなきゃいいけど。
ホント、頭が固いんだから。
まぁ、あきらめちゃうっていうんなら、しょうがないわね。
潔く女王陛下にゴメンナサイしましょうか。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
暗雲を頭に乗っけたままのライザ様 in ロンドン王宮。
哀愁の背中 |
今頃になって気づいたんだけど、
この2人っていつもこの位置に立ってるような気がするわ。
でも、従者であるところのゴードンが、
ライザ様より前に立ってるってのはどうなのかしらね。
やっぱり、この男は今ひとつ自分の立場をわきまえてないような気がする。
しかし…
これからどんな大目玉を食らうのかと想像すると、
逃げ出したい気持ちでいっぱいになってくるわね。
まぁ、国の生き死にに関わる任務に失敗したんだから、
それなりの処罰は覚悟しなきゃならないかも。
はぁ… 気が重いなぁ。
と、女王陛下がやってきたわ。
平謝り |
変に言い訳しなかったところは、立派だと思うわ。
でも、失敗ことを報告するとなると、
フレデリクがやったことも言わなきゃいけなくなるのよ?
あなた、それでいいの?
「イングランドの者だけでも 国を守れること
身を持って証明いたしますので ご容赦いただきたく…」
なーんか、結局そこに行き着くわけね…。
あなた、陛下が海の旅団を呼び戻すって仰ったときにも、
同じようなことを言って反対してなかったっけ?
どうしても人の手を借りるのがイヤみたいね。
一介の商人の手は借りまくってるくせに…。
陛下ぁ~。
ここはひとつ、ガツンと言ってやってくださいな~。
あっさり |
…あれ?
そ、それだけですか?
怒りもしないの?
うぅ…、なんか気持ち悪いなぁ。
最初っからあまり期待してなかったのか、
あるいは何か別の思惑があるのか…。
ま、まぁ、お咎めがこっちに飛び火してこなかったのは、
喜ぶべきことだけれど…。
なんか、釈然としないなぁ。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
_| ̄|○il||li |
すっかりネガティブスパイラルに突入しちゃってるわね。
まぁ、アレよ。
軍人でやってく自信がなくなったら、
いっそ転職でもしてみることをオススメするわ。
ミドルトンの財産を増やすために商人になるとか、
冒険者になってミドルトンの財力を浪費するとか、
意外と世界は広いのよ。 (゚∇^d)ネ♪
ライザはねぇ~、真面目すぎるのよ。
ガチガチよ、ガチガチ。
ちょっとくらいはじけてみた方が、
フレデリクとも反りがあっていいと思うわ。
燃える男 |
あぁっ、その言葉を待ってたのよ~。
ほんっと、そうしてくれるとすっごくありがたいわ。
いったい何をどうするつもりなのかわかんないけど…。
まぁでも、とりあえずガンバんなさい。
わたしはできるだけ視界に入らないところで、かげながら応援するわ。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
話は急に変わるけど、アレよね~。
なんでもとりあえずボヤいてみるもんよね~。
いえね、いつも常備してるブーゲンビリアが、
そろそろ壊れそうだったから、リスボンに探しに行ったのよ。
銀行前の露店を一通り見てみると、
だいたい一人くらいは扱ってるひとを見つけられるのね。
いつもは。
でも昨日は運悪く、売ってる人を見つけられなくってさ。
酒場で思わずぼやいたのよ。
「ブーゲンビリアが見つからなかった~」って。
そしたらたまたま近くにいたひとが声をかけてきてくれて、
なんと売れ残り(本人談)のブーゲンビリアを売ってくれたのよ!
いや~、
捨てる神あれば拾う神ありって、こういうこと言うのね~。
…ん、微妙に違う?
まぁ、細かいことは言いっこなしよ。
とにかく、わたしは新しいブーゲンビリアを
無事に手に入れられたので、嬉しかったと。
ま、そういうこと。
そんでもって、使い古しはそのままクリスティナ嬢のもとへ。
わたしもよ |
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 18:20 | コメント (3)
2005年08月16日
まさに大海賊さんの思うつぼってやつかしらね、これは
ロンドンの酒場で遅めのランチをとっていたら、
そこの親父さんがやってきて一言つぶやいたの。
心配 |
(・ ・。)えっ?
それはもちろん、
言われるまでもなくそうさせてもらうつもりだけど…。
な、何なに?
急にそんなこと言い出すなんて、
ひょっとしてアンジェラに何かあったの?
ちょっと、教えてよ。
教えてってば~!
ま、まぁいいわ…。
とりあえず、お気に入りのバーメイドドレスあげるっ。
…ところどころほころびかけてるけど。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
それにしてもアレよね~。
(なんかこれ、口癖になってるわね…)
長距離に及ぶ公開から帰ってきた後、
故郷ロンドンの近所で細々とした交易やってると、
まぁ儲けは少ないけど、なんかほっとするよね。
こんな感じは、ちょっと他のゲームじゃ味わえないわ。
1万overの利益で狂喜乱舞してた頃もあったわね~、と
思い出に浸ってみたり。
で、ちょことちょこっとした交易をした後にロンドンに帰ってきたら、
出航所のお役人さんがわたしを呼び止めたの。
呼ばれてるよ |
おっ?
王室から名指しで?
これはひょっとして…、爵位かしら。
今回の遠征では、あまり投資をした記憶がないんだけどなぁ。
あ、ひょっとしてインドでたくさん街を見つけたから、
その功績が認められたのかな?
まぁ、何にしても、また一歩貴族に近づけることには
違いないわね。
んー、イングランドの王宮も、もはや顔パス状態ね。
女王陛下にもわりと簡単に面会できるようになったし、
わたしも気づかないうちに少しずつ偉くなってるんだなぁ。
貴族になるっていう野望が達成できるのも、
時間の問題かもね。
って、あれ?
いたりして |
…なんでこんなところに、ライザ様とゴードンがいるのよ。
わたしは爵位をもらいに…、って、ひょっとして違う?
え、違うの? まじ?
あぁ~、違うのかぁ~。
こないだやっと解放されたと思ったのにぃ…。
今度はどこで何をしなきゃいけないのかしらね。
いつも言ってることだけど、
国の荒事を一介の会計士に押しつけるのだけはやめて欲しいわ。
ホントに。
っと、女王陛下のおなりね。
背筋を伸ばして、しゃっきりしなきゃ。
せめて気持ちはレディーらしく。
大金です |
へぇ~。
一国の王ともあろう人が驚くような額って、
どんなもんなのかしらね。
文字通り『国家予算級』ってこと?
「我が国の抱える借金を一度に返済してもなお
余りあるものです」 (トマス・グレシャム談)
うっはぁ~ Σ(゚□゚*)
海賊ってば、そんなにも儲かるお仕事だったのね。
いやぁ、でも、女王様?
そのうちの何割かは、
もともとイングランド人の財産だったわけでしてぇ、
それを間接的に搾取したってぇことになりはしませんか…?
いえいえいえいえいえ、
恐ろしくてとてもそんなことを口に出しはしませんけどね。
あーでも、
そのマクレガーのお宝が莫大だったってことはわかりましたけど、
それとわたしに何の関係が…?
「そこで そなたらに今一度『海の旅団』を呼び戻してほしいのだ」
お~っ 海の旅団っ!
はいは~い、やりますやりますっ!
この命に代えても、やり遂げて見せますっ。
くちごたえ |
よっけいなこと言わないっ o(*≧0≦)o″
あんたって子は、あんたって子は!
まったくもーっ!!
女王陛下は、海の旅団が必要だと仰っているのよ。
もちろんわたしもね!
後悔 |
ふぅむ、
やむにやまれずってことですかぁ。
まぁ、ちょぉっと都合のよすぎる話かなと
思わないでもないですが…。
えぇ、もちろん、わたしのすべてを尽くして
説得してまいりますわ。
ちなみに、ダメもとで聞いてみるんですけど…。
そこにいる人、置いていってもいいですか?
なんか、交渉に水を差すような気がして仕方ないんですけど。
…ダメ? やっぱり?
はぁい、わかりましたぁ。
行ってまいりますぅ。
…あれ?
どうしたんですか、グレシャム財務官。
なにか釈然としないような顔をして。
少ないのじゃ |
あー、うーん…、そっかぁ。
やっぱしアレ、かなぁ。
どう見ても怪しかったしなぁ。
そこの鈍いお姉さんは、あまり気にしなかったみたいだけど。
アレはぜったい、うらでコソコソしてる感じだったしね。
まぁ、どうせキレイなお金じゃないんだし、
イングランドに不利になる使い方さえされなければ、
わたしとしてはどうでもいいことね。
忘れな~いで お金よ~りも~ 大切なものがある~♪
よ。 ♪(*^ー゚)v
まぁ、この歌のうさんくささも相当なものだけどね。(笑
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
さぁっ、やってまいりましたっ。
塩と木材とバーメイドドレスの聖地、オスロっ!
アンジェラにあげちゃったバーメイドドレスを新調し、
ロンドンで買ったお気に入りのボネ(not羽根付き)をかぶったら、
さっそくあの方の捜索に出発よっ。
っと、なんかゴードンが桟橋でイベントマークを
頭に乗っけてるわね。
どうかしたの、ゴードン?
「『海の旅団』とおぼしき船団です ライザ様!」
わたしはライザ様じゃなくってよ。
って、こんなところにいたのね。
てっきり邸宅あたりにいるんだと思ってたわ。
これは港に停泊してるところを発見したってことかしら。
あら、あそこにいるのは怪しい男フレデリクじゃない。
彼がこうしてここにいるってことは…。
船の装備も最新式みたいだし、船員の身なりも整ってる。
はっはぁ~ん。 (゚ー゚*)
やっぱりそーいうことみたいね。
限りなく直球 |
はは、
いきなり皮肉かましてます。
さすがのライザ様も、ここまで見たら気づくわよねぇ。
しかし、ホントいい性格になったわ。
でもまぁ、先に海の旅団を見捨てるような真似したのは
イングランドだしねぇ。
あまり強気には出られないと思うけど。
きたっ |
あぁぁぁ、
久方ぶりに拝見する、その姿…。
エグモント様ぁ~!
あなたのナナリーはここよ~。 (* ̄▽ ̄)ノ
フレデリクがマクレガーのお宝をこっそり盗み出して、
それを海の旅団の資金にしたからって、
わたしはこれっぽっちも気にしないわ~。
だって、盗んだのはフレデリクですもの~。
悪いのはいつだってあの男よ~。
水差し |
ちょっと黙ってなさいっ! ヾ(゚Д゚#)ノ
核心 |
ほら言われた。
どうせもとからキレイなお金じゃないんだから、
こそこそっとやってればいいのよ。こそこそっと。
グレシャム財務官も、別に足りないわけじゃないって言ってたし、
ちょっとくらい目をつぶることを憶えなさいな。
台無し |
だから連れてきたくなかったのよ… ((((_ _|||))))ドヨーン
もういや。
どうしてこう『俺様正義』で突っ走って、
わたしとあの方の仲を引き裂こうとするのよ…。
しかも、見事に陛下の命令を無視して、
国益を損なうような真似して…。
もぅホント、ネーデルランドに亡命して、
あの方のために尽力しようかしら…。
いや、名声がぜんっぜん足らないんだけどさ…。
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 17:34 | コメント (1)
2005年08月15日
故郷ロンドンへの凱旋帰国…なのか?
長い長いインド遠征を終え、
わたしたちはやっとブリテン島に帰ってきた――
って言えば聞こえはいいけどね…。
ロンドンで筆をとる機会がなかなかなくってさ~、
4日も前にロンドンには帰ってこれたんだけど、
その日誌を今日になってようやく書くことができるのよ。
はぁ~ (´Д`)
さ、冒頭で軽く愚痴ったところで、
本日もはりきってまいりましょ~。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
さて、インドからはるばる持ち帰ってきた胡椒なんですが~、
一粒も損なうことなく、
無事に持って帰ってくることができましたっ! ヽ(´▽`)/
相棒のは少し燃えちゃってたけどね。
いや~、これほど釣りを憶えておいてよかったと思ったのは、
イワシ祭の時以来だわ。
さて、肝心なのはその落としどころ。
いろいろと探し回る覚悟はしてたんだけれど、
ロンドンに帰る前に立ち寄ったダブリンで、
運良く相場が100%だったの。
で、まぁ100%だし、ふっかけに失敗したら
別のところを探しに行こうかな~とか思って、
ダメもとで交易所のおじさんに交渉してみたのね。
そしたらなんと、ふっかけ3連続成功っ。
こ、これは… 売るべき…よね?
これが胡椒パワー |
おぉぉぉっ
す… すごい…
100万以上の利益を出したなんて、
わたしの生涯で初めてのことじゃないかしら…。
オニカマスさん、イワシくん、
あなたたちの犠牲は無駄にならなかったわ。
これが胡椒貿易の魅力かぁ~。
こりゃ、みんなが血眼になるわけよね。
まぁ、現実はどっちかっていうと
ダイヤに血眼になってるみたいだけど。
一回往復しただけ(だけって言うのもアレだけど)で、
100万以上の利益が出るなんて、
うーん、やめられないわ、これは。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
そんな大航海時代の真髄に触れて、
意気揚々とロンドンに帰ってきたわたし。
船をつけて港に降り立つと、
さっそく交易所の役人さんに呼び止められちゃった。
ふふん♪
こんな大商人が帰ってきたんだもの。
声をかけずにいられないっていう気持ちもわからないではないわ。
お呼ばれ |
あら、女王陛下が? ライザ様…も?
あぁ、そういえばアフリカあたりから
ずっとついてきているような気はするわね。
そっか。
一応、お仕事をひとつ終わらせてきたんだもんね。
とりあえず報告に行かなきゃ。
おめかし |
王宮に赴くとなれば、やっぱ正装くらいはしないとね♪
このドレスを貸金庫に預ける2万ドゥカートだって、
今日のわたしには惜しくないわ。
では、王宮へ~。
勢揃い |
宝石を待ちわびるグレシャム財務官の前に集まる面々。
…あれ、なんかひとり足らないような気がするけど、
ま、いっか。
そして現れるエリザベス女王陛下。
陛下の最初のお言葉は、自称大海賊さんへのきつーいお言葉。
ガツン |
そりゃそうよね。
今までさんざんイングランドの船を沈めてきたんだもの。
海賊は打ち首と相場が決まってる。
ま、この大海賊さんも、死ぬ前に女王陛下にお会いすることができて、
いい冥土の土産話ができたんじゃない?
ほら、陛下が剣を手にとって――抜いたわ。
おぉぉ、陛下自ら処刑なさるおつもりなのですか~。
うぅーん、
人が死ぬ姿を見るのは、あまり気持ちのいいものじゃないけど、
ここはまぁ、陛下が直に海賊を裁くところを
目に焼き付けておかなきゃいけないかもね。
大海賊マクレガー、さようなら。
あなたのことは大嫌いだったわ。
刃一閃…? |
細身の剣の切っ先が、マクレガーの首筋に…あれ?
肩のところで止まったわ。
あれじゃまるで…。
「おまえに『ナイト』の称号を授けよう!」
… … … o(゜◇゜o)ほぇ?
「よくぞ我がイングランドに莫大な富をもたらしてくれた」
「その手柄 称えられるべきであろう?」
えぇぇぇぇぇぇぇっ (゚∇゚;)
なっ、なんですかその展開はっ!?
セレブ |
え? うそ そんな まさか ねぇ…?
いままでさんざんライザ様の手足(ときには財布)となって
働いてきたわたしを差し置いて、海賊が貴族に…?
それはちょっとあんまりってもんじゃないですかぁ?
それじゃ民衆は納得しませんよ。
「ライザよ そなたの働き素晴らしい…わ」
…わ?
「女の身でありながら… 怖くはないのか?」
なんかもう違う話してるし…。
あのぉ…、わたしも一応…。
船酔いしません |
ちょっとはわたしの話も聞いてください… (ノ_<。)
それにがんばってるのは、ライザ様の周囲の人間ですよー。
「それに… ここにいるナナリー・ナナスタシアが支えてくれていますから」
あ、なんか話がこっち来た。
はいはーい、がんばってまーす。貢献してまーす。
ですから、是非ともわたしも貴族にしてくださーい。
オホホホホ |
そ、それだけ…? _| ̄|○il||li
あは、あはははははは。
もう乾いた笑いしか出てこないわ…。
エグモント様とは引き裂かれるは、貴族にはなれないは…。
ホント、わたし何やってるんだろ。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
なんのご褒美ももらえず、とぼとぼと王宮を後にするわたし。
ちょうど門を出たあたりで、
ライザ様が今頃になって、やっとあのことに気づいたのよね。
存在すら |
今の今まで忘れてたんかいっ ヾ(°∇°*)
まったくこの子は、ホントにもぅ…。
あれ? じゃないっつーの。
新しい男ができ、なおかつ出世街道に乗ったら、
前の男はホントにどうでもいいみたいね。
ゴードンが言うには、フレデリクの船は
ロンドンに入港する直前で姿が見えなくったみたい。
…いや、その時点で気づこうよ。
大切なお友達なんでしょ?
遅れた男 |
さっき、ねぇ。
ドーバー海峡は幼い頃から慣れてるんじゃなかったっけ?
いつの間に姿を消すなんて、
いったいどこで何を企んでいるんだか。
ホント、あなたほど油断できないって思わせる男、
他に知らないわ。
はぁ… ( ̄o ̄;)
最近、この人たちに付き合ってると、ホント疲れるわ。
爽やかな男 |
実はあんたってイイヤツなんじゃないかって思い始めてきたわ
…まぁ、そうであったとしても、
できれば金輪際関わるのは勘弁して欲しいんだけど。
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 18:26 | コメント (4)
2005年08月11日
窮地に陥ったとき、人はその本性をむき出しにするということ
今、わたしの船には夢と希望が210樽積まれています。
"大航海時代"といえばコレという、噂の交易品。
いよいよわたしもソレに手を出す日がやってきました。
その交易品とは…、そう、これ。
くしゃみのもと |
胡椒です!
またの名をペッパー。
そう、あの青い缶でお馴染みの。
とうとうこの日がやってきたのね~。
うーん、感無量。
いや、ダメよ。
喜ぶのはまだ早いわ。
これを無事にヨーロッパまで持ち帰ることが重要よ。
途中で焼き胡椒にしてしまったら、すべてが台無しになっちゃんだから。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
サンジャイさんからの預かりものを届けに、
インド洋を一月かけて横断し、モザンビークに入港。
いやぁ、水も食料もギリギリで、正直ヤバイかと思ったわ。
でも、なんだかんだ言っても一月で横断できちゃうのね。
今度インドに行くときは、この航路で行くことにしよっと。
タマタブからだったら、もうちょっと余裕があるかもね。
というわけで、交易所に約束の腕輪を提出。
なんでまた、交易所なんだろう。
ま、いっか。
大当たり~ |
…なんか感動されてる。
これってそんなすごい物だったの?
サンジャイさんなんて、妙な腕輪呼ばわりしてたのに。
まぁ、喜んでもらえて何よりだけど。
さて、と。
頼まれごとも補給も済ませたことだし、
次なる寄港地を目指して出発するとしましょうか。
って、あれ?
なんか出航所役人さんのところに、
見るからに"兵士"って感じの人が、
二人立ってるんだけど…。
どっちかな |
現地の人には見えないし…。
何かしらね。
とりあえずイベントマークも出てることだし、
話しかけてみるしかなさそうね。
問題は、右の人と左の人、どちらに話しかけるかだけど…。
んむむ…、意外と悩むわね。
… … …
よし決めた。右っ!
何を言う |
違いますっ! 断じてっ!( ̄△ ̄#)
いったい、わたしのどこをどう見たら軍人に見えるのかと…。
まったく、イングランド人はみんな軍人に見えてるのかしら、この人。
ホント、イヤになっちゃうわ。
ここは全力で否定しなきゃ。
「あぁ~ まさに地獄に仏!
お願いです 助けてくださいっ」
… … … ( ゚Д゚)ポカーン
誰よ? 今ものすごく間抜けな台詞を口走ったのは…。
まさかゴーd
豹変 |
お ま え か よ !
まさか、あなたがそんな本性を隠し持ってたなんて思わなかったわ。
しかも、財宝のことも話します! って…
すっかり話しちゃってるじゃんっ!
言わなきゃわからなかったかも知れないのに~。
この男、本気で裏切る気?
豹変2 |
ひぃぃぃっ
らっ、ライザ様までっ。
しかもお友達のフレデリクさんを"貴様"呼ばわりですよ!
一体何がどうしちゃったというの?
うぅっ。
ひと切れ… |
おいたわしやフレデリク…。
って、あれ?
こういった感じの台詞、わたしもよく聞いているような気が…。
あぁ、あれか。
アレです |
…こほん。
ま、まぁ、わたしは安ビールくらいは出してるわよ。
うん、大丈夫大丈夫。
ライザ様ほど、待遇ひどくないわ。
…にしても、これからわたし、どうなっちゃうんだろう。
スペインに身売りかなぁ。
あーあ…。
こんな人たちについてきたばっかりに…。
「…なんてね」
…へっ?
「マクレガー 行くわよっ」
It's show time! |
おぉぉぉっ!?
なんか、イスパニアの軍人さんがフレデリクを呼び寄せたとたん、
ライザ様とマクレガーが襲いかかったわ。
これってひょっとして、だまし討ちってやつ?
えぇぇ、そうだったのぉ?
それならそうと、先に言ってよ~。
わたし、てっきり…。
片付きました |
あぁ~ よかったぁ。
ホント、一時はどうなることかと思ったわ。
最近、この人たちなら何をやってもおかしくないとか
思い始めちゃってるからね。
まったくお芝居だなんて気づかなかったわ。
…でもライザ様、
それは軽口っていうより、何かの皮肉にしか聞こえないわよ。
ウソツカナイ |
あぁ、そう。
その"本音"ってのの産物が、
ひょっとしてあの婚約者さんかしら?
てゆーか、あなたはさっきのアレが本音だと、そう言うわけね?
そんなこと言っちゃって、ライザ様が怒り出しても知らないわよ。
「本音ですって? ふふ」
あのー、ライザ様。
軽やかに笑ってる場合じゃないと思うんですけど…。
ヤツはどさくさに紛れて、本音を口走ったと、そう言ってるんですよ?
あーあ もうカンベンして欲しいわ、このバカップルは…。
美しき友情だな |
ハイ、ここに何を見ても友情にしておきたい男が一人。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
わたし、船員の寝不足は放置する主義。
知ってる?
人間ってね、限界まで起きていると、
どんな状況でも寝てしまうようになるんですってよ。
解消 |
ほぉら、ね♪
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 21:47 | コメント (0)
2005年08月10日
遠いインドの恋愛事情
我が家にヴィットーリア様がいらっしゃいました~。 ヽ( ̄▽ ̄)ノ
ヴェネツィアの至宝 |
相変わらず麗しいお姿ですね~。
運営からの告知も、まるでヴィットーリア様が話しているよう。
ドレスもとっても綺麗だし、
このまま先に進みたくなくなっちゃうわ。 (笑
あぁ… わたしのドレスは銀行の肥やしになっちゃってるわ…。
まぁ、なかなか着る機会がないからね。
出し入れすると、また高いし。
う~ん、いけないなぁ。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
さて、今日はインドのいちばん奥まで行って参りました。
少し前までこのあたりには、補給港しかなかったって聞いてるけど、
今はすっかり町が密集する地域になってるのよね。
不思議な名前 |
というわけで、まずはマスリパタムっていう憶えにくい名前の町に上陸。
新しい町はまだ発展度が低くて、
今のところは特に見るべきものがない、って感じね。
でも、根気よく身振り手振りで情報収集していたら、
次の町に関する情報がもらえたわ。
危ないよ |
おぉっ、カルカッタ!
聞いたことあるわ、その名前。
でも、気をつけなさいっていうのは、どういうこと?
いつも充分気をつけているつもりなんだけど。
まぁ、いいわ。
とりあえずカルカッタに向かってみましょう。
あぁ~、気をつけろってこういうことだったのね…。
こっちくるな |
こう言っちゃなんだけど、
どこの国にも海賊っているものなのねぇ。
やっぱそれなりにうまみがあるからやってるんだろうなぁ。
てゆーか、そこの奥に見える賞金稼ぎさん、
仮にも賞金稼ぎを名乗ってるんだから、
まず目の前の海賊に襲いかかってもらえないかしら?
軽かった? |
まぁでも、なんとか無事にカルカッタに到着することができたわ。
この街、現地の人は『コルカタ』って呼ぶらしいわね。
カルカッタっていうのは、英語訛りなのだそう。
やっぱり現地の人はちゃんと発音して欲しいと思ってるんでしょうね。
イランけど大好き |
…だめよ、そんな相棒が鼻の下を伸ばしそうなことを言っちゃ。
ほら、なんだかよくわかんないけど、喜んでるわ。
あぁいうのには近づいちゃダメだからね。
さて、と。
とりあえずこれで行ける町には行ったのかしらね。
この先にもまだまだ世界は続いているんだろうけど、
とりあえずここまでね。
そろそろ座礁した船から財宝を降ろす作業も終わったでしょうし、
カルカッタから一気にカリカットまで帰ることにしましょう。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
あ、やっぱ終わってたみたい。
港近くでサンジャイさんが待ちかまえてたわ。
ぼくサンジャイ |
年齢不詳な顔だわ…。
子供のように見えなくもないし、中年のようにも見える。
そういうのって得だわよね。
さてサンジャイさん、作業の進捗はどう?
"ぜ" |
あぁ、こういう人なのかぁ…。
それはそれは、大変でしたわね。
ライザさんにうるさいこと言われなかった?
マクレガーに因縁つけられなかった?
フレデリクさん… は無害そうだからいいか。
びっくり箱 |
あーあー、
そんな皮肉言っちゃって。もー。
底意地の悪さが見え隠れしていてよ?
だいたい、百戦錬磨の商人に皮肉なんて通じるわけないじゃない。
バレバレです |
ほぉらね、言わないこっちゃない。
しかも、
『もっと商売のこと、勉強したほうがいいんじゃないの?』
とか言われてむくれてるし。
今さら可愛いなんて思ってあげないわよ、わたしは。
ささ、こちらは胡椒の積み込みも終わったし、
ちゃっちゃとロンドンまで帰りましょ。
これ以上ここにいたら、サンジャイさんに
いいように使われるだけよ。
おつかい |
ね。
ライザ様ったら、『なんでそんなことまで…』とか言ってるし。
その台詞、わたしが今まで何度も何度も言いたくなったものなんですけど。
まぁ、あれね。
自分がしでかしたことっていうのは、巡り巡って帰ってくるものなのね。
いい教訓になったんじゃない?
ま、そういう訳だから、おとなしくお使い頼まれちゃいましょ。
どーせ帰り道なんだしさ。
そうに違いない |
あのー、フレデリクさん。
それって、ちょっとした冗談ですよね…?
ひょっとしてあなた、
自分が可愛いと思ったものは、誰もが可愛いと思うはずだって、
そういうタイプ?
しかも相手に意地悪までして。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
こそこそ |
ちょっと気軽に呼び捨てしないでくれる?
わたし、あなたとお友達になった覚えなんてないんですから。
わたしを呼び捨てにしていいのはねぇ、ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ…。
えっと…、
とにかく馴れ馴れしくしないでちょうだいっ!
で、なによ。
話くらいなら聞いてあげてもよくってよ。
返事はしないかも知れないけど。
『あのフレデリクって野郎
こっちが恥ずかしくなるくらいガンバってんな…』
あらそう、そう見える?
わたしにはあまりそうは見えないけど。
まぁでも、愛しのライザ様のためだからねぇ、
頑張っちゃうのも無理からぬことかと。
だからね、変なちょっかい出しちゃダメよ。
だからダメだと |
な、なに?
彼女はこの俺が…って、あなた一体ライザ様に何したの!?
ちょっと、
ひょっとしてあんなこととか、こんなこととか、そんなことまで、
もう済ませちゃってるとか!?
あなたたちって、やっぱりそういう関係だったの?
ひどっ |
とっ、友達呼ばわりですかっ!?
婚約者がいるって聞いて動転してたのはどこの誰?
うぅっ…
新しい恋人の前では、古い恋人はもはや友達扱いなのね。
フレデリクさん… おいたわしや。
ありえねぇ派 |
男女間に友情は成り立つか否か。
永遠の謎のひとつね。
どうやらこの人は『ない派』みたいだけど。
わたしは… どうかなぁ。
友達としての情は、もちろんあると思うけど、
どこまでが友情でどこからが恋愛(愛情)かっていうのもむずかしいし、
よくわからないわね。
友情だと思っていても、ちょっとしたきっかけで
(いい意味にも悪い意味にも)簡単に変わってしまうものだし。
この暑苦しい三角関係は、この後どんな展開を見せるのかしらね。
…まぁ、半分くらいどーでもいいんだけど。
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 22:14 | コメント (4)
2005年08月08日
インドの町って常にお香の香りがしそうな気がするのはわたしだけ?
いやぁ、インドってなんかイメージ的に暑そうだから、
やっぱ夏になってから来て良かったと思うわ~。
ね、稲川さん♪
こわくないよ |
というわけで、
わたしたちはついにインド半島への上陸を果たしたのでした。
ディヴの次の町ゴアになると、あたりの景色も一変、
ぐぐっとインドらしくなってきます。
ヨーロッパではちょっと見られない、
バスクリン色の港も、また格別。
長旅の疲れも取れて |
そして上陸。
ごあっと上陸 |
おぉぉぉ…
いやぁ、なんというかもぉ、
この世の物とは思えない、不思議な世界だわ~。
ヨーロッパとは全く異なったセンスで彩られた街。
さ、早く探索に行きましょうっ。
パラソル |
う~ん
素朴だけど可愛いデザインのパラソルね~。
ここに座ってお茶でもすすったら、
さぞかしまったりと落ち着いた時間が過ごせることでしょう。
長旅で疲れてることだし、
ちょっと腰を落ち着けたくなっちゃうわね。
仏に守られて |
ここの銀行もすっごいステキ!
ホント、エキゾチックってこういうことを言うのかしらね。
なんかすっごい威厳を感じるわ。
胡椒や黄金だけじゃなく、
こういったすばらしい文化や芸術も持って帰りたいわよね!
The RING |
これは… なに?
水車…?
それとも何か宗教的な意味を持っているのかしら…。
とっても模様が細かくて、
なんだか見つめているだけで不思議な気分になってくるわね。
寺院 |
これは教会… じゃなくって、お寺っていうのね。
なんかもう、言葉を失っちゃうわね…。
この東に遠く離れた地の歴史の重みを感じるわ。
ヨーロッパの建物、アラビアの建物、そしてインドの建物。
人間ってすごいんだなぁって改めて感動しちゃうわね。
…でもこれ、
今にも動き出して変形とかしそうじゃない?
うーん、インドの技術、恐るべしだわ。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
次なる街はインド最大の都市、カリカット。
上陸を楽しみにしながら入港すると、
港での噂話が聞こえてきた。
『街の邸宅によその国の軍人が出入りしているが ありゃ 女だよな』
『ああ いかつい男どもを何人も引き連れてよ』
邸宅に何人も男を連れ込んでいる、軍人の…女…?
あぁ…
ぴんぽーん |
もうそれだけのキーワードで本人特定できちゃうんだもんね。
正直、あぁはなりたくないわ。
はぁ…。
しょうがない。
上陸 |
うっわぁ~。
さすがインド最大の都市と呼ばれるだけのことはあるわ。
この大きさといったら!
ヨーロッパからこんなに離れたところに、
こーんなに大きな街があるなんて!
己の世間知らずっぷりを、恥じ入るばかりだわ。
インド! すごいっ!
酒場娘 |
そしてパールラティちゃん、可愛い!
これじゃ、ヨーロッパからはるばる何ヶ月もかけて、
インドに足繁く通う輩が出てくるのも無理はないわね。
さて、それじゃあ観光気分を満喫しに行きましょうか!
…なによ相棒。
あーはいはい、わかったわよ。
邸宅に行けばいいんでしょ?
なによ、ちょっと忘れてただけじゃない。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
あぁいたいた。
はぁい、ライザ様、ごきげんうるわしゅう。
なんだかいろいろとよろしくやっちゃってるみたいで、
安心したわ。
衝撃の告白 |
はぁいぃぃい!?
座礁って、んなお間抜けな…。
あぁそぉ、お宝をめいっぱい積んでいたのね。
いくら男が貢いでくれたからって、ちょっと欲張りすぎなんじゃ…。
小舟で運び出そうにも、現地の人に信用してもらえず、働いてくれない?
それでこんなところで立ち往生を?
はぁ…
ちょっとフレデリックさん。
あなたからも何か言って差し上げたら?
ふふん |
おっと、いきなり臨戦態勢ですか。
まぁ、こんな大(まぬけ)海賊に彼女を狙われてるんだから、
気持ちはわからなくもないけどねぇ。
ましてあちらは奪うことが本業。
んだコラ |
こちらも負けじとメンチ切っております。
うーん、見所のある一戦だわ。
ヤンキー対チーマーみたいな(古っ)そんな感じ。
今まさに、龍と虎が雌雄を決しようとしているのでありましょうか。
どっちが勝ってもたいして面白くないので、
永遠に戦い続けて欲しいところであります。
『やめて! 二人とも』
だぁぁぁっ。
いいところで割って入るんじゃないわよ~。
わたしのために争わないで~とか言い出すのかと思っちゃったじゃない。
あーあ、だーいなし。
『そういや この街にサンジャイって商人がいたはずだ』
気まずくなったフレデリクさんも、必至に話題変えちゃったりして。
もぅ、見てられないったらありゃしない。
でもまぁ、その人ならこの状況を何とかしてくれるかも知れないってことよね。
よし、そういうことなら、わたしも探すの手伝うわよ。
観光のついでで良ければ。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
はぁぁ~ 満喫したぁ~。
なんかこう、
街を見て歩いているだけで、落ち着いてくるわねぇ。
これが仏教のパワーなのかしら。
世界はヨーロッパだけじゃないし、
宗教はキリスト教だけじゃないんだなぁって
つくづく思い知らされるわね。
…あれ、あんなところに人だかりが。
あ、そっか、サンジャイ。
げっちゅ |
…あなたが言うと、果てしなく物騒に聞こえるわ。
ちょっと言葉を選んだ方がよろしくってよ。
で、こちらの小太りな方が、サンジャイさんね。
若いのに、立派なお腹ですこと。
きらーん |
ちちんぷいぷいっと、魔法でも使いそうな感じ。
しかも自分で "様" つけてるし。
ヨン様ならぬ、サン様とでも呼んで欲しいのかしら。
まぁ、なんにしても、
遠くヨーロッパまでその名前が聞こえてくるくらい、
とっても優秀な商人なんでしょ?
簡単カンタンって言ってんだから、なんとかしてもらいましょ。
報酬が積み荷の5分の1?
いーんじゃない? 全部海の藻屑になるよりはましでしょ。
どーせそこの大海賊さんが、どこかの誰かから奪ったものなんだし。
『じゃ しばらくしたら港へ様子を見にきな』
あぁ、またこのパターンか。
ま、しょうがないわね。
このインド半島の探索が全部終わって、戻ってくる頃には、
回収も終わってることでしょう。
んじゃ、わたしはちょっと先に行かせてもらうわね。
あとはまぁ、3人で好きに争ってちょうだい。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
噂では、つい最近、インド半島の東側が一気に開発されて、
ちょっと危険度が増してるみたい。
あちこちの国の人が新しい港を取り合って、
そりゃもう大変な騒ぎになってるらしいわ。
わたしたちも、慎重かつ大胆に、まっすぐ進んでいきましょう。
堅そうな名前 |
密林の中の町という言葉がピッタリね、ここは。
うっそうと茂る木々の中に、突如として現れる寺院。
緑の寺院 |
神秘的だわ。
このお寺を見上げているだけで、心が洗われるようだわね。
午後に紅茶 |
そして紅茶で有名な町、セイロン。
お茶にうるさい英国人としては、
ここで紅茶をたんまりと買い込みたいところ…でも。
高いのよぅ。
悔しいわ…。
本日のラスト |
そしてセイロンの次にやってきたのは、
ポンディシェリとかいう、憶えるのが難しそうな名前の町。
ここで見るべきものは…、やっぱコレでしょ。
涼しそ |
うちの相棒も、どうやらそういう方向に目覚めつつあるようです。
狙っている方はお早めに。
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 02:09 | コメント (3)
2005年08月04日
新しき世界の始まり
いよいよこの日がやってきましたね~。
まだまだ先だと思っていたのに、
思えばもう8月! 気がつけばもう3日!
そう。
本日は大幅アップデートの日なのです!
新しい国籍が選べるようになったり、
補給港がいつの間にやら発展してたり、
新しいレシピが追加されていたりするのです!
う~ん
ヨーロッパは賑やかだろうなぁ~。
と、遠く故郷を想うわたしは、
ただいまアフリカ西岸南下中。
まぁ、すぐに手軽に触れる変更点として、
とりあえずカスタムスロットなるものをいじってみたり。
カスタム |
うぅむ…。
すっごく便利になったわ~って
小躍りするほどのものじゃあないわね。
もうちょっとサクッと開いて、きゅぴーんと使えれば、
華麗なるテクを披露できると思うんだけど。
まぁ、こんなもんかなぁ。
もうちょっといろいろナイスな使い方を模索してみよう。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
んでは次なる変更点を探す旅に出発するとしましょうっ。
この辺りで確認できる変更点といったら、そう。
アフリカ東岸とマダガスカル島の補給港。
というか、補給港だったところ。
なぁんか船員連中が、わたしを変な目で見てるんだけどぉ…。
久々に爆発寸前 |
ま、気にしないっ (o⌒∇⌒o)
このわたしに見とれるのは、しょうがないことだもんね。
なぁんておバカなことを考えてるうちに、
到着しました神秘の島マダガスカル!
みんなー、動物園に帰ろー。
というわけで、上陸。
生物の宝庫 |
たまたぶ~。
なんか可愛い名前よね。
たまたぶ~
さって、さっそく交易品をチェックしないとね。
なーにっかいいもの出てるっかなっ♪
…おや?
なんか見たこともない商品が並んでる。
まぁ、いらないけど |
イランイラン…?
変な名前。
『イランイランちょうだーい』
いるのかいらねぇのか、はっきりしやがれぃっ
みたいな。
でね、気になったからちょっと調べてみたわけよ。
あー…
ここはすみやかにスルーさせていただきます。
皆さまも、くれぐれも盛り上がったりいたしませぬよう。
あと、
ひょっとしたらこの街には
新しい料理のレシピが出るかも知れないわね。
こんなことを言ってる女の子がいるのよ。
ヘナヘナ |
どうもアフリカの方々は、お肉を煮込むのが好きみたいね。
クスクスとかさ。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
マダガスカルを回り込んで再びアフリカ東岸に戻ると、
そこに見えるのは、もうひとつのかつて補給港だった街。
発展しました |
もんぷち…、じゃなくって、モンパサ。
んー、まぁここは、
特に見るべきところもなかったわねぇ。
わたし的には。
さて、先を急ぎましょう。
今回はペルシア湾に寄るつもりはないから、
そのまま素通り。
そしてその先に見えてくる立派な街が――
外から見ても立派 |
誰が呼んだか『縫製の聖地』
おディヴさん |
インドの玄関口、ディヴっ。
おぉぉぉ、
ついにわたしもインドまで来たのね~。
象はっ? 金ぴかの象はどこっ?
マハラジャはマハラジャっ。
とりあえずインド人が嘘つかないかどうか、確かめなきゃ。
というわけで道具屋にやってきたんだけど、
そこにはなんと、新しい被り物が売ってたの。
その名もサリーフード。
高級感 |
さ、サリー?
聞いたことあるわ。
たしかインドの方にそんな服があるって。
とりあえず、これはその頭の部分だけなのね。
よしっ、さっそく購入っ。
きれいきれい |
おぉぉ~。
なんかおしとやかな感じに見えるわ。
いいわねいいわね。
よーし、
それじゃあ今度はサリーを探しに行くわよ~。
がぜん、インド旅行が楽しくなってきたわ。
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 20:25 | コメント (6)
2005年08月03日
秘密の首飾りと謎の思い出
昨日、ロンドンでレース納入のお仕事の報告をしたわけだけれど、
その後冒険者ギルドに行ってみたら、
また気になるお仕事を見かけたの。
首飾りに首ったけ |
宝石商が見たくてたまらなくなるような首飾りかぁ。
なんだかすごそうねぇ。
それにしても、なんとかそれを見せてもらってって、
まぁた無茶なことを言い出してるわ。
宝石商の方々が頼んでも見せてもらえないのに、
一介の会計士が拝見できることなんてあるのかしら。
誰にも見せたがらないってことは、
それだけ大事にしているってことでしょう?
いやまぁ、それだけの物ならば、
是非ともわたしも見てみたいところだけど。
で、その持ち主っていうのは、誰なの?
依頼の仲介をしてるんだから、名前くらいは知ってるんでしょ?
ねぇ、ねぇってば!
…ちぇ、
情報の出し惜しみするなんて…。
しょうがないなぁ、もぅ。
わかったわよ。
ナントまで行って、自分で見つけてくるわよ。
まぁ、そんな立派な首飾りを持ってる人なんて、
そんなに多くないんだから、すぐにわかるでしょ。
いつもの積み荷 |
例によってダブリンでたんまりとウイスキーを積み込んだら、
さっそくナントに向かって出発しましょう。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
首飾りを持ってそうな人かぁ。
そう言えば、ナントには王女だか王妃だか、
そんな人がいたわね。
王女マルグリット?
あぁ、確かそんな名前だったわね。
相棒ってば、女のことになると詳しいわねぇ。
ん?
王女マルグリットって、
ひょっとしてあの『マルグリット・ド・ヴァロア』?
絶世の美女として名高い、あの王女マルゴ?
ひゃぁぁぁ… (°o°;)
こんなところでとんでもない人が出てきたものね。
これは気合いを入れてかからなければ…。
というわけで、まずは酒場で情報収集よ。
目的地直行 |
あはははは。
いきなり王女殿下のところに直行だわ。(笑
心の声 |
うぅ、しまった。
こんなことなら、貸金庫からドレスを出してくるんだったなぁ。
こんな格好で、お恥ずかしい。
でもまぁ、来ちゃったものは仕方ないわね。
眠ってる社交スキルをフル活用して、
なんとか失礼のないように、商談開始よ。
商談ってゆーか、ただのお願いだけれど。
お姉さま口調 |
えぇ、ありますあります。
そりゃもう、なでなでしすぎて角がなくなるっちゅうくらい
愛でたいと思っておりますです。
お母様の思い出の品ですかぁ。
それはさぞかし大切でしょうね。
それをちょっと、ほんのちょっと見せていただくだけですので。
えぇ、間違っても触ったりなんていたしませんことよ。
謎のご婦人 |
ほっ…。
なんだか安心して腰が抜けそう…。
でも、ここでしっかりしなきゃダメよ、ナナリー。
いつか夢がかなって貴族になれたら、
こんな経験をしょっちゅうするようになるんだから。
それにしても、王女マルグリットの母親といえば、
あのフィレンツェの名門であるメディチ家出身の王妃、
『カトリーヌ・ド・メディシス』よね。
その王妃カトリーヌが大事にしていた首飾りかぁ。
これはまたずいぶんと大物が出てきたものね。
宝石商の方々がどうしても見てみたいって言うのも、うなずけるわ。
でも、そのご婦人って、いったい誰なんだろう…。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
というわけでさっそく教会に、首飾りを見せてもらいにやってきました。
こちらがここの神父さん。
神父です |
…ねぇ、ちょっといいもの食べ過ぎてるんじゃなくって?
いくら聖職者が儲かるからって、
そんなにふくよかだと民衆から反感を買っちゃうわよ。
もうちょっとダイエットした方がいいと思うわ。
ね♪
噂好き |
ディアーヌ・ポワティエ!
出たかその名前っ。
フランス国王アンリ2世とその父親であるフランソワ1世の、
親子2代にわたって愛され続けたという、妖怪じみた美女。
アンリ2世なんて、なんとこの人にお城まで与えちゃうような寵愛ぶり!
まぁ、そのお城――シュノンソー城は、
後にカトリーヌに奪われて徹底的に改造されてしまうわけだけれど…。
でも、自分よりだーいぶ年上(それも親子ほど)の女に負けたとあっては、
カトリーヌとしてはさぞかし面白くなかったでしょうね。
いくら政略結婚だったとはいえ、ねぇ。
で、このポワティエ夫人。
お城まで貰っておきながら、なぜか首飾りは受け取らなかったみたい。
うーん、謎だわ。
さすがに申し訳なく思ったのかしら。
まぁ、受け取らなかったってのは、
気分じゃなかったってことでよしとしましょう。
でも、でもね、
だからといってそれをカトリーヌにあげるなんて、
ちょっと失礼な話よね。
アンリさん、そこへ直りなさいって感じ。
カトリーヌがその事実を知ったら、どんなに悲しむことか…。
ってか、怒り狂うわね、わたしなら。
ん? ちょっと待って。
じゃあ、さっき王女様が話した思い出って、
いったいどういうことなの…?
王妃カトリーヌはことの顛末を知らず、
純粋に夫からのプレゼントを喜んだっていうこと…?
事実を知ってたら、とても心を和ませるなんてできないわよね。
まぁ、考えても仕方ないわ。
とりあえず、その書物台の下にあるっていう
首飾りを拝見するとしましょうか。
図らずも触ってしまうことになったけれど…。
赤いよ青いよ |
うわわわっ。
な、なんかすごいものが出てきたよっ。
綺麗ってのを通り越して、凄いっていう感想しか出てこないわ。
さすがは王様の贈り物。
なーんていうか、よっぽど好きだったのねぇ。
ポワティエ夫人が。
うわぁ |
ルビー、おっきぃなぁ…。
なんかもう、ため息ばっかりになっちゃうわ。
ねぇ、これちょっと、首に巻いてみてもいい…?
さすがにそれはダメ…?
あ、そう…。
ほぅ (。・_・。)
いいもの見せてもらったわ。
とりあえず仕事は完遂したし、
あとはリスボンで報告するだけね。
で、結局そのご婦人って誰だったんだろう…。
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 14:59 | コメント (1)
2005年08月02日
シアワセナシゴト
日々なんとなくこなしてしまっているギルドのお仕事。
そんなお仕事の中にも、
ちょっと感情移入してみると、
意外と面白いネタが転がっているもの。
少し前にやった『サイアクナシゴト』ってのもそうだけど、
今回のお話はそれとは逆の、
ほんのり心があったかくなるような、そんなお仕事。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
なんか最近、ロンドンよりリスボンより、
セビリアの方が活気があるように見えるのは気のせいかしら。
まぁ、バザーとかはダントツでリスボンが多いんだろうけど…。
なんだろう。
広場が便利になってからこっち、
人がよく動いてるように見えるからかな。
ロンドンも広場には結構人がいると思うんだけどなぁ。
…やっぱ天気のせいかな。
というわけで、今わたしがいるのがセビリア。
とりあえずバウムクーヘンとインジェラを作ってしまったので、
さて、これから何をしようかと考えているところ。
後数日もすれば、東地中海交通安全月間が開始されるところだし、
そうしたらまた冒険の日々を過ごすのも悪くないわね。
でもやっぱアレかな。
せっかく大航海時代のメインステージであるインドへ
行けるようになったんだから、
ここは『ライザ様 愛と財宝の逃避行』の結末を見届けるべきかしら。
ひょっとしたら『フレディvsマクレガー インド洋の大決闘』になるかもだけど。
…どっちにしても面白くなりそうね。
よし、決めた。
どうせ交通安全月間は一月もあるんだから、
とりあえずインドを目指すという方向で、
まずはウイスキーを積み込みに行きましょう。
そうと決まれば、北海方面行きのお仕事を探すわよ。
大量注文? |
コペンハーゲンにレースを、ね。
了解、引き受けたわ。
量が結構あるって言ったって、たったの10巻じゃない。
そんなのたいしたことないわよ。
期限だってないんだし。
さて、そのレースとやらはどこに売ってるのかしら。
えーっと…。
アントワープと…、あとはヴェネツィアだけか。
仕入れはアントワープで問題無さそうね。
って、よく考えてみればあそこってイスパニア領じゃない。
な~るほど、それでセビリアに依頼が来たわけか。
よし、じゃあアントワープでレースを仕入れましょ。
たった10巻よ、たったね。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
そっかぁ~。
そぉいうことだったのかぁ~。
レースなんてそこそこ大量に買えるわよなんてたかくくってたけど、
実際はあんまり買えなかったのね。
たったこれだけ |
一度に7巻しか買えないとはねぇ。
まぁ、わたしは紡績商でも織物商でもないし、
イスパニア人でもないんだから、
これも仕方ないんだろうけど。
ま、とりあえず初日は5巻だけ買って、
一日滞在してもう5巻仕入れるとしましょう。
無事納品 |
ふぅ。
途中で少しだけ手間取っちゃったけど、
なんとか指定の数を納品することができたわ。
それにしても、産まれたばかりの皇女のためのドレスかぁ。
いいわねぇ。
国王もよっぽど嬉しかったんでしょうね。
デンマーク王国って、世界でも有数の古い王国なんですって。
古い王国って、その言葉だけでもロマンがあるわよね。
で、今くらいの時代だと、たぶん国王の名前はハンスだと思うわ。
となるとその娘っていうのは、
後にブランデンブルク選帝侯妃となるエリザベスということになるわね。
うーん。
そんなすごい人のドレスを注文されたなんて、
工房職人さん、あなたすごいわ。
しかもレース10巻だなんて…。
いったいどんなドレスを作ろうとしてるのかしら…。
でもまぁ、そんな大仕事の手助けができて、
わたしも嬉しいわ。
がんばって、素晴らしいドレスを仕立ててね。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
さて、と。
お仕事も気持ちよーく終わらせられたし、
ウイスキーの積み込みがてら、ロンドンで報告しちゃいましょ。
わたし、頼り? |
た、頼りがいがありますか…。
どのへんが…?
社交なんて、
いらない子の筆頭にあげられるようなスキルだというのに。
わたし?
えぇ、持ってますとも。
今でも大事にしてるわ。(ノ_<。)
だって、わたしの夢は貴族になることだもの。
社交も身につけてない貴族なんて、論外でしょ?
いつか何かの役に立ってくれれば、言うことないんだけど。
投稿者 ナナリー・ナナスタシア : 15:02 | コメント (1)
2005年08月01日
火のないところになんとやら
ほら、昔っから言うじゃない?
亭主が急に優しくなったら、浮気を疑えって。
いやまぁ、アレは別に旦那でも亭主でもなんでもないけどさ、
でも、こないだなんて急に高価なドレスなんて買ってくれちゃったし、
なぁんか気味が悪いなぁとか思ってたのよね。
で、わたしこないだ、
たまたまマディラまで砂糖の買い付けに行ってたの。
そしたら、そこに相棒がいたのよ。
なんか珍しいとこにいるなぁと思って、
声をかけようと近づいてみたんだけど…。
…できなかったわ。
だってそこには、相棒の他にもうひとりいたんだもの。
若い女が。
合挽 |
いやまぁ、気にせずにやっほーって話しかけてもよかったのよ。
べっつに旦那でも亭主でも彼氏でもなんでもないんだからさ。
でも、何故か足がそこから動こうとしなかった。
や、やだなぁわたし。
なにやってるのよ。
ちょっと右手をしゅたっとあげて、軽やかに出ていくだけじゃない。
って、あれ?
この右手に固く結ばれた拳は…なに?
あ、なんだか頭の中にチャゲ&飛鳥の歌が流れて…
い~まか~らそいつを~♪
これから~そ~いつ~を♪
…はっ (@o@ )
いけない、いけないわナナリー。
しっかりするのよ、ナナリー。
… … …
や~や~や~♪
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
はい、全面的に冗談なので、
くれぐれも真に受けないようにして下さい。
まぁ、わたしがちょっと目を離した隙に、
女の子と話していったってのは事実だけれど。(=ΦωΦ=)
というわけで、今回マディラに行ってきたのは、
久々に、なんかすっごい久々に料理をするためなのです。
いや~、
まともに料理なんてしたの、どれくらいぶりだろう。
あはははは (o⌒∇⌒o)
度重なるアフリカ遠征で、
相棒がだいぶ食料を消費したみたいなのよね。
パウンドケーキとチーズケーキとインジェラを
たんまりと持たしておいたつもりだったんだけど、
いつの間にか使ってたみたい。
というわけで、今回はコレをつくってみることにしました。
そう。バウムクーヘンです。
あんまりコレをご家庭でつくる人はいないよねぇ。
なんかめちゃめちゃめんどくさそうだもん。
さすがランク10料理。
まずは小麦を挽いて小麦粉をつくります。
…もうすでにめんどくさい。
んで、卵と砂糖を用意して…。
って、うわなにこれっ。
バウムクーヘン作るのに、それぞれ2樽も材料が必要なんじゃない…。
それでいて、できるのが1つか、よくても2つ。
うーん。
なんとも効率の悪いお菓子よね。
さて、材料が揃ったところで、
用意するのはベルベットのリボンとマンジェリコの小鉢。
今回使ってみて初めてわかったんだけど、
これって海色が+1で土色が+2、陽色が+3ってなってるのね。
しかも効果時間が短い…。(T.T )
今の調理ランクがまだ7だから、
今回は土色のマンジェリコの小鉢を準備。
ここまで揃ったら、後はひたすらスピーディに調理するだけっ。
もはや高級菓子 |
できたわ。バウムクーヘン。
でも、2人分の船をいっぱいにするくらい材料を用意したのに、
たった155食しか焼けなかった…。
やっぱランク10料理ともなると、
材料集めからして過酷なのねぇ。
~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~∽.*.†.*.∽~
わたしがバウムクーヘン焼きに精を出していた頃、
交易レベルが20になったわたしに、
相棒(の2ndキャラ)が1隻の船を用意してくれました。
…どうしてそんなにサービスいいのよ。
てゆーか、いつの間にそんなに造船ランクを伸ばしてたのよ。
まぁ、いいわ。
で、その船が何かと申しますと、
交易レベル20となったわたしが乗れる船といえば、これでしょ。
ピンからキリまで |
そう!
ピンはピンでも、商用ピンネース!
高い帆走性能と積載能力を兼ね備えた憧れの船。
いや~、
のんびりまったり過ごしてきたわたしも、
やっとこの船が乗れるレベルになったのねぇ。
これで通算9隻目の船。
こんだけ物が積める船なら、
次のアフリカ(インド?)遠征では、
もっともっと稼げるようになるでしょ。
真っ赤に燃えた |
そして船のカラーリングは、いつも通り真っ赤に。
服に関しては、
最近は赤に対するこだわりもなくなってきたんだけど、
船はやっぱ赤くしないと落ち着かないわね。
赤い帆に赤い船体、メイデンの紋章、そしてセイレーンの船首像。
うん。
わたしのクリムゾンサイレンはこうでなくっちゃ。